うらみち#10

 いつぞやの浜辺ロケのお披露目&炎天下の夏の公園で冬のロケ。どうせ裏返しにしただけでしょと思ったら、案外暑さがうまく表現できていて彼らの苛立ちが良く伝わってきたというか。あと、熊雄の回想シーンの猫、猫はメタファーでおそらく生々しさを避けるために人間を置き換えただけよね…。今ドキの東京だと箱入り捨て猫はスグに保健所が確保するだろうし、そもそも飼い猫をわざわざ人通りに捨てようとしても監視カメラがそこら中にあるから元の飼い主を特定されるんで、事象自体がそもそもありえないというか。


精霊幻想記#10

 復讐の目的地にたどり着いたが、そこではかつて世話になった成長済みのロリ先生が意図に沿わぬ結婚をさせられそうになっていたという話。ロリ先生はOPとED映像の存在感から主役級の見せ場があるとは思っていたんだけど、この展開はよくわからん。そもそも主人公がロリ先生に恋心を抱いていたという描写でもなかったような気はするし、ロリ先生は正直よくわかんないのだが、主人公は転生前に将来を誓い合ったぐらいの関係性の女性が既にいるわけで、それがED映像あたりだと今回の主人公専属の精霊として転生してるとでもいうのなら、なに?、三角関係にでもするの?みたいな。仮に主人公がロリ先生を解放できるとして、結婚するとかそういう話にするの?…。とにかく、今のところ違和感のほうが強くて戸惑ってる最中だが、これ、展開後はなあんだかもしれないのではあるのだけれど、今までのと毛色が違ってるからアレなだけで、結構楽しみな感じではある。でもあと2話なんだよね…、どうすんだか。

5秒で#9

 共同体どうしの潰しあい続き。んー、なんか面白く感じてきた。どうせ俺たちの戦いはまだまだこれからだENDだろうが、ここにきて各キャラの生き様が輝いてきたという感じ。なるほど、これを示したかったんかなと思うが、確かにストーリーとしての帰結点は意味がないのだとすると、別に途中で終わっても構わないということになる。人のために戦うことも、裏切るということも、自分が生き延びるという至上命題のもとではすべてが相対化されるということで、各人がそれぞれ持たされていた能力スキルをどう生かしていくかは結局自分が責任をもって決断するしかない。その時に他人と共闘するにしろ、そこには独自の判断が求められるわけで、何が正しいとか間違ってるとか全部に当てはまる都合の良い答えなんてありえないという主張なんだろう。
 アニメ制作側が何をもってこの作品を選んだのか、そのへん本当のことなんて推測に過ぎないんだが、検察警察裁判所を抱き込んでどんな犯罪でも治外法権やらかしてる層を見る限り、もう現代日本は公正な司法なんて期待できよう筈もなく、自力救済を常に念頭に置いてないと弱者は奪われるだけという構図がはっきりしたので、この作品をチョイスしたというのはなかなかの判断だという気はする。弱者は弱いがゆえに群れなきゃならないのではあるのだけども、そこで判断を丸投げしたところで、それすら自己責任。騙される方が悪いといわれても騙す方が悪いのは揺るがないが、だからといって誰も騙す側を断罪してくれないし、自分でものを考えて最初っからすべてを疑ってうまく立ち回れってことなんだろう。

ルフレレイド前半、結局るいるい四枚目とった。

 炭酸収支に見合うかどうかはわからん。

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 とりあえず三枚目は確保しとこうと走ったら、フルマカ+8で金鍵二枚目は引けた。で、その時の順位が2500位程度。で、前半終了30分前に確認してみると3200位程度。四枚目はリングで取るという選択肢もあったのだが、ちょっと頑張ってみることにし、テープを一枚剥がす毎に順位を確認すると、最初のうちはそんなに順位が上がらなかった。2800位程度だとひっくり返されるだろうと、結局チケット一枚目を過ぎて+3で2500位程度に上昇したので、とりあえずテープは一枚出しておいて万が一はそれを叩いてそれでも抜かれたらあきらめるかぐらいで様子見。結局2700位程度で終わったっぽい。
 うーん、後半どうしようか?。おそらくフルマカからの余剰分で、後半連勝フルマカすれば5000位以内はほぼ確実だし、後半はフルマカで獲得できる金鍵で二箱目は引ききれると思うので合計三枚は皮算用できるのだが、四枚目は2500位以内だから、ここからさらに順位を上げなきゃならない。正直なところ炭酸消費を抑えたいので欲はかかないつもりだが。どうしても3MExのために四枚目が欲しけりゃ今度こそリング交換かな。

