はめふら#7

 転生前のお話と試験でダンジョン攻略の話。前回でもそういう場面があったのだが、主人公一部のキャラに恨まれてるという描写があるので、そろそろ足踏み展開に入りそう。ただ、ちょっとどうなるのか読めない感じ。まず、この恨まれてるって状況も破滅フラグの1つであるということ、カタリナ、今まで人間関係で順調なところを見せてきたが、もしサロンの人気者という立ち位置を獲得したいのなら、この恨んでる相手も包含する必要があること。
 で、メタ構造の話をすれば、ゲーム世界もしくは今いるこの物語世界がいわゆる物語のお約束という構造を脱却できないのであれば、カタリナが悪役を放棄したおかげで、誰かが悪役をやるようにキャラの役割の組み換えが起こるということ。今の所、元のゲームではカタリナが悪役の元締めだったようなので、彼女が従えていたその他諸々の悪役の誰かが出世してカタリナの肩代わりをやらされてるみたいな流れのように見える。ただ、この作品が、物語の成立のために必ず悪役が必要で、カタリナが逃げた以上その役割を誰かがやらされざるを得ないという構造をもし明示したいのなら、それはおそらく善玉のキャラが転落するという形で示されるはずなんで、その線は薄いとは思ってる。
 でもまぁ難しいところで、今までが今までで、悪役が善玉に変化することで、ゲームのメインキャラがすべて救われるような展開になっており、これ、もし物語世界がゆるやかであっても現実世界を仮託しているものであったら、個人の心がけで世界は改善するという主張なのかもしれないし、今の所そういう形になってる。メアリやソフィアを助けることになった初期のエピソードでも、別にいじめっ子を追い払っただけで追い詰めることはしてない。だが、カタリナはただ生き残るために一生懸命であるというだけであって、別に弱者の気持ちを慮っての善意の行動を自覚して行っているわけではないから、そのへんはまぁ。ただ、カタリナがメインキャラに好かれるのも、構造として負の感情と対照的であるからなのであって、そのへん損な役回りというのは誰かが引き受けなければならないということから逃げられないような気はするんだよね。
 なので、この作品、その部分をどこまで引き受けて描写するかしないかはまだ不透明であって、そういう意味からちょっと先が読めないなというワケ。あと、ソフィアが主人公の前世での友達あっちゃんだとして、あっちゃん、主人公と同様死んじゃったの?という疑問もあるが、まぁそのへんは今の所あんまり重要ではなさそう。

アルテ#7

 アルテが自分のベニス行きと引き換えに寡婦を救う話。フィレンツェと並んでベニスはあの時代の中世自治都市では代表格なので、そもそもベニスの貴族がアルテを招聘って段階で、これは行く流れだとか思ってたのだけども、まだまだ修行の身というセリフで、なかなか地に足をつけた描写にするんだなとか妙に感心してた。正直なところあの時代の職業観とか自分はわかっていないので、修行の旅というのも1つのあり方ぐらいに思っていて、たとえ一人前になっていなくても見聞を広めたり他所の指導を受けることでスキルアップすることもあるんじゃね?みたいな感覚だったというか。
 寡婦のルザンナの件は、これもよくわからんというか、旦那の実家もルザンナの親方の工房もフィレンツェにあって、なんでシエナに住んでたのとか、シエナで暮らすのならシエナで食ってく仕事も展望もあるだろうに、そんなに急に大金が必要なのかとか。身重の女が徒歩であってもたとえ馬車でも一人旅は辛かろうに、そのへんの連想部分に頼って結構話端折っとるなという感覚。まぁ順当に考えてアルテを単純にベニスに行かせないためにこう引っ張り回す要素のひとつなんだとわかるが、まぁそれに加えて現代のシンママに重ねてる部分はあるんだろうなと。今回の話を見る限り、結局寡婦寡婦のまま生きていくためには他人(今回の話だとアルテ)の犠牲が必要で、現代だと社会制度がなまじっかあるために見えにくくなってるけど、本来シンママで暮らしていくのは昔も今もしんどいことに変わりがないんだから、その他人の犠牲にもっと考えを巡らせよう*1よみたいな。
 しかしなんだな、今まで割とハガレンでいう等価交換の構造を示してきて、まぁそれが中世の価値観でもあり、現代にも通じるところではあるんだろうけど、例えば前回のアルテが職人仲間に認められるのは、決して女性であっても一人の人間だから平等に扱われるべきとかいうお花畑でなく、ちゃんと男の職人と負けず劣らずの努力を示すということを描いているわけで、一方的になんらかの理想が認められるって形にはなってない。で、アルテも寡婦の支援のお願いをするからには、相手のお願いも聞く必要があるということを自明として受け取っていて、ではルザンナがアルテその他の支援を受けたのだからそのお返しも当然あるはず。金銭的な等価交換は、片務的にすることで読者に考えさせる構造になっているんだろうなと思うが、それとは別に物語的にはバランスを取る必要があって、それが後からルザンナから形あるものとして示される*2かもしれないし、もしかするとアルテがフィレンツェに残るよりもベニスに行ったほうが良い経験ができたみたいな形で回収されるのかどうかはちょっと現段階では不明だが。

*1:今回はルザンナが寡婦になったのは不可抗力であってそれを見るに見かねてという流れになってたが、では何の考えもなく結婚して何の考えもなく子供を生んで何の考えもなく離婚して負担だけを社会に押し付けようとするのはオッケーなの?

