うらみち#11

 お兄さんが寝違えたその日にそこを酷使する収録が集中する話その他。今までもそうだったんだけど、本編とその直後のアイキャッチで二重に笑いを取りに来るのズるい。というわけで、今回もやっぱり楽しめましたという話。なんのかんの勢いが持続したなぁ。

5秒で#10

 身内の、敵と意外な関係にあった意外な人の裏切りで重要人物を殺られたが…の巻。そのメインの部分、回想シーンが最初のチラ見せ程度で勿体をつけていたから、次回あたりに詳細にやるのかも。リーダー設定についてはやはりといった感じだが、さらなるミスリードかと言われるとそのへんはないと思ってる。どうせ主人公がやられたら話が終わってしまうし、主人公がやられないとなると、もう一度サプライズをやる必然性もない。そのへんは限界かなという気はするがまぁこればかりはなんとも。逆に敵のリーダー設定がまだ明かされてないからそれに関しては不気味かも。
 ストーリー的にはあんま想定外のこともなく、とくに情勢が大きく変わることもなかったんだけど、退屈することもないしよく保たせてる感じ。

精霊幻想記#11

 先生の結婚式前夜と当日。終始ニヤニヤしながら視聴してた。これ、完全に昼メロフォーマットやんけ。しかもヒキは卒業。でも割と略奪シーンはいろんな作品に拝借される割に、元ネタの映画のほうはなんつーか、ドロドロの展開なんだよな。
 まぁフツーに考えて、先生の結婚相手は外患誘致をして王家をハメたという展開なんだろうが、OP映像にはあんま悪玉とも思えない騎士団長とのバトルシーンがあったりと、先を読むのはそう単純なことでもない感じ。

たんもし#11

 助手が忘れていた記憶を取り戻す話。バトルシーンのすべてが陳腐で、オイ!やる気あるんかとうんざりしてたら、いちおうサプライズはあったという。前回一旦自分も作者のミスリードにのっかる形にはなってたが、基本そこはかとなく感じてたうさん臭さはそれなりにも違和感として間違ってなかったということにはなるわけか。ただ、これよくわからんのは、原作のテキストではどうなってたんだろうな?。

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 アニメだと確かに視聴者に判断材料は与えられてたということになるわけで、自分が途中で気が付かなかっただけと言われたらそうなんだが、原作でわざわざ髪と瞳の色を明示してたのかどうか。助手と名探偵の間にアリシアというワンクッションを置くだけでなく、やはり助手と名探偵の間にヘルというワンクッションを、それも別人として偽装させてたというのはアイデアとしてなかなかよく考えたなとは思うんだが、テキストベースだと読者にそれと気づかせないよう判断材料を与えるって細心の注意がいるしどうなってたんだろうなという。逆に今回アニメーションではバトルシーンが空回りしてると自分が感じたのとは別に、テキストだと案外違和感なくポエムの応酬がなされてたんじゃなかろうかとも思うワケで。ただ、構成としてアニメのバトルシーンの陳腐さは狙ってそう描写してたようにも思えないし、とはいえ、あそこで助手がスマートに動いてもらっては困るわけで(気絶してふと目が覚めた拍子に昔のことを思い出すというシナリオなので)、今一釈然としないものはある。
 しかし、こうなると新探偵?の、何物にもなれない自分が何者かになろうとするあの切望ってミスリードのための偽装材料だったっての?。まぁ最初っから胡散臭いものとは思っていたんだけど、それならミステリとしてのギミックを取り除いて、作者がこの作品を通じてどんなメッセージを読者に投げかけているのかよくわからんといったところ。娯楽だからそんなの最初っからないとと言われてしまえばそうなんだが、このような仕掛けが面白いでしょってだけでは、ふーん、それで?というだけの話だし、デウスエクスマキナではないが、神と同様なんでもできる能力を持たせてくれてるんだったら、もう以降なにも驚かないよってなもんで。ただ、次号予告によるとサブタイからそのへんも示してくるのかなって感じではある。おそらくアニメ版最終回だろうし。