たんもし#10

 アイドル救出エピソードの後に時間が戻るの巻。名探偵の遺産をめぐって各キャラが動いているのだが、よくわからん。そもそも助手には名探偵の遺産に興味がない感じで、それを探してたシャルは肝心の今話のクライマックスには全く顔を見せず、新探偵を盾にしてる悪役は状況把握もせずとにかく理不尽を押し付けるだけ。そうやって意識をワザと逸らして触れずに要素を浮かび上がらせる意図があるんだろうが、視聴者として名探偵の遺産にあんまり興味がない上にシナリオとしてこの態度だから正直どうでもよいというか、今回の新探偵に言わしめた何者かになりたい自分も、これで二度目なんで今一物語にノれない感じ。新探偵については欲しがってるだけで、何かを掴もうと格闘してないから、これも上滑りしてる感じ。なんつーか、何者かになりたがってる若者に寄り添ってるつもりだろうが、こう、自分が若いころにはまだあったと思われる、未来に対するなんらかの明るさも今はないし、何者かになるその具体的なものが何らかの椅子だったとしたら、ではその椅子に座れない他人の夢なり希望なりを奪うことになるのであって、競争社会な状況だと仕方がないのではあるが、いや、椅子取りゲームそのものの構造のとらえなおしとかしないの君たちみたいな。だって大局的に見たら同じ志を持つ者同士がいがみあう構造じゃん…ってなもんで。で、他人から何物も奪わなくて、何かになれるの?という。作品中の新探偵は何か努力をしてるようにも見えないし、中途半端な努力だったらタダのワナビーだよとも思うから、なんかメッセージとして甘っちょろいというか甘やかしというか。
 まぁ結局心臓移植されたように錯覚してるだけで実は…という可能性もないわけではないんだろうけど、一応前回自分が懸念してた名探偵は実は生きてましたという展開はさすがになさそう。最初の数話視聴した感じはイケると思ってたんだけど、正直今は見る影もないところまで堕ちてる印象。

艦これ、いちおうイベント海域に出撃はしてみたが

 まだE1-2まで。

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 E3が開放されてもまだユニットの海域配置がよく決まらん。重要なポイントはE2とE3の最終ゲージっぽい。アクロはサブがいないからE2に出すのが正解か、E3に出すのが正解かわかりにくいが、どうもE2っぽい感じはする。E3はネルっちにヲー様などの特攻艦タッチで、空母は制空箱だと赤城のような5スロ空母なんかね。
 大発駆逐はちょっと間違ったっぽいが、戦車とカミ車のセットが使える駒が案外少なくてこの配分が困る。睦月型も当然総動員っぽいが、ぜかましさんとこを参考にE1攻略したところ、さっちん、ふーみぃ、みっかをちょっと間違えてしまった。E1は札2枚で、後半戦がキツいので大発カミ車を後半に二枚持ってくようにするのがミソっぽい。当然睦月型だけでは足らないので、自分はやはりぜかましさんとこ参考に霰を投入。現段階ではまだ記事がリファインされてないようで、E1に出撃したユニットとE3に出撃したユニットが大被りしてるから注意。
 今回のE1は、激ムズというほどではないのだが、初心者にとってクリア可能かと言われるとちょっとしんどい感じ。大抵の攻略サイトさんでいわれてるが、戦車とカミ車は改修が進んでないと集積地を燃やせない。★Maxですら集積地を燃やすためには、戦車2カミ車1もしくは戦車1カミ車2の最大倍率でも、二回攻撃を当てないと燃やし尽くせないから、改修値が足りなかったら何度も出撃させられると思う。段ボールや士魂だと倍率が稼げないから集積地が燃やしにくくなってしまうのは、通常海域の6-4でもそうなので、案外つらいものがあると思う。戦車とカミ車の★Maxが2セットあったらそれなりに勝負できそうな感じではある。