*2:レオとのキューピッド役なのがそれかもしれないし

かくしごと#7

 お題はアシスタントと犬を飼う。ネタの展開の仕方は久米田節そのものといった感じ。物語的に進展はほとんどないんだけど、まぁこんなもんかなと。

新サクラ#7

 隊長が戻ってきて報告はいいんだけど、また物語本筋から飛ばされるの巻。うーんやっぱりテーマは和なんだろうなという。誰の料理を食べるか?で順位をつけずみんな一緒とか、抜け駆けデート阻止で一人の突出を防ぐ…からのクラーラ同伴で抜け駆けではなかったという納得感。まぁお約束といっちゃぁお約束なんだが、なんでそういうのがお約束になったのかというと、そりゃ中央集権を嫌う日本人の感性の現れだろうみたいな。
 しかし浅草凌雲閣、十二階だと思ったんだが十三階という表記だったな。ここは東京府であって東京府でないということなのかね。

波よ#6#7

 主人公が階下の住人に「また」迷惑をかけてしまう話。まぁさすがに殺人事件の線はないでしょとは誰もが思っていたと思うんだが、自分、アレほどミナレがドジなのをわかっていて、原因自体他にあるんだろうなとか何の考えもなく流していたから、ちょっと呆けてた。主人公の両親も出してきてなにやら追い詰め感があるのだが、そのへん割と人間ドラマの部分をなぞってるとかそんなの?。話の展開がラジオというよりはテレビのバラエティみたいな構成になっててそのへんちょっと気になってたが、まぁあんまり深く考えもせずぼんやり眺めてたってのが正直なところ。っつーか、蔵王にかもしか温泉、本当にあるんだな。

リスナーズ#7

 ここでアベ批判が出てくるとは思わんかった。最初サイドストーリーやるんだなとぼんやり眺めていて、ロンディニウム?と引っかかって、特徴的な集合住宅のデザインみて、あー、これロンドンのことなのねとか妙に感心してたんだけど、こう警察に当たる組織が貧乏人を攻撃しだしてたまげたというか。まぁアベ、コロナ禍に乗じて火事場泥棒やってる最中だし、コロナ禍以前にも大阪地震のおりには大手マスコミ呼ばずにローカル報道局を1つだけ呼んで記者会見やったことにした加計なんかでもあきらかだし、数々の自然災害でも国民を見捨てるシーンばかりだったわけで、これ、別にコロナなくても十分アベ批判だということが伝わる。
 正直この作品、社会問題を特定のイシューについて言及するんじゃなくて、こう一般化してざっと述べるぐらいなんだろうなと思っていたから、ちょっと前の、のり弁描写ではスポットで批判を入れたんだろうなと言う認識だったので、意外も意外。葬送のシーンでも先の大戦の戦争責任者(アベはまぎれもなくその直系の後継者なので)への痛烈な批判もあって、アレ?、これこんな作品だったっけ?みたいな。

自転車パーツ、クランクをポチる。

 タイトル通り。もうリングとアームがセットになってるやつを買おうと思っていたのだが、そちらのQfac150㍉以上で、ちょっと迷って保留にした。で、かなり前からウィッシュリストにいれてたQfac145㍉のアームと、それとは別途で36Tのチェーンリングをポチる。これで11-50Tカセットで一番軽い倍率で0.72、11-42Tカセットでは倍率0.85になる。0.72は、今組んでる自転車の中ではBMCSL01に入れてる40-26T&11-36Tの前26T後36Tの組み合わせに近い。ただ、この0.72を使う機会があるかというと、和歌山かなんかに乗りに行ったときのことを思い出すと、確かに使った記憶があり、楽なんは楽なんだけど、こんなに軽くなくても良いと思ったようななかったような。11-42カセットはビジュアル的にもこんなものかといった許容範囲で400㌘程度、11-50カセットは驚くようなビジュアルで600㌘程度なので、そんなに軽さを求めてるってほどでもないが、11-42Tで済むならそれに越したことはないとは思ってる。

八男#7

 武芸大会で各人思うところがあったというお話。そういやOP映像で大斧をふるってるピンク髪キャラまだ登場してないんだな。というかそれもまさか妾になるとか?。
 主人公が弁当作るって世間的にはどーなんかなと思うのだが、冒険者予備校時代の友人あたりだと貧乏当たり前の状況だったからアレはアレで構わないのかな。しかしまぁ、この作品、主人公がそもそも八男という設定で、貴族の末弟がどうやって生き残るかというのがテーマだったし、家は継げなくてもやはり仕官その他で生き抜くってのが予備校メンバーの至上命題だったわけで、エリーゼたんの登場でそのへん忘れがちなんだけど、今回の主人公の兄たちの結婚あたりからも、やはり厳しい世の中どう生き残っていくかがこの作品に通底するテーマなんだよな。となれば、もう既に大量の失業者を生んだこのコロナ騒ぎで割と価値を上げた作品になっているような。婿入り結婚も妾もホント冗談じゃない世の中になってしまったという。そもそも主人公が貴族の生まれってのも恵まれ設定過ぎねぇか?と思わなくもないんだが、これまた既得権益層に生まれなきゃ生き抜くのがそもそも難しいというか、あまりに厳しい世の中は貧乏人がいくら努力したところで太刀打ちできないってのがこのコロナ騒動から得られた結論でもあるわけで。そういった意味では、やはり貴族に生まれ、魔法の才にも恵まれ、師匠の人間関係にも恵まれた主人公よりは、その予備校時代のご学友たちのほうがより一層視聴者に寄り添ってんじゃねぇのみたいな。そのへん今回の話期せずしてより一層時代性を感じさせるものになってしまってるという。