海賊王女#6

 とりあえず各勢力の思惑をサラッと上っ面を撫でて、主人公がさらわれたあとのことを落ち着いて整理する回。うーん、天叢雲剣の件でずっこけた。三世紀云々でハァと思っていたのだが、要するに、これ、各勢力が欲しがる宝なるものがあって、それらが集められているエデンなる場所があってそこを目指すってことらしい。上述の剣の荒唐無稽さからちょっとぼんやり考えていたんだけど、ジャンヌダルクの史実はディテールを尽くしてるのに、この雑さは、要するに、そういう伝説級のデマをまき散らし、何かを引き寄せるエサとなってるってことなのかな。忍者なるものはむしろ武家社会がもたらしたもので、朝廷の密使的なというのも、これええんかいなと思ってしまうものの、まぁ別にこの物語が近世世界の再現でもなかろうし、あんまツッコんでも仕方がないのではあるが、それにしても突飛な設定で面食らう。
 しかしなんだな、忍者なんて目的集団なんで、座標を手に入れたといっても、いちおう宝のカギは依然主人公が握っているのであって、そのへん別に座標は座標で報告するのは当然としても、有力なカギを掻っ攫われたのだから情報収集するってことで隊を二つに割って捜索に充てた…でもかまわないのに、派遣部隊として目的意識がバラバラで、何仲間割れやってんだみたいな。こう、任務が最後まで達成されるように、普通任務の詳細については隊員全員が共通認識を持っていて、例えば不慮の事故で誰かが倒れるようなことがあっても残りのもので任務を遂行できるよう臨機応変に対応できるようになっているべきものでは?。石の秘密を探るために行き先を全会一致という民主主義的手法をとっていた…というのは象徴的ではあったんだけど、なんつーか、民主主義的であるということを重要視しすぎて共同体が全滅してしまったら本末転倒なので、それで、構成員の意見が割れたときに集団はどのように処理すべきか…というのを今回示したってことなんかねぇ。仮にそうだとしても議論を尽くすという要素とか、最終的な集団としての判断の下し方があまりにお粗末な感じはするんだけど。

ぼくリメ#10

 未来転送後の会社で、別部署担当の新作がトラブル続きにあう話。社会人描写のほうが断然面白い件について。奈々子の歌諦めなかったという展開もそれなりに涙を誘うものの、おそらくタイムトラベル学生生活編がなくても、十分楽しめると思う。学生時代のモテモテハーレム展開とかおそらく作品の質を上げる方向に作用してないんじゃなかろうか?。とはいえ、前にも言った通り、萌え展開フォーマットはメタ構造仕立てという意図があると思うのでこれはなんとも。
 人気イラレのキャラデザが目玉だからそれ抜きでは魅力が半減というのもわかるんだが、なんつーか、イラストレーターの競争はそれはもう掃いて捨てるほどの世界なわけで、今や1タイトルに複数のイラストレーターを目玉に入れるというのも珍しくないからよくわからん感じ。ただ、プロデューサーの言ってることは一般論としては正しくて、まず、ソシャゲはそもそもサービスとしてヒットする確率が小さくて、ユーザーからの興味が惹けなくなったらそれで終わってしまうということ。城プロやウマ娘のようにサービス延期でもなんとかなったもしくは大ヒットした例はあるけれども、海岸で一粒の砂を見つけるのにも等しい感じ。グラブルイラストレーターの個性を引き出すというよりは、むしろ統一感を持たせるために個性は殺させてそれでヒットしたのだから、これも成功例はあるとはいえ、おそらくイラストレーターの原画チェックが途方もなく工数かかると思うんで、やっぱこれを標準と考えるのはちょっと無理かなといったところ。プロデューサーの言ってることはキツいんだけど当然のことだし、ディレクター以下現場も頑張っているんだけど、それらがうまく噛み合わない*1こういう展開は学生生活編と比べたら社会人にとっては共感を呼びやすいんじゃなかろうか。 
 まぁわからんのだけども、主人公がもう逃げないって主旨の発言をしてるところからすると、自分が一番懸念していたもう一回やり直しというのもなさそうで、なら、主人公が嫁や奈々子、鹿苑寺を呼び寄せて彼らが輝く機会を用意して再起動って展開なのかねぇ。