 いちおう本日東急任務完了で、一式陸攻任務が出現したので消化後、二機目のドルニエ改修更新。ひとまず航空機関連は一段落。
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ルフレレイド前期、金鍵SRで難儀。

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 一枚目は30連/100で出たからまずまずと思っていたのだが、結局フルマカでは出ず、チケット一枚目に突入中。チケット二枚目までには出そうだが、なんか現段階で2000位付近まで近づいてるから、3000位ボーダークリアして四枚目を目指した方がよいのかねぇ。るいるい今回は構図もいいんだけど、特に推しガールでもないしどうしても欲しいカードでもないんだけど、ここまで来たらもう一声の微妙な煽りに引っかかってるというか。
 そういや手の届くところに293がイベント報酬として来てないのが不穏。今月来なくても来月には来るんだろうなという気はするが、まず対抗戦かなぁ。ハンターは最上位に来てたし、カリスマは昨年最上位に来てたから、タイミング的にこれらのイベントで再登場は可能性が低いんじゃないかと。

ぼくリメ#9

 11年後に飛ばされた主人公、その間の記憶もなくプラチナ世代たちがアーティストとして花開かずにしょぼくれてしまったことに後悔の念を新たにするの巻。うーん、やっぱり雑。前話で鹿苑寺が去ることになって主人公は激しく後悔してたと思うのだが、あのイベントがあってなお、シノアキとナナには何の反省もなくとにかくクリエーター魂を押し殺させて製品を作ってたとか考えにくい。まぁ鹿苑寺に関しては課題映像作品であれほど自分のシナリオにこだわっていたのに、いくら金策とはいえ同人ゲームを作るときには見本ゲームのシナリオを見せられて戸惑ってはいたものの、素直に主人公の指示に従ってたのが不自然と思っていたから、ゲーム完成時の物別れも実は唐突としか思ってなかった。あと、いくら後で才能を開花させるだけのものがあったにせよ、同人ゲームを最初に作るときにはまだスキルが上達してないし、彼ら彼女らがなにか世に訴えかけたいという情動があったとも思えない。自分に才能があるかどうかもわからず、海のものとも山のものとも知れぬ同人ゲーを半信半疑で作っていて、それで売れたんだから、あの時点ではいくら主人公のガイドがあったとはいえ、初めて半商業的に自分の作り出したものが売れて他人に認められるという経験をしたんだから、そこでなにかしら手ごたえを感じていてもおかしくないんだよな。
 自分に溢れるような創作意欲があっても、それが世に認められなければ自分の実力はそんなものかと落胆もするし、まだまだ未熟だから精進しなければならないと考えるものもいれば、世の中間違っとると考える人もいるだろう。で、売れないからもうモチベーションが下がって創作活動をやめてしまう人も多いわけで、本当に主人公のあの方法が必ずクリエーターを潰すものとも限らない。強烈な個性を発揮して売れる作家もいれば、ひたすら世に迎合して売れる作家もいるのだから、そんなの単純に一般化できないでしょってこと。本人がよっぽどカネ持ちであって、他人にどう思われようと自分がいいと思ったものしか作らないという恵まれた環境にいるんだったらともかく、それで他人からカネをとって飯を食っていくんだったら、自分が表現したいものと世間が求めるものとのすり合わせを何らかの形で行わなければならないワケで、一概にどっちがどうとは言えないと思うんだがなぁ。で、若いプラチナ世代はそもそも世に訴えたいと思うほど何か表現したいものが元々最初っからあったの?って話。途中でこうしたい、修正したいってのは、スケジュールが押してるときはよっぽどのことがない限りその場では遠慮して、次の作品の製作会議だとか、ブレーンストーミングの際に言えばいい話でしょ、とにかく最初はゲーム作りを一通り体験するということが重要なんだし…という感じ。

かげき#10

 運動会始まって終わるの巻。ファンも呼んでるんだからそりゃ運動会ですらステージだよなという。キャラ紹介が終わったと思ったらあと3話。あとから追っかけたのでなんか手持無沙汰な感じ。

マギレコ2#6

 ボスまでの途中。場面場面は動いているように見えるんだけど、基本主人公が妹の友達に会いに行く途中でしかなく、今までの主張の再確認がメインなので、間延びしてる感じ。かといっていろんな要素を入れ込むわけにもいかないだろうからここはおとなしく待つのが吉かも。

