楽園追放
なんか期間限定公開されてたので。さすがに最近ではそうでもないのだが、一時期アンジェラのイラストが散見されてた頃があって、気にはなっていた。まぁよくあるSF無頼モノで、アイデア自体はそう珍しいものではないんだけど、それでもドラマ主体というよりは割とハードSF寄りで、エンドロールを何とはなしに眺めていたらニトロプラスとあり、脚本は虚淵とあってなぁるほどと。SF部分もハード寄りとはいえ、丁寧に説明されてるので観客置いてけぼりってわけでもない。フルCGでこれはさすがに今となっては古臭さが感じられるが、メカ部分はそれほどでもない感じ。アンジェラはクライマックスのバトルシーンで少年向けアニメのヒーローっぽい表情になるのがちょっとクスリとさせられる。ミサイルの動きはそれっぽいと思っていたのだが、やはりエンドロールではアドバイザー的立場で板野の名前が見えた。
劇場版という割にはスケール感が足りない気はするが、かといって地上波っぽいチープさはないからそのへん中途半端。シナリオにはストレスを感じさせる要素は減らしてあるように思うので、とくにダれることもなくスーッと流れていくとは思う。
ただ、グレッグイーガンの順列都市以来の人間の意識を電脳化というのは、前にも述べたと思うがよくわからんところで、仮にデータ化できたとして、それらはコピー可能であり、そこに本当に人間の意識らしきものは再現できても本質で違うのではという気がしてる。例えばコピーして元データを消去したところで、それで意識を転送できたのかと言われると違和感がある。仮にそれが人間の意識と同等だったとしたら、元データを消去したら、それは一つの死を意味するのでは?と思ってしまう。何のかんの言って、人間の意識というものは生物としての神経系に依存している部分が多いんじゃないかと思うが、そのへん自分が確たるものを持ってるわけではないので、そのへんはなんとも。結局人間が作り出したものを利用して人間を再理解しようとする行為そのものなのではという気はするので、もっとテクノロジーが発達して現在のAIよりもっと進化したものが発明されたら、それを使って人間とは?という問いが再度投げかけられるだけの話なのかもしれず。
ピーチボーイ#11
サリー達と魔女の馴れ初めの話。おそらく#7直前のエピソードだと思う。おー、予想が当たったというか、やっぱ時系列錯綜はちょっと個人的に把握がしんどい。そういやこの金髪シスター、その後連隊長に助けられるんだっけと遡ってたら、そういやミコトに助けられてたんだっけと再確認して自分の記憶力も衰えたなぁと。サリーが和解だと息巻いてたが、シスターのその後を視聴者はわかってるわけで、まぁある程度達成されたのかもしれないが、一筋縄ではいかんかったもしくはうまくいかなかったというのが予想される。
だいぶラストに近づいたが、正直評価には困ってる。テーマ設定も悪くないし、リアリズム(リアリティではない)の表現としてもなるほどなぁと思いつつも、視聴者としては若干混乱させられていて、なんか振り回されてる割には密度は大きくないなぁといった感じ。良いところと悪いところが両方あるから、だったら平均して出来は中庸かと言われると、それもなんか単純な感じなんだよな。ラストですべてが繋がって完成度が高まるのかもしれないが、連載は続いてるのでその可能性はあんまりないかなぁといったところ。
艦これ、E1クリア
といってもE1-3に5回出撃しただけ。
しかしE2から地獄と聞いていて戦慄してる。しかもE3-2が今回の難関らしい。で、E2-3とE3-2が共通札らしいので、ここでアクロを切るのが現段階でのセオリーっぽい。E3-4はネルっちとヲー様かな。ボスより道中が酷いらしい。