マギレコ2#7

 友人を救うためのバトル。テーマの主張はゆっくり目なのかな。お互いがつながり合う必要はあるが、各々も強くならんといかんよねみたいな流れのように見えたが、基本は浪花節。激情に流れていくが、足場を踏み固めながら進んでいるわけではないようなのでいろいろ不安定なように見える。

かげき#11

 文化祭の演目に予科生の出番が臨時に増え、オーディションを行う話。各キャラがロミジュリの役柄に入り込んでいく様はおもしろいのだけども、大局で見たらやはり単純成長モノ、学園生活紹介みたいな感じ。よくできてはいるが自分がわざわざ特筆すべきところはないといったところ。

現国アニメ#11

 内乱終結、外患もついでにポイの巻。うーん、隷属の首輪なる便利アイテムで解消かぁ。陸軍の大将も考えあってのこととされていてエクスキューズも大概にせえよって感じ。主人公に残虐云々言わせてるんだから、ちゃんと対応させなきゃ。はっきりいってその残虐さは内乱ではなく腐敗貴族の処分に使えば済むことジャンというしか。うーん、極力読者に死の恐怖による忌避感を避けた…というか作者自身が作品に残虐性をまとわせる勇気がなかっただけだとは思うが、いちおう処理ができたことは確か。先の大戦でも侵略してきた日本に対抗するため張学良が反逆して蒋介石を監禁して国共合作を成し遂げたが、蒋はその反逆に対し、国共内戦で台湾に逃げ込んだ後は張を一生軟禁したらしいが、それに当たるとでも考えた方がよいのかも。
 んー、あと2話かぁ。ほぼこの内乱のエピソードがクライマックスだろうから後は話をまとめて終了なのかな。2話あればそこそこのことはできるんで、サプライズがあってもオカシクはないが。それに戦後処理もあるだろう。大臣と一緒に逃げた姫様を擁立して話の分かるもの同士でこれから協力関係ってことだと思うが、早い話傀儡ではあるよな。姫様はまぁ、日本の自民盗みたいな役割って感じ。

艦これ、E2-1輸送クリア

 もうダメ。なにがいかんかというと、寝落ちばっかすること。資材獲得遠征も全キャンセルして、道中支援も決戦支援も有りでやってるから、なんか無駄に時間を過ごした感じが半端ない。

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 E2-1なのだが、やはり基本はぜかましさんとこの編成を参考にした。ただ、自分は秋月型のサブがそこそこいるので、空襲マス対策に秋月を投入。コマ子もサブがいるので千歳甲の変わりに使う手もあったのだが、万が一のことも考えて温存。
 前のイベントで、空母棲鬼は魚雷CIを打ち込んでも撃沈しなかったから、上二隻の処理はムリだと断じてA勝利狙いでTPをできるだけ稼ぐというぜかましさんの方針は納得。あと、退避してでも進軍して少しでも稼ぐ方針もその通り。退避を使えば大破撤退はそんなにない感じ。ただ、本当に基地航空隊と決戦支援だけで四隻撃沈を狙うことになるのは、なんかゲームをやってる気がしない。そのためもあってか次頑張って出撃しようという気になかなかならず、そのうち寝落ちというパターンが多かった。砲撃戦では案外上二隻をバンバン狙うので、それまでに下四隻を処理する方針も成程とは思った。ちなみにドルニエ誘導ミサイル付きはあんまり命中率が良くない感じ。アニメ演出でどの艦を狙ったのかわかるようになってるから、だいたいの感じがわかる。ミサイル演出が先行しても実際のダメージ表示はタイムラグがあって、ほかの空襲の結果と同じタイミングで表示されるから、最初は戸惑った。
 予定では本日は全部E2-3攻略に使うつもりだったのだが全然進んでない。どうしたものか。

城姫クエスト、順当にヒノモト無双準決トナメ敗退。

 実は準決では仲間登録をしてるユーザーさんと組み合わせで当たることになったので戦々恐々としてた。で、すばやさが上回ってたから運が良ければ自分の攻撃順で相手のユニットの数が減り、有利に進められるかもと少しは期待してたのだが、一撃の威力が違ってた。で、一回戦負け。最終戦は仲間登録してるユーザーさん同士が戦ってた。
 あと、サブ編成も条件に合わせてないとステータスがガン減りさせられてる感じ。手抜きでお任せ編成してちゃダメってことだろう。