プランダラ#17#18

 ジェイル組の未来への帰還とリヒトーのその後。主張自体ははっきりしてるんだけど、色んな要素にフェイクがかけられているというか、こうズッポシそのものを指し示すのではないのだけど、そういうズレた要素を多数組み合わせることで描きたいもの自体は結構明確に浮かび上がるとかそんなの?。まぁそりゃ殺さない軍隊ってのが、日本の九条だとか自衛隊なんかのメタファーなのは明らかなんだけど、では本当に九条や自衛隊がそうか?と言われると、やっぱそれそのものではない。九条では紛争の解決手段としての戦争は放棄してるが、専守防衛としての軍隊までは否定していない。そのへん人殺しはやらないまで突き抜けてはいないんだけど、理念としては重なる部分が多いので、まぁ視聴者でそのへん誤解してる人がいるはずないでショみたいな。
 そういう感じで、人減らしが主目的の廃棄戦争も、アレ?、人減らしがガチで主張されてる戦争あったっけ?と思うと、それはないんだけど、どうなんやろな?といろいろ調べてみたのだが、そこで気になったのは度々言われてる300年前って史実ではどうなっていたのか?とちょっとggってみたら、今から300年前の1720までの直近の日本の歴史では、ちょうど江戸幕府が始まってからその時期まで結構な勢いで人口が増加しており、その後から人口は平衡状態に達してほとんど変化していない境目に当たる。確かにその時期の日本のテクノロジーではそれ以上の人口を抱えられるだけの農業生産ができなくなっているのではあるが、ではそのときに人口が停滞するきっかけとなった事件、ちょうど廃棄戦争に当たるような劇的な出来事があったのか?と言われると、それはない。
 しかし、こうなんといってよいのか、日本がもう加工貿易というシステムをうまく回すことができなくなり、外貨を獲得して国民が豊かになれなくなって、では外国から搾取(というほど外国との貿易が第三世界を食い物にするほど厳しかったわけではないが)ができなくなって、特権階級が、ではその搾取先を国内に向けて、まず日本を搾取側と非搾取側に二分化した国内植民地構造を中曽根内閣のときに始動させた…ということを知ってる人にとっては、もうアルシアとアビスが日本のメタファーであることは明らかなんで、あー割とこの人自民盗批判を隠さないんだなとちょっと感心しながら視聴してた。自分この2話を連続して視聴したんだが、#17を視聴した直後は、これ、救済の物語なのかなと思っていたのだが、#18で社会構造批判を臆面もなく主張してきて、次号予告ではお遊び回のようなので、これは全2クールというスパンでみたら、シリーズ構成としてはやはり#18が1つのクライマックスだったんだなと。
 しかし、1つ気になることがあって、それはシュメルマンの立ち位置。アルシア成立までの彼は、胡散臭い雰囲気を醸し出してはいてもセリフや演技を聞く限り善意の人という演出としか思えないんだよな。口ではキレイ事を言っていても本心ではせっせと自分の欲望を実現してほくそ笑んでるとかそんな印象はないというか。なので、現在の彼のあり方は、どういう変化によるものなのかがどうにも見えないというか。別に最初は理想に燃えていても権力を握ると人は腐敗するものだとか、視聴者には明かされてない彼が変わらざるを得なかった何かがあったとか、こう物事が変化するにあたって彼は自分が悪人になることを覚悟したんだとか、いやいややっぱり最初っから彼の意図はそれであって善人ぶったセリフは視聴者に対するミスリードなんだよとか、もうどれがどれだか判断できないというか、いや、そういうトリックスターぶりがこの作品の持ち味でもあるわけで、黙って見てろってな感じなのだろうが。

中華サドル2つ目

 が、本日到着。昨日のは日本着アナウンスの2日後、これはアナウンス後翌日なんで結構早い。ちなみにトラッキング情報を確認すると、実はどちらも同じ日同じ時刻に中国発になってる。

f:id:corydalis:20200515123731j:plainf:id:corydalis:20200515123857j:plain
 さて、梱包はちょっと珍しくて、平面の緩衝材で包まれた商品をガムテというかプラテでぐるぐる巻きにしている構造。これ、自分が蟻特急で買い物を初めた頃はありふれた方式で、妙な懐かしさを感じる。

f:id:corydalis:20200515124511j:plainf:id:corydalis:20200515125805j:plain
 で、購入したのはもろアスチュートのパクり。アスチュートの会社名も、本家のastvteからちょっとは変化させてastuteとかそんなのに変化させているのかと思えばそんなこともなく。まぁ本家倒産しているんで、権利はあっても実際に訴えてくる実体はないのかもしれなくて好き勝手してるのかもだが、まぁさすが中華といったところ。会社のマークは、本家はゴム体の別部品を縫い付けているのだが、これはそんな手間を掛けずプリントで済ませてる。まぁ合理的。


f:id:corydalis:20200515124920j:plainf:id:corydalis:20200515125122j:plainf:id:corydalis:20200515125023j:plain
 昨日到着のと同様並べて比較してみる。自分が持ってる本家のとの大きな違いはなんとチタンレールでなくカーボンレールと奢ってること。もしかするとチタンよりカーボンのほうがコスト安いのかもしれないな。本日到着のこの中華サドル、値段は昨日のと比べて約倍なのだが、それでも日本円にして3000しない。中華だと、アスチュートだと銘打って売ってる高額めのサドルがあって、それは約1万ぐらいするのだが、それはベースまでカーボン。ベースをナイロンからカーボンにするのに7000円もアップすると考えるとそんなにカーボンの値段が安いというのも考えにくい。ただ、昨日の中華が300㌘超だったのに、これは200㌘より軽量なので、レールをカーボンにした重量上の影響は大きそうではある。ただ、レールがチタンでなくカーボンだからラッキーなのかと言われるとよくわかんない。他のサドルでもチタンレールのものはサドル全体としての衝撃吸収性がよくなり、カーボンのは硬めというのをよく見る。アスチュート、レース志向の高級品はカーボンベースのものがあったが、中級以下のモデルがナイロンベースになっているのも、実は乗り心地を柔らかくするハンモック構造の利点があるからというのをどこかでみた記憶があって、ならわざわざ硬くするメリットはないような気もするのだ。
 サドル表面の企業名の下にピラルガの文字が見えてるが、これ別に幅広版ではない。購入ページでもちゃんと最大幅135㍉と書いてあって、ピラルガではなく通常版のコピーで間違いないと思う。実際自分が持ってるピラルガと比較しても幅は広くない。クッションも硬めで、ノーズ部分が柔らかいとかそんなのもなし。ベースの形も昨日の廉価版と違っているので、レールを交換するとかベースを交換するとかも出来なさそう。使ってみたら違うのかもしれないが、触ってみた感じ作りはしっかりしてそう。昨日のと比べて本家の再現度は高いが、別にそう目を凝らさなくても本家とは別物の製品ではある。自分はおもしろがってアスチュートと同じ形のを購入したのだが、別にアスチュートと同等の乗り心地を期待してのことではないし、そのへんアスチュートの代替品として使えるか?については乗り心地を試したことがないからわからんというのが正確なところで、まぁざっと見て確認した限り別モンじゃねぇの?という気はする。