現国アニメ#10

 内乱開始の巻。なんのかんのいって楽しみではあったが、まぁ内乱で主人公が負けると話が続かなくなるから結果は見えてるというのは前回述べた通り。戦況推移も作者のさじ加減一つだからあんまり気にしても仕方がない、が、なんかツッコみたくなる要素は結構ある。まぁそのへん打ち上げ花火でもぼんやり眺める気分でいた方がよいとは思う。
 墨俣の一夜城はセリフにもあったし、でもまぁツーバイフォーは上手く絡めてはいるんだけど、さすがに大砲には負けるだろうぐらいかな。空軍の兄ちゃん相手は、あれ、オスマン艦隊の山越えだろうし、203高地に28㌢砲据え付けての旅順攻略もミックスかねぇ。オリジナルもあるんだろうけど、ここはむしろ戦史を引っ張り出して元ネタを読者に探らせる方が楽しめるとはいえる。
 うーん、ただねぇ、これだけ戦力が双方わかってる状態だとあとは情報戦なんだろうね。となると、戦艦を引っ張ってくるってのはさすがに相手にバレるのではとか、建材を運ぶのも斥候がいたら丸わかりなのではという気はする。まぁそのへん常軌を逸する判断で相手が驚きましたというのをカタルシスにしてるだろうから、これもやっぱりツッコむだけ野暮かな。
 次回の答え合わせで楽しみなのは、反逆者が首チョンパなのかどうか。勝利条件をつくって相手を追い詰めないようにしてるから命まで取らないんだろうなどうせ…という感じだが、せめて他国に亡命して二度と母国の土を踏めないようにしないと、反逆者に対しての態度が生温いとなると、国民が言うことを聞かなくなるんだよね…。主人公も軍師と相談してる際、残虐な行為云々といってるから首チョンパも可能性として残されてはいるんだけどね。

海賊王女#5

 石の秘密を探るためにオルレアンにまで行くが…。主人公の放浪癖は前にもあったことなのに学習しねぇなぁといった感じ。あと、石の秘密を探るための行き先選び、主人公の言う通りに動かないんだったら他にアテがあるんだろうかと思うので合意形成のシーンも余計な描写。アメリカさん向けのウケる絵面なのかねぇ。クランチロールだし、日本向けがメインというより欧米メインとか?。男のキャラデザがおおきなおねえさんむけっぽいと思っていたのだが、全世界向けだと考えるとあんま性差を気にはしてない感じはする。
 しかし海賊が待ち受けていたのもよくわからん。こっそりあとをつけていったにしてはそれっぽい描写はないし、先回りしたにしては行き先は行き当たりばったりで決めてたからなんでわかってたの?とも思うし。何か所かの予想地点があって、アタリをつけて待ち伏せってことなのか。
 エルドラドといえば黄金郷のことだろうから、カネまわりの話か。ならやっぱり帝国主義とか資本主義批判みたいなもんだろうか。

はめふら2#10

 キースが誘拐されたことが一行に明らかになる話。うーん、お話し的に大したことはやってないんだけど、それなりに楽しめる。よくわからんのだが、これ、おそらく下手にミステリ仕立てにしてないからなのかな。前にカタリナがソラに誘拐されてた話も、結局最後唐突に救出されていたが、謎解き部分をすっぱりあきらめて、人間関係描写に注力するという方法。とはいえ、今回長男の婚約者がいろいろ探ってるから、カタリナ誘拐回より一行が努力してるので、まんまデウスエクスマキナとはならないっぽい感じではある。闇の魔法については、個人的にどーでもよいと思ってるのだが、なんかのメタファーになってるんだろうか?。
 結局カタリナと他キャラとの関係性を徐々に発展させてきてるから、そのへん単純な繰り返しとはちょっと違ってるっぽい。その発展もなんらかの階層に辿り着いて特別な関係性を築く結果となり、それが他キャラとカタリナの関係性に対する武器のようなものになるんだったら、それはそれで面白いと思うんだけど、長期シリーズになるだろうし、あんま劇的な変化を読者も望んでるかどうかもわからんしで、よくわからんところ。更なる続編はないとみるのが順当だが、基本関係性も大幅に変わらないし、成長もほとんどしないしで、大局でみたら単調だとは思うんだが、楽しさとかの演出で良く乗り切ってるなとは思う。