*1:っつーかイラレの原画遅延がすべての原因

アクアトープ#10

 奇跡体験をウリにしようとするが…。元アイドルも復帰の目が出てきて擾乱要因が混ぜられてきた。というか、閉館まであと一週間ほどなんだな。割とカレンダーは見せてくれてたので、着々と時間が進んでいるのはちょっと意外。サザエさん時空ではないが、もうちょっと緩急をつけてくるのかと思ってた。しかし仮にイベントが成功したとしても、それで閉館が取りやめになるには、タイムオーバーしちゃってんじゃねぇのという気はする。というかあと一週間ならむしろ感謝イベントとしての閉館セレモニーの準備をやってる段階では?。閉館日までは展示を続けなきゃならないから、施設内の整理は閉館後になるとは思うが、この分だとその処理は淡々と進むのだろうか。そういや天城ブリリアントパークも期日を決めてその日までに目標達成で継続かどうかみたいな流れだったと思うが、未達だったらその時点で即日閉園だったっけ?
 なんやろ、閉館自体は待ったなしだと思うんだが、館長代理の行き先だよな。なんか新設の水族館にという話だったりするんだろうか?。ただ、彼女は水族館だったらどこでもいいんじゃなくて、この場所一本槍だしな。しかし、こうドラマ自体は動いていながら、なんつーか、こう真綿で首を締めるような展開なのがじわじわくる。先が読めそうで読めないのがもどかしいのだが、このもどかしさがよくできてる。

迷宮ブラカン#10

 迷宮に閉じ込められたことが判明し、何とかしようとする話。迷宮内の環境を整えるのが、地球環境を意識してるのか、職場環境を改善するという意味なのかよくわからんかった。世界を救うというミッションが課されている以上、地球環境云々もそれなりに考えられているのだとは思うが、正直唐突。ただ、迷宮の住人達、すなわち魔獣だとか怪物たちは、自分たちの生活の場を採掘会社に今までさんざん荒らされてるわけで、これ、よく考えたら、今まで採掘会社がやってきたことって、大航海時代からの欧米列強が世界中を植民地にして荒らしてきたのと相似形なので、主人公たちがやってるのはその償いのような記号が課せられているのかも。本当にそうならなかなか深みがあるというか。

はめふら2#11

 キース誘拐編決着。うーん、ナニコレ?。今回魔術でキースの居場所を探って途中警備に阻まれるものの、それもあっさり退けて即辿り着いて謎の力発動で闇の魔力も解除。ストーリー展開からするとよく言われるところの一本糞シナリオどころの話ではない。
 ただ、あの闇の力を解除する謎の力発動は、あれ、どう考えても聖女のあり方なので、カタリナが恋愛に無頓着なのはおそらくそれゆえだからだろうと思ってたら、ちゃんとソフィアが「カタリナは誰のものでもない」と言語化してくれていたので親切というしかない。今までカタリナは人たらしと称されていたのだけども、物語上の役割としてはそうではないというお話。思えばカタリナは彼女以外のメインキャラを全員救ってきてるのだから、救われた人たちは信仰の対象としてカタリナを敬愛すべきであるし、救世主の側は本当は救った人たちから何の見返りも求めない…というのが宗教上のセオリーなのだが、あいにくここは乙女ゲームの世界なのであって、そこで一番プレーヤーが最高の栄誉として受け取るものは男キャラから恋愛対象として見られること。本当ならカタリナが貰うべきものが錯綜していることを示すためにラストの攻略完了というセリフがあったのかな。
 しかしこれだと3期ありそうな感じ。ジオルドとキースを攻略したということがわざわざ示されたということは他のキャラも攻略するんでしょと思ってしまうし、今回登場した悠木碧声のキャラも再登場がほのめかされてる感じ。今回前半でジオルド、後半というか終盤でキース攻略を描いたんだったら、次期はアランとニコルに、他のエピソードも混ぜてシリーズとしての体裁を整えて〆のような気がする。ただ、今回のキース編のように、ストーリーがそれはもう単調なので、本当に続きやるの?という感じはする。
 カタリナのあり方も同じことの繰り返しなんで話が膨らんでいかないし、深みもないんだけど、ただ、第一王子の婚約者に目をかけられているということは、彼女が象徴的に変身する余地を残していると考えられるので、個人的にはそれを期待したい。ただ、その話をやっちゃうと本当の本当にシリーズが終わってしまうよね…とは思うのでなかなか望むべきもないと思う。
 あんま今すべき話なのではないのかもしれないが、聖女の魔力は万能ですとの対比が面白くて、あちらは魔力の発動が聖女の個人的な恋愛感情が原動力であって、それで人を救済するシーンがファンタジーなのに対して、こちらはカタリナには恋愛感情がなく、人を救済するシーンが具体的に表現されているところ。あちらはどう考えても宗教的な考え方が基盤にあるはずなのに宗教を描くことから逃げているわけで、こちらはもう最初っから宗教要素は除外されていて、でも宗教に頼らず一個人がプラグマティズム的に人を救うとはどういうことかについて描かれていて、どちらがリアリティを持ってますか?と言われたら、断然こちらのほうが説得性がある。いやだって、あちらはわけもわからず魔法が発動して欠損が解消されるって夢物語だし、こちらは精神的に参っていたらどんな言葉をかけてもらえば元気をもらえますか?という話なんだもの。全然勝負にならないと思うよ。