ルフレ、ハンター始まる。

 というか、昨日までのレイド、結局最終ランキング報酬で、金鍵SRの三枚目が貰えた。3500位以内で有資格なのだが、圏外に放り出されると思っていたのでなんか意外。判断難しいところだが、最上位の争奪戦だけが厳しくて、それは前半だけでなく後半も激しいのだが前半でpt稼げてない人は後半最上位争奪戦にそもそも参加してないという可能性がある。もちろん最上位関係なく前半金鍵報酬293だけが結構人気あって前半の293争奪戦が激しくて、後半金鍵争奪戦は参加人数少なかったとかそんなのかも。とはいえ後半金鍵SR、砂夜部長だし、293より人気あるはずだがなぁと思って、塩パスタさんとこ確認してみたら、1500位ボーダーは[ドキドキアンクレット]で前半1.39億後半3.54億(293は後半報酬)、[思いきり!]で前半2.02億後半5.73億(293は前半報酬)だったから、やっぱりというか参加人数どちらも多いしコロナ待機でボーダー争い激化してたという単純な話なのかも。
 さて、ハンターだが、ともだち登録してる人からお誘い受けて班に加入して参加してる。チーム組み合わせがヌルいようで、初日夜激タイム直前にはチームpt億超えてるのが今までフツーだったのに、6千万スタート。ゾーン入りもそこそこ楽で、あっさり自分の分は終了した。ただ、楽な構成だと炭酸消費が抑えられるのだが、その分ptは稼げないのでおそらく個人ランキング7000位入れなくて、ぷち三枚取りは難しそう。自分割とハンターでのぷち三枚どりがノルマに近い感覚になってきてたので拍子抜けのような感覚だが、ハーフ炭酸が払底したので今は溜め時ではある。とはいえ、やはり293専用マカロンが取れなかったのがショックで、次いつイベント報酬カード化されるかもわからないし、手の届くところに置いてくれるとも限らないしで、かなり取り逃しが精神的にダメージを与えてるのか自覚してしまってショボンヌではある。

球詠#7

 昼に更新。うーん、面白くないわけではないんだけど、今までの勢いが感じられず、どうにもノレなかった。こんな無駄なことをするのもアレなんだが、この違和感を確認するために二度見までしたのだが、どうにも決定要因というのがわからなくて戸惑ってる。もちろんセリフによる説明過多とかドラマ性が希薄だとか理由を挙げることはできるんだけど、それらは別に今に始まったことではないので。そうなんといったらよいか、今まで働いてた神通力みたいなのが剥がれ落ちたようなそんな感覚。
 話としては公式戦に向けて話の整理や準備なんだけど、そういう踊り場的な段階だから落ち着いた展開にならざるを得ないんだが、こう次回に向けて臨戦態勢みたいな緊迫感もないし、抽選会の風景を見てもやっぱり女子野球というよりは(男子の)高校野球が下地にあるのを確認してやっぱりといったところ。やっぱりついででいえば、終盤のメインキャラ(スタートアップしたときの四人)がキャッチボールするところで、別にキャッチボールをする程度で放課後遊びに行くというスタイルでも良かったが、実際公式戦に出るまでになってよかったというセリフでもあるように、これ、やっぱり娯楽としての部活動と、世間的には批判もあるがやるからには青春のすべてを犠牲にして行き着けるところまで行き着く(とはいっても描写されてるのは実際の野球部よりストレス無し無しなのだが)との対比であって、本作は後者の立場なんだよという宣言なんだろう。まぁせっかくそういう主張をするのも構わないが、特に後者は昨今のコロナ禍のおかげで意味が変質してしまったと思うのだが、それはまた別の話。
 以降、高校野球に存在する理不尽さを描くのか、それとも今まで通りヌルい精神性で行くのかわかんないのだが、この作品、構造は高校野球でキャラを女に変えてるだけというのがはっきりしただけに、その理不尽さを見せなくてなんのメッセージ性かと思わなくもない。いや別に本作あくまで紹介レベルとか宣伝の範疇なのであって、わざわざ視聴者にストレス与えてまで遠ざけることはやらないってのもそれはそれでアリではある。いちおう部員が厳しい練習に耐えているが、それはそれぞれがその必要性を納得してるからというのも美しいのではあるが、前にも言った通り、高校野球はもうガラパゴス的発展形が極まっていて、効率的なコーチングで成長できるところまで大抵はスキルが向上してしまうから、弱小チームで有効なことはもう既に強豪チームではあたりまえに導入されていて更に先を行ってるってことなんで、ではその差を埋めるのは本当に楽しさで構わないの?みたいな。タイミング的にはちょうど折り返し地点で、鬱展開というか、組織として行き詰まる描写をする時期にはあたっているから、イケイケか立ち止まるか、まぁどっちに行くか楽しみ?といったところ。っつーか、別に原作読めばわかることではあるのだが。

神之塔#4~#7

 主人公へのえこひいき成分が気にならないわけでもないんだが、個人的には大分落ち着いて視聴できる感じになってきたような。主人公のキレイ事を軸に、しかし決してそれだけでない人の欲で事態が動いていくドラマがなるほどちょっとジャパニメーションのテキストとは異質な雰囲気。まぁ今回四話溜まってるあたり、視聴を始めるまでのハードルが高いのはそうなんだけど、次から軽減されるのかねぇ。キャラが多くて顔と名前がイマイチ一致しないんだが、それでも物語上のロールで混乱するわけでもないんで、そのへん半人半獣まで混ぜたキャラデザが功を奏してると思う。

中華サドル届く

 ちょっと前に、蟻特急から日本に入ったよとアナウンスがあったサドルが本日届いた。郵便局には反映されないトラッキング番号だったのかいきなり来たという感じなのだが、実際に配達に来たのは郵便局。

f:id:corydalis:20200514122623j:plainf:id:corydalis:20200514122711j:plain
 梱包はいつもの簡易なやつなのだが、エアボリュームの大きな緩衝材だった。このへん無駄がない。

f:id:corydalis:20200514122909j:plainf:id:corydalis:20200514123128j:plainf:id:corydalis:20200514123141j:plain
 えーっと、まぁ中華としか言いようがないのだが、形はアスチュートのパクりに近い。自分フレームを注文して、マーリンでアスチュートの蛍光カラバリのサドルを注文するかとサイトを見てみたのだが、まぁさすがに無かったという。アスチュート倒産したらしく、在庫安値で大放出してたのを記憶していたのだが、結構な時間が経っていてもうどのモデルも残ってないという。なので仕方なく中華というわけなのだが、さすがにこれはまるパクではない。商品タイトルにUltralightと書いてあるが、300㌘超でそれはさすがに盛りすぎだと思うが、実は商品の諸元にしっかり300㌘超の数字を載せており、そのへん自分も確認して買ってるから全然問題ない。パルシウムに一時つけていたアスチュートを引っ張り出してきて重量を測ると240㌘ほどだが、これは本家のほぼ公称。中華はそれより重くなっているわけだが、コレなんでだろ?というわけで、