俺100#21

 クエストの内容が地域的な村ではなく村人の全滅を防ぐというものにならざるを得なくて、魔物の襲撃で命からがら村の外に脱出する話。まぁそんなに多数のキャラを帯同させると関係把握に、視聴者が困ると思うんで、村長と娘、子供三人にしぼったのはなるほどではあるが、思い切ったなぁという感じ。キャラの配置が権力勾配を表していて、単なる脱出モノではなく社会的軋轢を浮かび上がらせてるのはなるほど。今回ゲスト側のメインヒロインはコブ付きだし、さすがに主人公モテモテの展開にはならなさそう。
 しかし、2クール目のエピソードはこのクエストで終わりそうだが、なんか物足りない感じ。離島のオーク殲滅戦でのドラゴンの復活云々も後々の伏線だろうし、カハベル退場でそれを埋めるだけの要素がちょっと足りないなと思ってるから、割と次が楽しみなんだけど、これも続編はないかも。わりと好きなシリーズなんだけどな。

迷宮ブラカン#9

 アイテム屋の手伝い。世界を救う一連のエピソードのはずだが、やってることは決心をする前とあんまり変わってない。いちおう主人公の周辺キャラは仲間意識ができてきて、運命共同体として行動を共にしていくってところなんだろうけど、自分が当初この作品にとにかく強く生き抜けというメッセージ性があると思っていて、自分以外の他者をどっちかというと道具として利用するところに現代日本の殺伐さをよく表現してると評価していたので、なんかちょっと力が抜けてきたというか。いやまぁ物語上のミッションが大きく出てきたので、その達成には個人だけの努力ではすまなくなってるので、こういう流れ自体は正しいのはわかるんだけど、言語化できなくて申し訳ないがどうも自分にはしっくりこない。今、なりを潜めてるっぽいが、かつてはアリたちに組合運動っぽいアジテーションをして手下にしたというのも、結局自分のための手駒にするためであって、決して本当にアリたちの幸福とまではいわないまでも、少なくとも身内としての何らかのこだわりがあったようにも見えないんで、いくら世界を救うといってもいったいどういった心境の変化なんだよ、こんなの主人公らしくない…という違和感が拭えない感じ。物語上、仲間の運命まで引き受けるという要素と、仕事上の部下のマネジメントという要素の喰い合わせが悪いというか、それが場面場面の都合で主人公から唐突に出てくるからどうにもピーキーに感じてしまう。
 まぁ以前の主人公のあり方に少し戻ったから若干持ち直したかなという気はするが、先行きどうなるか不安、まぁ大外しはしないんだろうけど…みたいな感覚。

ピーチボーイ#9

 轟編の結末。魔女とサリーが知り合いみたいだし、また時間が飛んだりするのかな。視聴者にはスメラギの態度を見せてるから構図がはっきりしてる。これ、そうしなかったほうが物語に深みが出たのではないかとも思うが、時間跳躍を繰り返すんだったらこうするより仕方がなかったのかも。しょぼカレみてると終了予告出てるけど、変則2クールじゃないとすると結局構図を示して終わる可能性が高いね。
 しかし、鬼の側の共存派とやらにその気がないとすると、サリーたちの前途は多難というか、まぁ無理じゃねとしか思えないのはもう多数の視聴者に示せてると思うんだけど、ではラストまでに何を見せるつもりなんだろ?。わかりあえないことがわかったからといって、だからサリーたちが鬼を全滅させるようになるとは思えないし、それでも鬼と共存すると言い張るのであれば、鬼の側にどうやって協力者を作るの?ということになる。目鬼は角を失ったからせいぜい仲介役にしかなれず、鬼の側に共存したいという勢力を一から作らないといけないのは、今回の轟の顛末を見たらまぁそうねぇといった感じ。
 それでもなお、主張し続けるっていうのなら、結局それは実現不可能なサリーたちの夢物語に周囲が振り回されるだけで、彼女たちの自己満足のために犠牲がどんどん出るってことだよね?。それもまた日本の縮図と言えなくもないんだけど、事実は小説より奇なりとはよく言ったもので、日本のリベラルと称される方々、もうキレイごとで周囲を振り回すというより、それで名を上げてカネ儲けや利権を得る方便でしかないと大衆は薄々感じ始めてるからねぇ。