楽園追放

 なんか期間限定公開されてたので。さすがに最近ではそうでもないのだが、一時期アンジェラのイラストが散見されてた頃があって、気にはなっていた。まぁよくあるSF無頼モノで、アイデア自体はそう珍しいものではないんだけど、それでもドラマ主体というよりは割とハードSF寄りで、エンドロールを何とはなしに眺めていたらニトロプラスとあり、脚本は虚淵とあってなぁるほどと。SF部分もハード寄りとはいえ、丁寧に説明されてるので観客置いてけぼりってわけでもない。フルCGでこれはさすがに今となっては古臭さが感じられるが、メカ部分はそれほどでもない感じ。アンジェラはクライマックスのバトルシーンで少年向けアニメのヒーローっぽい表情になるのがちょっとクスリとさせられる。ミサイルの動きはそれっぽいと思っていたのだが、やはりエンドロールではアドバイザー的立場で板野の名前が見えた。
 劇場版という割にはスケール感が足りない気はするが、かといって地上波っぽいチープさはないからそのへん中途半端。シナリオにはストレスを感じさせる要素は減らしてあるように思うので、とくにダれることもなくスーッと流れていくとは思う。
 ただ、グレッグイーガンの順列都市以来の人間の意識を電脳化というのは、前にも述べたと思うがよくわからんところで、仮にデータ化できたとして、それらはコピー可能であり、そこに本当に人間の意識らしきものは再現できても本質で違うのではという気がしてる。例えばコピーして元データを消去したところで、それで意識を転送できたのかと言われると違和感がある。仮にそれが人間の意識と同等だったとしたら、元データを消去したら、それは一つの死を意味するのでは?と思ってしまう。何のかんの言って、人間の意識というものは生物としての神経系に依存している部分が多いんじゃないかと思うが、そのへん自分が確たるものを持ってるわけではないので、そのへんはなんとも。結局人間が作り出したものを利用して人間を再理解しようとする行為そのものなのではという気はするので、もっとテクノロジーが発達して現在のAIよりもっと進化したものが発明されたら、それを使って人間とは?という問いが再度投げかけられるだけの話なのかもしれず。


ピーチボーイ#11

 サリー達と魔女の馴れ初めの話。おそらく#7直前のエピソードだと思う。おー、予想が当たったというか、やっぱ時系列錯綜はちょっと個人的に把握がしんどい。そういやこの金髪シスター、その後連隊長に助けられるんだっけと遡ってたら、そういやミコトに助けられてたんだっけと再確認して自分の記憶力も衰えたなぁと。サリーが和解だと息巻いてたが、シスターのその後を視聴者はわかってるわけで、まぁある程度達成されたのかもしれないが、一筋縄ではいかんかったもしくはうまくいかなかったというのが予想される。
 だいぶラストに近づいたが、正直評価には困ってる。テーマ設定も悪くないし、リアリズム(リアリティではない)の表現としてもなるほどなぁと思いつつも、視聴者としては若干混乱させられていて、なんか振り回されてる割には密度は大きくないなぁといった感じ。良いところと悪いところが両方あるから、だったら平均して出来は中庸かと言われると、それもなんか単純な感じなんだよな。ラストですべてが繋がって完成度が高まるのかもしれないが、連載は続いてるのでその可能性はあんまりないかなぁといったところ。