f:id:corydalis:20200514123050j:plainf:id:corydalis:20200514123233j:plain
 表裏の比較。アスチュートのやつはピラルガなので幅広いのはいちおう前提として述べておく。比較すると中華のほうが若干長い。あと、アスチュートのはチタンレールでおそらく中空。中華のレールはこれよくわからん。色はアルミっぽいのだが、普通レールにはアルミは使わない。かといって通常安物サドルに使われる鉄ベースの合金なのかどうかもわからん。素材の色合いからチタンではなさそうだが、あと中空かどうかも。中空でなければ100㌘近く重いのも説明はつく。
 あと気になっていたのがアンコの違い。アスチュートのはノーズ(先端)部分が柔らかく、坐骨が当たる(後ろ)が硬めになってる。これは実際にサドルを触ってみると明らかなんだが、中華の方はそのへん触った感じ、前後でアンコの柔らかさが変わっているのかどうかよくわからん。違いがあるようにも思うし、無いようにも思う。まぁあったとしてもその差は本家よりかなり少ないということだけは確か。まぁ値段が日本円にして1500ほどなんで、実はそれほど期待していたわけでもない。ベースは本家より組み立て用のネジが多く見受けられる。本家はこのネジがないので、そのへん接着剤で貼り付けて、ネジがない分軽量化してるのかも。
 ただ、作り自体はしっかりしてるように見受けられた。実際に乗ってないから乗り心地も不明だし耐久性も不明。


 実はもう一つ別にサドルを買ってあり、日本国内に到着のアナウンスも来てる。早ければ明日、まぁ明後日には届くんで、それも乗りはしないが比較してみる予定。

ルフレレイドもうすぐ終わる。

 後半はもうやる気がなかった。8時間ほどで♥が全回復するだけの攻コスなんで、飴や炭酸を節約するのなら日に二回ゾーン入りしてもよさそうなもんだが、後半初日に当日炭酸♥6つ分で無駄なく叩けるように調整したから日に二回入ったほかは、最終日までほぼ日に一回しかゾーンに入らなかった。で、連勝SR四枚どりのLv45まで叩いても100以上飴が余ったので、それを消費しきるためマカロン一個分まで叩いてる最中。今最後のLv60を叩いているが、微妙に飴が足りなくて、それでも当日炭酸以外の炭酸消費はもう絶対にしたくないという固い意志でぷちあわせを何度も繰り返して飴を稼いで、飴だけで叩ききったところ。まぁフルマカでようやく戦力になるぐらいであって、連勝SRの1マカなんて今となっては副センに入ったところでどんじりだろうし、いずれステータスのよいカードに弾き飛ばされるからプレボの肥やしになるだけだと思う。
 ちなみに金鍵SR、二枚どりできた。一枚目は10連五回目、二枚目は10連二回目だからかなり運が良い。もう一枚リングでとって最終進展させればこれはさすがに副センに長期滞留できるだけのステータスだからありがたいといえばありがたい。
f:id:corydalis:20200514195606p:plain


 しかしかえすがえすも後悔しきれないのが293専用マカロンを取り逃したこと。ホントあと30秒、いや10秒の余裕があったら取れてたのだから悔やみきれん。

エスタデイ#6

 今回は陸生の元カノと称するキャラが現れて退場するの巻。よく考えてみると榀子の元カレ?の関係者は退場せず、陸生と晴のはあっさり退場してて、なんかどういう形でカップリングをまとめるのか方向性を示しているようで、それいいのか?と思わなくもない。再登場がないわけでもないのだろうが、今んところ目はなさそう。こう、初登場の元カノと称する柚原、追い出されて厳しい現実に直面し、それまでの男遍歴からして一番相手にしてくれそうな男を選んだのだろうし、おそらく有望そうならくっつくことまで視野に入れていたと思う。ただ、状況判断鋭く後発組であることが明らかで現状お邪魔虫という立場であることに気づいて早々に身を引いたみたいな?。ドロドロの修羅場を想定したドラマ性を考えるのならここで退場させるはずもないのだが、いちおう今んトコ三すくみ状態で平衡状態にあるので、あんまり擾乱要因を混ぜてもどうかという判断は働くとは思う。カメラマン志望で海外に旅立ったのも含めて、まさかこういうあっさり退場するキャラも含めて群像劇というのは個人的には違和感のほうが大きいが、ただ、やはり時代感覚を表現するということにおいては、いろいろなキャラを登場させて、あの時代の人間のパーソナリティーを提示するのはこれはこれで正しいと思う。大概の女性、あんまり女性の自立について積極的に考えていたわけでもないってのは、まぁそうなんだろうなという感覚。

文豪#4

 コロナで中断してたのが復活なのかな。まぁ久しぶりって感覚なのだが、いきなり現代の話で最初視聴する作品間違えたのかなと思ってしまった。そうでないことに気づくのは文豪展のポスターあたりが見えてから。
 なんでこの作品(アニメorゲーム)を作ったのかという動機を語るみたいな。やっぱ近代文学リスペクトというか、文学そのものというより文学性の危機が根底にあって、それがこの作品だけでなく他の作品のモチーフになる動機になっているような感じを受ける。明治初期から昭和初期までの文豪は、読者に対してやはり積極的に語りたい何者かがあって、そりゃもちろん自分が売れたいという動機があったとは思うのだが、こう明治の文豪が近代とは何か?ということについて問いかけをしたその流れが、こう色んな人を巻き込んでそれが人の考え方や社会のあり方に対して影響を与えていたとかなんとか。あの当時の文豪たちが、まさかその後文学が力を失い、その後発達したマスコミュニケーションによって資本主義の道具として人を近代的自我から遠ざけるようになるとは思いもしなかっただろう。実際小鼠政権から顕著になり、アベが復活して文系学部にはカネだすなという態度をはっきりクチにするようになっているわけで、なるほど知的水準を意図的に低下させてどうなったかみたいな結果がもうこの数年ではっきりしたわけで、こうやって整理してみるとなるほどあのDMMですらその危機感に対して(決して支援というものではないのだろうけども)カネだすって流れになってるんだなと。

