嘆きの亡霊#10

 ギルドでのおふざけ。なんてことの無い話だけど妙にオカシかった。前回までの話はピンク髪姉妹でいろいろわかってたっぽいし、他所から来たパーティーを煽ったりと楽しいこと。ヒキはED担当のP丸様まで出張ってきて酒場で歌う体を取ってたのを見てホントやりたいことを思う存分やってるなぁという感じで大笑いしてしまった。

MFG~#21

 ヒロインとの鎌倉デートと車のターボ化。しっとりした雰囲気で話自体は大して進んでない気はするんだけど、なんか惹きつけられてしまうな。このへんわからん。他のアニメ作品はやたらやかましかったり展開が目まぐるしく変わったりと入れ込んでる要素が圧倒的に多いんだけど、それが上手く整理できてるかどうかで面白いものとダメなものにキッパリ二分化されてしまうからな…。主人公の父親捜しミッションも、そういやそんなのがあったな程度で作品でも重く扱ってないように見えるんだけど、これも事態の進展で面白い要素に変化していくのだろうか?。
 しかし#20、主人公がフェラーリに追い抜かれるのと、先輩にホルモンに誘われるシーンは覚えているのに、この話自体を視聴した記憶がない…。半睡状態で視聴してたのかもな。
 さて次のレースが始まってしまうみたいなのでおそらく三期確定っぽい。

ぷにる#9

 モテるためにサブタイ通りバンドをやる話。他のアニメ作品にあるバンドものをほぼ踏襲しないでgdgd状態なのは通常運転だけども、これもえもいわれぬ魅力があるな…。スライムが何を目指しているのかよくわからんあたりも不思議な感じ。Youtube動画の一つで言われてたことなんだけど、スライムはカワイイと言われたいのであって、主人公に自分のことを好きになってほしいとは一言もいってないんだよね…。このへんの微妙な関係性を意識してしまったら、本作が一体何が言いたいのか気になってしまい、しかもなんかこれという物が見つからないのがなんとも。

鑑定スキル#21

 仕える領主の危機を救うの巻。いやぁ、もうなんていうか、これは悪い意味でgdgdやな…。領主の危機って、彼が前線で奮闘するのは彼自身の武勇を誇るとかそんなんじゃなくて、人々の先に立って導くリーダー像を示すためだろうし、そもそもこれは跡目争いなんだから自分が死んでしまったら意味ないのはわかってる筈。なのに、彼は愚かでもなく彼の家臣も突出した才能を持ってなくても平凡以上のものがありながら、近衛のような護衛を置くこともなくみすみす敵の奇襲に襲われるのも???だし、逃げる姿を兵士に見せちゃダメでしょ…みたいな。
 隠密の話もストレスが溜まる。カネが足りないと文句を言うシーンがあるが、そもそも主人公が自らカネを数えるハズもないし、そもそも受け渡しの時点で確認作業を行うハズなんで、ああいうのはありえんというか。まぁカネが足りないと文句をつけるのは口実で、実は足りているんだけど主人公と話すのが目的という形かもしれないんだが、隠密の性質を考えると別にそんなエクスキューズをしなくても好きな時にふっと現れて話をするだけの話だしな。臣従の話ももたもたしてて、領主の誘いを断って主人公を選ぶのも両者を比較して主人公の格を上げるためのお話だと思われるけど、正直もっと早めにはせ参じる話にしとくべきデショってなもんで。
 世の中にはそれこそ星の数ほどの戦記モノや英雄譚があって、敢えてそれらの定石を崩して話をでっちあげるのは構わないんだけど、それやって話が面白くなってるの?と思いきや、個人的にはもうストレスマッハなので、なんか最初っからそんなに期待してた作品ではないけど、悪い方向にばっか期待が裏切られることが多いのでどうにも。よくわからんのは監督プロデューサーシナリオライター一同、読めばダメな作品ってわかりそうなのに、なんでアニメ化に選んじゃうかねー?という。出版社サイドからの提案で、仕事ができるなら原作のクォリティは問うていられないみたいな感じだったのかな。自分も2クール目最初の出来は良かったからダラダラ見続けてきたけど、結局切る時期を見失っちゃったかな。