艦これ、E1クリア

 といってもE1-3に5回出撃しただけ。

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 ボス前マスでなぜかこちらがカスダメ連発で大破艦が出て、退避艦がいるにもかかわらずラスト酔いどれの連撃で終了。報酬はこのイベントで特効を持つ、特別なフルマーとイタリア基地航空隊機。E1は今までと違って割と難易度高めだが、甲報酬が欲しいのなら甲クリアのために準備してきてるでしょ、初めて数か月のユーザーは三式弾程度で倒せるよう作ってあるから高望みするな程度の作りだと思う。
 しかしE2から地獄と聞いていて戦慄してる。しかもE3-2が今回の難関らしい。で、E2-3とE3-2が共通札らしいので、ここでアクロを切るのが現段階でのセオリーっぽい。E3-4はネルっちとヲー様かな。ボスより道中が酷いらしい。


城姫クエスト、ヒノモト無双予選トナメ突破

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 いちおうトップで勝ち抜き。最終戦敗退でも準決トナメに出場できることもあるし、かえってその方が準決突破しやすい印象があるので、予選トナメで優勝したら準決は負けそうな予感。最初はイベント編成をそのまま放り込んで、あとで修正するのを忘れたらそれはそれで仕方がないと思っていたのだが、運よく思い出して編成を組みなおして再登録。特技組むのを工夫しようかと思っていたのだが、もう単純にLv150になってるのをポンポンと入れ込んだだけ。先週は条件無制限だったけど関西系の城姫で組んだら初戦敗退。ままならんもんである。

チート薬師#10

 筋肉増強剤らしきものと、遺伝子組み換え薬。まぁいつもどおりナンセンスなお話。というか筋肉増強剤、数時間で効果が切れて元通りとか意味ないのでは?。
 うーん、ここまで主人公の異世界転生の経緯は無し。こうなってしまったら因縁があったとしても今この世界で楽しく生きてるから前世とか振り返る必要もないだろうし、このスタイルが軌道に乗っちゃってるから、やっても今更感なのかも。
 もふもふの百面相がなんかじわじわ来る。なんかもう主人公も幽霊も、もふもふをペット扱いしてるよな…。というか主人公と幽霊もどちらかというと恋愛期をとっくに過ぎた夫婦って感じだし、

ジャヒー#1~5

 四畳半もの。主人公が落ちぶれた魔族なのはちょっと前から今ドキあたりのスタイル。そういや昔はたらく魔王さまを視聴したなぁと思ってちょっとggってみたら、なんと2期製作らしい。よくわからんのだが、公式サイトに詳細な情報がなかったので、昔2期製作が決まって公式サイトで発表したがその後立ち消えで、サイトだけがむなしく残っているのかとおもいきや、発表自体がごく最近らしい。もう1期視聴してた人たち忘れてるだろ…。
 でもこっちは主人公は魔王そのものではなく、No.2らしい。#1を見た段階だと、絵柄からしてドタバタコメディなんだろうなと思っていたのだが、たしかに体裁はそうなのだが、どうも様子がおかしい。アニメ特有のテンポ感がなくて、なんかギクシャクしてる。それで最初のうちは、これ、アニメ制作にスタッフが慣れてないとかそんなのかと思っていたのだが、確信こそ持てないものの、おそらくわざとこうしてるような気がしてる。
 まず、ほとんどのシーンで笑えない。コメディなんだから、視聴者に笑わせてナンボと思うのが普通なのだが、シナリオ自体がキャラの行動のおかしさを笑い飛ばすというものになっておらず、主人公にギャグ調のアクションをつけているものの、彼女の抱えてる問題は実はシリアスそのもの。
 ただ、主人公に正義の属性が持たされてないから、これ、おそらく社内政治を駆使して役員にまで上り詰めたが、会社が倒産してしまい、ホームレスにまで落ちぶれた中高年あたりのメタファーなんかなという気はする。社内のだれに権力があるかを読んで、仕事上は誰に話を通して根回しすべきかみたいなことには長けているけど、業務内容自体に関してはスキルを積み上げてこなかったから、いざ会社が倒産すると転職先がないということになる。なまじっか倒産前の会社ではマウンティング上等、贅沢な暮らしになれていたから、いざ転落するとプライドだけが高くて周囲にはまともに相手にされない層あたりが想定されてるのでは…?。主人公は貧困生活をしてはいるが、貧困層かといわれると、貧困層特有の上昇志向の無さや無気力とか危機感の欠落あたりは全く見当たらないから、たんなる貧困層の成り上がりモノではないと思う。
 かつて一億総中流と言われた日本も、今や中流層が全くいなくなり、程度の差はあれど、かつての中間層は少数の小金持ちとそれ以外の下層民にわかれてしまったわけで、中流から下流に落ちぶれた日本人も多数いるし、今小金持ちの連中は、なまじっか過去の中流より贅沢な暮らしになれてしまっているから、格差拡大中の競争社会で転落するとまさに気持ちの上ではこの作品の主人公のようになりかねない。まさに洒落にならない時代に突入してるからこそ、コメディで笑い飛ばすような作りにはしてないんだろうなという気がしてる。