城姫クエスト、いちおう250位以内。

 うーん、複雑。自分のpt稼ぎの流れとしては、一時間前にはそこそこの余裕をもつランキングに定位して、あとはちょこちょこモニターしながら危なくなればptを積むって形にできてはいた。
 なのだが、特攻アイテム8個残した状態で、張り付くまでは300位を超えるぐらいで、せっせと特攻アイテムを使わずに、BP回復薬を積極的に使ってpt積んで徐々に250位を目指すという形になってた。それが大体250位前後になったのがイベント終了二時間前ぐらい。とにかくその地道な積み上げをしてかつかつ250位で、残りの特攻アイテムを約一時間前に6個ぶっぱして、ようやく250位ぐらいの集団を突き放したみたいな感じ。
 結局BP回復薬は箱くじで追加しては消費を繰り返してほぼ使い尽くす勢いだった。ちょっと前にとにかくpt積んで150位以内を目指したのとそう精神的なしんどさは変わらないって感じ。ただ、150位以内に入れたときは毎日助っ人報酬で特攻アイテムが貰えてたのだが、今回は一個も貰えなかったという。150位以内のときはイベント専用BP回復薬だけでなく、汎用BP回復薬も盛大に使ったから、もちろん手間は150位以内のときのほうが圧倒的に多かったのだけども、感じるストレスはあんまり変わらなかったというか。
 pt積むのは最終日に集中してやらなくても、もっと前から取り組みゃいいんだから前もってやっとけというのはそうなんだけども、コロナ前はこんなに手間かけずとも特攻アイテムをそこそこ残した状態で250位以内に入れていたのでなんか釈然としないというか。特攻姫を助っ人に積極的に選ばなきゃならないのもキツく感じてしまうし。こうpt差を把握しながらいろいろ調整していく作業は、それこそゲーム性にほかならないんだけど、時間消費がなんか切ない。

シャチバト#6

 敵の素性を見破ってクエスト達成、報酬を得て遺産を相続するの巻。遺産を寄贈ってのがよくわかんないのだが、父親が試練だとかなんとかいってたようで、この会社、親族経営だったのかよというのはともかく、個人に相続ではなく法人の遺産としてというのがどうにも意味不明。会社が潰れたら相続人が消滅するってことなんで極めて危ない賭けだと思うんだが、こっそり息子に後見人つけてどうあっても会社経営に関わらせるとか、とはいっても試練を乗り越えることができなかったら、会社が倒産、遺産も永久に博物館の展示物になるわけで、リスクのほうが大きそう。まぁ自分、遺産を即相続させるより、一時保管として博物館を利用してたのかなと思っていて、相続税は保管料の一種なんだろうなとか思っていたのだけども、そういうシステムについてあれこれ考えるの益がなさそう。
 しかしなんだな、親族経営の会社って、こう印象的には二分される感じで、割とうまくいってるというかホワイト系は社員を使い潰すということがなくてそこそこ余裕があるって感じなのだが、問題なのはもう一つで、こうせっかく利益を得てもそれを親族の懐に還元してしまい、もちろん社員にその分還元しないからギスギスもするし、残る利益が減少するから再投資ができずに会社自体も成長できなくて経営悪化のスパイラルに陥るというもの。まぁ親族経営ってことはその会社の目的が親族の利益と直結しているってことで、それは会社創立の目的そのものがそうであることに誰も異議を挟めないものではあるんで、雇われる方が就職時に気をつけておくべきと言ってしまえばそうなんだが、まさかその親族経営会社の社員募集に奴隷募集と書くはずがないんでアンテナというより綿密な調査とカンを磨くしかないというか。まぁ日本の有名な大財閥ももとを辿れば親族経営会社なんで、そのへん切り口としてはあまり意味がないかも。
 ただ、あんな小さな会社だったら、秘書や会計が社長の仕事を代行するというかオーバーラップしてるのが普通なんで、別に他所から社長を連れてくることなく誰かが代表になればよいし、そうでなかったのはフツーに考えて会社を息子が相続するのが既定路線で社員もそれを承知してたと考えるほうが自然。今回の集合写真のエピソードで社員の態度を見ても、先代社員を大切にしてたように思うし、主人公自身もあの知識だと他の会社で社長修行してたんだろう。秘書は主人公の幼馴染だし、性格(や能力)を熟知してるから、自分が会社を乗っ取るようなことはせずに、息子を迎えるって判断をしたのは、これも自然な感じはする。
 この作品、JRPGの体裁をとってはいても、それはもう時代劇とかトレンディドラマといったジャンルの範疇にまで背景化されていて、もう会社モノであることは明らかだと思うんだけど、前に心落ち着かないとは言ったが、アフリカのサラリーマンと比べたら、もうかなりストレス要素取り除いているって印象。今回も敵は社畜モードに入っていたということになってたが、この攻略方法、別に洗脳を解くでも構わないのに、敵なのにわざわざ回復魔法をかけてやるといった、人としての優しさを提示するってやり方。回復したらどういう行動を取るかって提示にはそんなことあるかぁとツッコみを入れたくもなるのだが、そのへんの意図が見えてくるとまぁそうだよなみたいな。ボスを倒すのも正面からでなく背後から斬りつけるってのも、ある意味現実の反映なんだろうなというのも察せられたので、今までより今回は割と落ち着いて考えながら視聴できた感じ。そりゃこういう配慮をしたら話はヌルくなるし、リアリティも???にはなるが、だからといってアニメにまで現実を持ち込んでわざわざギスギスすることもないんで、そのへん現実の社会状況だと正解に近く、少なくとも視聴者を遠ざけるやり方ではないなとは思う。

グレイプニル#6

 話自体は動いているんだけど、事態はあんまり変化なしという。なんか主人公ムフフ展開で、絵とかも楽しめるんだけど、状況が緊迫してるだけであんまり考える余地ないというか。