ひぐなく卒#11

 大石編の顛末。どうも前回のほうが需要度が高く、今回は前期の辻褄を合わせようとするぐらいであんまりは。おじがゴルフクラブだったっけか、圭一と打ち合いをするのをどうまとめるのかと思ったら案外変更部分が少なく済んでた。わざわざ児童相談所にかけあうエピソードをねちっこくやる必要もないのではと思っていたけど、なんやかんやで因縁をうまくまとめていたかなといった感じ。

アクアトープ#9

 新造水族館から研修生が来るの巻。ラストまでその新規水族館が沖縄にできることがわかんなかったのでちょっと驚き。元々ある水族館がやってけないから潰れるというのに、どういう客のアテがあって新しく作るのかよくわからん。縄張りというワケではないが、在来の水族館が潰れるんだったら基本的にその周辺含めて集客力はないとみるべきなんだが、その新しい水族館がなんか新機軸でも打ち出して絶対に客を呼べるという見込みでもあるんかいな…。というか、沖縄、海洋博水族館があるというのに、ポンポン水族館を作れば物珍しさに開館初期だけであっても客がわんさか押し寄せる土地柄なのか?。
 しかしゲストキャラ、おそらく再登場の機会はあると思うんだが、研修途中で物別れのまま帰ってしまうとは思わなんだ。こういうストーリーだとなんらかの得るものがあったとか、何のかんの和解しましただのでエピソードをまとめるものなので、思い切ったなぁという。個人的には実は好意的寄り。まぁどうせ後で和解なりが待ち受けてるんでしょとは思うし…。
 まぁ大抵の視聴者にはわかってると思うんだけど、カードゲームをしてる子供、あの水族館で見るべきものは見つのあとで、では飽きたからもう行かないではなく、あの水族館が居場所として機能してるということだよね。現代だともう個人の暇な時間をどうマネタイズするか?がビジネスチャンスとして争奪戦になってるわけだけど、わざわざ自分の時間を水族館での滞在時間や行き帰りの時間を費やしてまでなのだから、いくら年間パスポートで余分にカネを払わずに済むとはいえ、そこまで引き付けるってなかなかない。そのへんの、説明しすぎないあたりが良い塩梅。このあたり、理解が及ばない視聴者向けに説明過多になる作品多いんだよね。実はこれでも主張しすぎとは思うんだけど、そのへんはまぁ。

城姫クエスト、コラボイベント始まる。

 ランキング争いが激しい流れは続いてる感じ。キャラの扱いは、サブキャラが武将でかなりユニット化されているのと、ミコトとサリーはシナリオを読む限り、ゲストとしてアニメキャラが登場してるのと、彼らのそっくりさんとして城姫クエスト独自の城姫化されてストーリーを繰り広げてる。ちなみにミコトのそっくり城姫は吉備中山陣城でこれはガチャ特攻姫、サリーのそっくり城姫は楯築城でこれはなんと報酬新城姫。
 ちなみに、二人とも進展前はおだやかなのに、

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 最終進展だと
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 狂戦士モードのグラフィック。まぁどっちが強いかを考えると納得ではあるんだけど、とはいえこれはしかし…。

チート薬師#9

 池にピクニックに行き精霊と知り合う話。今回あまり薬は主役ではなかったというか、魚をおびき寄せるなら撒き餌でいいだろとか、脱毛剤は現実にもあり、そりゃそーなるやろとは思うが、育毛剤の効果が瞬間的でこれはさすがにファンタジー
 精霊が某アニメのダ女神そっくりだとか、とはいえあっちは根拠のない自信にあふれているのが、こちらの精霊はひきこもり体質なのが相違点。そりゃありえんだろという要素が少なかったからストレスは少なかったが、その分シナリオに力強さはなかった感じ。もふもふが薬を勝手に飲むのを金輪際やめるといっていたが、本当にそうか?。トラブルメイクをしてくれなきゃ話を膨らませにくいと思うんだが。セリフの一言で以降完全にそうなるとも思いにくいが。