城姫クエスト後半戦始まる。

 参式のサムネで顔出ししてた城姫サリーの全身像公開。

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 そういや城姫ミコト…男なのに姫とは…は、課金姫だから持ってないと拝めないという。あと、今更気づいたのだが、城姫ミコトと城姫サリー、彼らはあくまで吉備中山城もしくは楯築城なのであって、ピーチボーイリバーサイドのミコトやサリーではないのだから狂戦士モードは実はオカシイのでは?。
 しかし、討伐がしんどい。一期のサリーノーマルレイドボスですら手持ちのデッキではLv30でワンパンできなくなってきたし、二期サリー参式強レイドボスはLv20でワンパン不可になってしまってる。今回は課金ガチャ姫の特攻倍率がいつも通り15倍16倍なのに対し、前回の課金、もしくは報酬城姫の特攻倍率がそれに次ぐ2.5倍と、8倍特攻姫が設定されてないのが原因かも。自分の手持ちのデッキで、助っ人に課金姫を呼んでも与ダメは70万ほどで、もう全然出ない。これが課金姫を呼ばずに殴ると与ダメが40万と途端にガタ落ちするから助っ人は更新を繰り返してでも課金姫を呼ばざるを得ない。でもこの課金姫もよくわからんのだが、今提供されてる四体のうち、途中参戦の岡山[卯]だけは借りると与ダメが150万ほど出る。ステータスや特攻倍率が他の課金姫とほぼ変わらないし、特技も特筆するほど強いというワケでもないからなんで?みたいな感じではある。ちなみに、ちょっと奮発して今回ばかりはガチャチケをバラ撒いてみたのだが、

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 SSR10連を、ミコト登場時2回、岡山[卯]登場時一回引いてみたがまぁ引けない。

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 これはミコト登場時の、SR以上レア10連、レア10連、SSR11連*1。まぁSSR10連ですら排出確率は0.2%だし、レアガチャはさらにそこから十分の一になるからまず引けないと思っとくべき。課金ガチャは排出確率が上乗せされているが、それでも10%だから簡単には入手できないと思う。


 最初のうちはみんな結構走ってたようだけど、火力が出なくなったせいか、休み明けで若者が去ったせいかわからないが、順位的にはそれほどしんどいという位置づけではなかった。一期終了時、自分が八千万程度、1000位の人が一千万程度だから、参加者自体はがた落ちってわけでもないようだが、やはり様子見して撤退というひとがいたのだろうか。

追記

 なんかオカシイと参式ノ儀のフィルター設定を見直すと、なんか変な条件で見られなくなってた。そういや前々回報酬城姫の神指城が参式ノ儀に現れないから、これもなんかオカシイとは思っていたんだよ。いちおう妙な条件をフィルターから外すとみられるようにはなった。あっぶねー、神指城は期限過ぎちゃうところだったよ。

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*1:基本はレアガチャなのだが一枚だけはSSR確定というもの