ゼロクロ#5#6

 同盟成ってバール撃退に成功し、闇の使者が光の王室と交流を深める話。自分最初はバールが闇側だと思っていたんだけど、闇と光の共通の敵だったということにあとから気づいた。で、闇が好戦的なのなんでだろ?と、今もずっと思っているんだが、そのへんどうなるんやろ?。この作品のテーマは究極的には平和だとかそんなのが終着点ではあるんだろうけど、セリフでも平和という単語より均衡とばっか言ってるし、OPでもリブラと言ってるから、戦争なくしてハイ終わりって単純なものなの?いう感じ。なんか闇側が戦いを必要とする合理的な(それが光側やもっと言えば視聴者にとって納得がいくものかどうか別にして)理由でも用意されているんかなとちょっと期待してるんだけども、果たしてそういう構造なのかどうか。闇の民も戦いを望まない勢力はいるといってるし、なんのかんのいって戦い無くなってハッピーエンドで終わる可能性高そうではあるんだが。しかし料理のメタファーで察するに、あれ、どちらかの要素をなくしてしまうんでなく、どちらの要素も残っているわけで、そうでないと均衡というテーマに沿わないからねぇ。
 しかしキャラ配置絶妙だねぇ。男側は省くけどそれなりに大きなお姉さん向けだと思うし、女側は、正統派ヒロインのアイリス、すべての要素が満点の典型的ないいオンナシーマ、セクシー系なのに上品に振る舞えて健気で一途なグローザと、誰かを選べと言われたら主人公でなくても迷ってしまう*1魅力的なキャラ造形。ちょっと間延びしてるかなと思われるほど贅沢な時間の使い方なんだけど、あの絶妙な間の間にキャラ鑑賞しちゃうわけで、こうしっとりとした色気の表現がこんな単純な手法で実現できてしまうとは…みたいな。キャラデザは結構単純化していて、一枚絵のイラストとしてみたらちょっと微妙なんだけど、演出とか演技とか、まぁメインはテキストだとはおもうんだけど、限界はあるにせよ組み合わせで十分完成度は高めていけるんだなといった感じ。ちょっと下品な話をすれば、レビュアーズに絶対的なステータスは敵わないかもしれないけど、奥行きや広がりで勝負して妄想までもっていけたら十分これもエロさで負けてないというか。

中華カセット50T届く。

 昨日のことではあるんだけど、梱包は2つ届いて、1つはタイトル通りのカセット、もう1つはベルト。ベルトといってもフツーの腰に巻くあれで、自転車とは何の関係もない。もう日本で本革のを買うと目が飛び出るほど高くなってるので、中華で安いところを探してポチってた。どちらも大体一ヶ月前ぐらいにポチ。

f:id:corydalis:20200511121731j:plainf:id:corydalis:20200511122146j:plain
 梱包自体が軽いからオヤ?っと思っていたのだが、発泡スチロールの箱に入ってた。へぇ~、結構貴重品なんだなとか思っていたのだが、
f:id:corydalis:20200511122409j:plainf:id:corydalis:20200511122453j:plain
 箱開けてビックリ。箱の広がりギリギリの大きさで、これを自転車につけるの?と不思議に思うぐらい。重量は袋入りで600㌘ちょっと超えるぐらいなのだが、サイトの公称で590㌘だからまずまずウソはない数字。
 まぁ最大コグが50Tなので、これ、最近のロード用コンパクトクランクのフロントアウターギアと同じ歯数なので、そういわれてみればこのぐらいの大きさがあって当然とは思う。自分はフロントシングルで36Tとか32Tとかを考えていたのだけども、コレだったらもうちょっと前は大きくても良いかも。
 そもそもカセットを別口で注文したのも、前にセットで買ったセンサーのフロントシングルコンポに入っていたカセットの最大歯数が42Tだったから。坂登るときにこれでは十分軽く出来ないからと思ったからなのだが、ちょっとこの大きさ目の当たりにして戸惑ってる。RDの最大T数が52Tなので、ポチるときには52Tのを買おうと思っていたのだけども、値段は数百円程度しか違わないのに、重量がかなり違ってくるのだ。自分の購入したレンジの製品だと、これが590㌘で、52Tのやつが690㌘と百㌘も違う。切削加工の際どいやつを買えば、200㌘ほどは軽量化できるんだけど、その代わり値段が1万ぐらいになってしまう。ちなみに購入したこの50Tは34.14USD。前に購入したセンサーのコンポについていたCSRX8は蟻特急サイトで検索すると7000円ほどだったから、最初っからカセットなしを購入してこの50Tカセットを買っておけばよかったと思っていたのだけども、ちょっとこの大きさは尋常ではない。


 さて、本命というか文字通り本体のシクロクロスフレームのほうに動きがあった。蟻特急、注文直後の確認メールの他にもトラッキング情報に変化があったらメールでお知らせしてくれるようになってる。大抵はセラー発送時、日本入国時あたりがメジャーなのだが、おそらく荷札についているバーコードを読み取ったときのうち、重要な変化が起こったときにメールを送るようになっているっぽい。で、発送メールは受け取っていたから、ようやく日本についたか…と思ったのだが、トラッキング情報を確認してみるとなんと荷物はシンガポールにあるらしい。遠回りじゃん。自分てっきり日本には着いていて空港で放置されていたのかと思っていた。そうなると、4月9日には中国出発とはなっていたが、中国の空港で放置されてたのかシンガポールの空港で放置されていたのかわかんないな。シンガポールは雨季のはずなんで、さすがに野ざらしはないだろうけど、湿気で梱包のダンボールがくしゃくしゃになっているかも。
 しかしまぁこの様子だと、欧州発のは比較的今までも普通の運行だったのだが、中国発のは先週金曜辺りから動き始めたっぽい雰囲気が感じられる。今日はサドルが日本着したらしいというメールが有ったし、そろそろ揃い始める頃かも。