うらみち#9

 ぐっずやWeb部門、職場の飲み会など。今回も何かと笑えた。キャラの振る舞いも関係性も変化しないが、自分よく飽きもせず楽しんでるなぁ。

精霊幻想記#9

 復讐の旅路に出発する途中、妹分に会いに行くが…の巻。これもなんやかんや楽しんでる。うーん、なんだろ?、ネットで「復讐は何も生まない」の変種に「自分が幸せになることこそが一番の復讐になる」なんてものもあって、自分はそれもおためごかしだなぁと思っているわけだが、この点に関してもこの作品の主張は頑なに復讐優先。主人公、故郷に帰って身分もアレだし、人にも好かれ告白もされてそこで幸せに暮らしたらいいジャン…なのだが復讐優先だし、獣人族の村でも、もうひとかどの聖人ぐらいの扱いで、妹分はともかく、一緒に住んでる三人の少女からも慕われて誰を選んでも拒まれそうにないのにやはり復讐優先。まぁそりゃ周囲の厚意に甘えて復讐を忘れて幸せに暮らしましたとなれば物語にならないのだからそれはそうだが、プラス思考になりゃメデタシメデタシになるのを敢えて暗い方向にもってくのだから、まぁなんとも。現実社会だと自分がいじめられようとパワハラを受けようとほぼ反撃できることにはならないのだから泣き寝入り状態が蔓延してるわけなんだが、自分が幸せになればオッケーなんだったらそういう作品が支持されていてもおかしくない。でも物語に何かを求めている人たちは、復讐より幸せになるよう気持ちを切り替えていきましょうとは決してなってないと思う。
 なんつーか、この作品、エピソードはどっかで見たようなものの組み合わせだし、でも上記のような主張の力強さがあって、個人的にはなぜ惹かれてるんだろうと思う。転生前のこともきれいさっぱり忘れているのかと思うぐらい今まで触れてこないし、でもそろそろこれから触れ始めるんだろうなとは思うが、でもそれで物足りないと思うほどかと言われたらそうでもない。原作者なろう出身のようだが割と物語の作法を心得てる人なんかなという気はしてる。アニメとしてもキャラデザはマスコットのような可愛さ重視で、胸を盛ったり揺らしたりもしておらず、主人公のハーレムぶりをみたらどう考えてもおとこのこむけご都合主義だと思われるのに、そういうエロ要素が極力取り除かれて、おい、ターゲット層スルーかよと思わなくもない。単に失点がないだけの作品としてこの作品を評価しているわけではないと思ってるんだが、いろいろ考えても自分でも惹かれる要素が言語化できない…というかコレだというのが見つからないのはちょっと不思議な感覚ではある。

5秒で#8

 中立の団体に協力を持ち掛けに行き、満を持してバトルが始まるが…の巻。勝利条件のキモであるリーダー登録をさらっと流し、相手方のリーダー格が前線に特攻してくるあたり、もしかして各団体のリーダーは今までの流れでそう思われてる人ではなくミスリードされてるのではとも思うが、そのへんはなんとも。ずっと言ってる通りやはり心理戦の部分は目が離せない感じ。これもこっち側は弱いものが群れる話なんで、そのへんのメッセージもいろいろ期待したいところ。まぁ開始早々ボロボロ殺されてるよね…。

カノジョ#8・9

 金髪ツインテの猛攻を受ける話。OP・ED映像を見てたらこれ三股になる展開だろうと思っていたんだけど、もしかして金髪とは対立したままなんだろうか?。同じくOP・ED映像に出てる紫髪も途中参戦するのかもと思っていたんだけど、これも動きは現段階ではなし。ただ、紫は赤髪ロングの友人のまま終わってもおかしくない感じではある。なんか先入観があってそれで判断して油断してたらいかんなぁと反省した次第。
 全体の構成はやはりお笑いのボケツッコミの繰り返し。ただ、先行きの分岐が怪しくなってきた時点で、このテンポ感に慣れたのか楽しくなってきた。とはいえオモロイと思う領域ではまだない感じ。終盤でもしかして面白くなる可能性はあるかも。

マギレコ2#5

 マギウスという組織が大作戦を開始するの巻。今まで雑にOP映像を流し見してたんで気が付かなかったのだが、黒江は今期の重要キャラらしい。現段階だと先の展開がわからないよう情報量は抑制してるし、バトルシーンが多くなると、その分テキストが薄味に感じてしまうねぇ。