*1:誰かは妾にというものではなく、三人とも正妻の風格十分なんだよ

つぐもも2#6

 おそらく最後は和解するのだろうが、いまのところ主人公側と対立してる側の説明回。本筋に関係ないので申し訳ないが、他の作品なんかも視聴して気になってることがあるので書き散らしておく。それは日本人の宗教感というか、神に対する認識なんだが、まぁこの付喪神というテーマからし多神教なの間違いないが、そもそもこの多神教は自然に存在する万物を神格化したもので、それが八百万の神という単語に代弁されてる。それが付喪神ということになれば、元から存在するものではなく、人間が作ったモノに神が宿るということに限定されてる。これがキリスト教などの一神教と比較して面白いところ。なにせあちらは人間は神の被造物という扱い。人間は被造物なのだから、創造主である全知全能の神には到底かなわないという位置づけであり、神の絶対性みたいなものがあるという感覚。ところが、付喪神ということであれば、そもそも神が宿る前のモノも人間が作ったものだし、そのモノから神が宿るのだからどう考えても人間が創造主であって神は人間の被造物ということになる。では、付喪神ではなく八百万と称される神々はどうだったのか?と考えると、これもあんまり神が人間よりえらいとも思われない。もちろん自然界のあらゆるものに神格を設定し、例えば強い動物の力にあやかりたいだとか、人為ではどうにもならない大いなる自然の力に畏怖してやれ鎮撫するとかはあるのだが、こう古事記日本書紀で出てくる天照大神がファンタジーとは言えすべての日本人の祖先であるという建前なのだから、我々日本人も神の子孫である以上、神性はあると考えてもおかしくない。なので、こう神というのは全知全能で人間がどう逆立ちしても立場を逆転なんて出来ないという認識ではなく、こうあるものに対しては対等とも考え、相手の神のほうが力量が上だと把握していても、こうお祈りするとか願うというのは神自体ではなく、その神が持つ力の方にあやかるという側面が強くて、神自体はこうへいこらしても他所を向いて舌を出してるそんな雰囲気すら感じられることがある。なら、付喪神はもっと下位の存在であって、そのへん主人公は遠慮なく桐葉に迷惑なことは迷惑だと言ってるし、すなおも虎徹に対して見下していたということになってた。これは付喪神が本当に神だというのなら、一神教の世界ではこのような態度とか扱いは考えられないことなのであって、そのへん海外にこの作品がどう受け止められているのか気になるところでもある。というか前に聖☆おにいさんキリスト教圏でちょっとした問題になってたというのを目にしたことがあるような気がするのだが、まぁそのへんよな。日本人にとってはキリストだろうがブッダであろうが、もとから万物に神性があるのだから、海外の神様もそのうちの1つぐらいだろう程度に考えて、容易に受け入れられるから、こうクリスマスだろうがバレンタインだろうが海外の宗教行事を節操なく取り入れるのだが、そのへんなかなか一神教を理解できない溝になってる。
 で、オモロイのが、日本人のそのような万物に神格があるという考え方が、今のサブカル作品に蔓延する「擬人化」のルーツになっているのでは?という流れが容易に想像つくこと。神格を与えられるんだから人格を与えることはもっとハードルが低くて、だからこそウス異本であんなことやこんなこともやれちゃうわけなんだが、もしかして一神教の人、神格化は許せなくても擬人化だったら許容範囲なんだろうか?。今回の話も、付喪神として顕現した際、こうお願いをしてる場面で自分たちにも人格があるというセリフがあったし、そのへん、神だから上位の存在としてふんぞり返るんじゃなくて、正座してお願いしてるんだ~というちょっとした驚きもあったのだが。
 まぁ人の思いが途切れたら消滅するしかないとか、その設定、付喪神として一般的なものなのか、それともこの物語のオリジナル設定なのかイマイチ判断つかないのだが、まぁそのへん調べるのめんどくさいんで、まぁこの物語限定での設定だとしても、こうやってきちんと前提条件として説明してくれてるんだから問題ないよねと受け入れて視聴していくつもりではある。で、ちょっと思いつきではあるが、一神教とは違うこのような人間と神とゆるい関係性が、こう、中央集権的な権力の一極集中を嫌う源流になってるのかねぇ。前にちょっと述べた、日本歴史的に今なお中世だっていうあの話のことなんだが。

アルテ#4#5#6

 わからんもんやな。個人的には#4で大化け。通常ヒューマニズムと言えばやれ人助けのようなキレイ事において使うことが多いのだが、ルネサンス期のウマニスモはこう、そもそも人間に取り付いている社会的立場だとか宗教的な価値観だとか、そういう諸々のものを一枚ずつ剥がしさって裸にしたときに(だから絵画では裸婦像がギリシャ時代のものから復刻して再現される)本質として何が残るか?という追求なのであって、だから今回の話のように剥き出しの欲望がテーマになったり、こうアルテ最初っから恋愛脳でしょうがないなぁとか思っていたのだが、主人公もまたそういう欲望の奴隷であるということが示されていて、あ~、この作品それがメインかどうかは別として、ちゃんとルネサンスとは何かを描こうとしてるんだなということがわかる。
 で、自分がこの作品に対する認識をガラッと変えた衝撃のシーンが、高級娼婦ヴェロニカとアルテの再会時の会話。アルテの、大量の本を見てその努力に尊敬するとかそういうセリフ。あの物言い、顧客に対するリップサービスおよび自分の売り込みとしてこの上もなく出来が良い上に、上記ルネサンスが追求した、人間を丸裸にして真っ白にした上で、では他人とは違うパーソナリティーとしてヴェロニカという人間を特徴づけるものはなにか?というものをこの上もなく言い当てていて、ちょっとこのセリフの直後から視聴態度が変わらざるを得なかったというか。そしてアルテが貴族の中でも変わった存在であるという蓄積がここで生きてくるし、それまでの対話からアルテが決してお世辞でなく本心からそういっているのは明らかなんで、そりゃヴェロニカが気に入るの当然でしょと腑にも落ちる。この時代の都市国家の貴族というのは、前にも言及した通り、家柄が重要ではあるのだが、それよりなにより重要なのがカネ持ってることなんで、それが職業に対する偏見が希薄だという理由付けにもなるし、社会構造は大きく違うが現代の主流である後期資本主義は金融資本主義とほぼ同義なんで、現代にも通じる価値観になる。自分的にはこの作品ヌルいまま化けずに終わる可能性が大きいと思っていたから、これは嬉しい誤算だった。
 まぁあと#5で、絵は嫌いだといいながらがらんどうの個室にたった一枚だが絵が飾ってあるのはなんでだろーとか、#6でサッカーの原形があれだったんだとわかったり、得るものそこそこあった。いわばアルテをガイドツアーにした中世フィレンツェ紀行という、それなりに期待してた物が見られたってこと。
 まぁあとは全体的な構造として、女だから優先して出世させてください、女だから甘やかしてください。子供がいて大変だから時短でお願いします、成果の上がる面白い仕事をやらせてください。それで成果が上がったら他人より多く給料をください、それが不満だったら転職しますっていう、今ドキのフェミが見たら卒倒しそうな主張ばっかでワロタというか。