怪獣8号#12

 長官を除いて、本当の怪獣は主人公を処分しろ言ってた幹部連中だったという話。というわけで2期に続くの巻だった。いやまぁ延々いってた通りバトルシーンは時間稼ぎの客寄せパンダだったし、怪獣とは何のメタファーなのかはいまだに掴ませないような作りだしで、派手な演出を喜ぶ子供ならともかく、大人だったらシナリオはもうなんか物足りないだろうなというのが全体を通しての感想。ただ、今回の話からすると、一番言いたかったことがこの最終回に詰め込まれてるように感じるので、これが主張ならまぁこんなもんじゃね?といったところではある。ただ、これが言いたいんだったら半クールでいいよねという感じ。野生の証明でも2時間の尺で言い切ってるからな…。
 上記で述べた通り、視聴者に対しては主人公が怪獣の素みたいなものに寄生されて怪獣化したので、そもそも怪獣とは…人間に本来内在されているものなのか、それとも人間とは別の存在で…というのもわからないし、対照的に登場してた怪獣9号はどうなんだ?、あれも元は人間だったのか?、そうだとすると、主人公と彼の違いはどこにあるのか…とかいろいろ考える材料はあって、ただ、明かされてる情報が多すぎるので予断を許さない状況だし、そもそも構造を明かすつもりがあるのかも不明なんで、続編の視聴は保留中。積極的に見たいとも思わんし、かといってダメだと切り捨てるようなものでもないかな…というのが最終回で一縷の望みとしてつながったとかそういう感じ。

となりの妖怪#13

 空間の裂け目が再び閉じて日常は続くよEND。うーん、やっぱり何が言いたいのかよくわからん感じ。空間が裂けた原因も明かされなかったし、それが別にこの世界の誰かが努力して…ではなく突然裂け目が閉じたので、ただ変化を起こしてそれを見せることが目的だったんだろうなという感じ。異常状態の際は妖怪たちは力を失い、あるものは一時的ではあるが消えるということまであったので、あの状態が続いていたらとか永続してたら、おそらく妖怪たちは絶滅して、後には人間だけが残るということになる。そうなったらあとの世界はどうなるのかについては触れてはないんだけど、結局のところ世界は妖怪と共存するという元の世界に戻ったのであり、この作品世界はこれからも続くという話立て。人が消えて心だけ残ればべとべとさん、記憶だけ残れば鬼になるとあり、しかも今回の最初のほうで、妖怪たちは人間の思いが生み出したもの(やその他)というセリフもあったので、結局のところ妖怪たちは人間とはやはり違う存在で、いうなれば被造物という立場になると思う。
 異なるものとの共存をテーマにした作品だと、多くのものは大抵共存が成立してない状況から共存に至る過程を示すものなのだけども、この作品の場合、最初に共存が完成してる状態になっていて、穏やかな日常を描いてはいるけど、トラブル…というよりはクライシスばっか起こして共存が完成してる状況を崩しに来てるという構成になっている。その崩れた瞬間に、人間の怒りや悲しみ、差別などの現実の人間の感情を描いて、その補助線から共存が完成されてる状況に結び付ける作業を読者に強いているのかなという印象。
 ただ、そういう構成なのはわかっても、あんまり主張として迫るものは個人的にはなかったかな…エピソード的にもありきたりだし、どうも人間の自然な感情と主張がシームレスにつながってるという感覚は得られなかった。まぁ結局のところ、いろいろ仕込んでるのはわかったし、基本的には自分の読解力が足りないから行間に埋め込まれた主張をとらえきれてないんだろうなという自覚はあるので、そのへんは差し引いて読んでもらえると…。


龍族#16

 大ボス倒して、赤毛ロングもなんか助かってて主人公の学園生活はまだまだ続くよEND。一通り見終わったけど、正直なところ可もなく不可もないという印象。もちろんポジティブ評価もネガティブ評価もあるんだけど、些末にこだわるんじゃなくてまるっと評価したら、全体的なクォリティはジャパニメーションとそんなに変わりがない、あるのは文化の違いだけみたいな感覚。この作品でのギャグがうすら寒いのは自分もそう感じるんだけど、大陸の人にアレがギャグとして通用してるのであればそこにツッコんでもな…と思う。日本でもまだアニメがほぼオタク向けだった時代にはギャグは内輪ウケ要素が強かったし、それがアニメ自体がサブカルではなくメジャー化する過程で、お笑いの要素を取り入れてテンポ感も素材もより多くの人に受け入れられるように変化していくのはだいたい10年前ぐらいからなので、大陸アニメもその歴史からすると発展途上の段階なんだと思う。
 自分も大陸アニメを数多くチェックしてるわけでもないのでそのへんなんともだが、今感じてる印象だと、ジャパニメーションは視聴者がキャラに感情移入させやすい作りになっていて、大陸アニメは視聴者はキャラとはある程度の距離を取って動かしてるような印象はある。主人公のモノローグがあっても、日本の場合自分事としてどう考えるか…という観点が多いんだけども、大陸の場合他人事としてキャラの考えをどう思うかみたいな距離の長さ。箱庭の内側にいるのか、箱庭を上から眺めているのか、そういう違いがあるように感じた。原作はまだまだ続いているようだけど、いちおうこの一期で話はケリがついているし、そういう意味では途中でもう見たくないやと思うこともなかったし、押し寄せるような感情の盛り上がりはそんなになかったけども十分楽しめた。まぁ大陸アニメ、人気があったら結構容赦なくバンバン続編作っちゃうからねぇ…。

ファブル#13

 出所したアニキの巻き起こした一騒動の後始末の話。まぁ話の構成としては特に文句もないし、そうではなく、ちょくちょく挿入される見せ場がやはり興味深かった。コメディ的要素としては主人公を崇拝してたヤクザの話だったけど、後始末が終わり、ガレージにポツンと残されたパイプ椅子二脚を見て主人公何か思うことがあるシーンの余韻だよな。
 アニメはまだまだ続くけど、1期の〆として過不足なく終わってるし、こうやって一通り眺めても、キャラ立ちのために幾分捨てれをタイプ的な要素は多いけど、どのキャラも結局物語から外れるキャラもいるんだけども、全員人間として描かれてて重厚さがたまらなく感じられた。

中華安ホイール途中経過。

 結論を言えば返品返金と裁定された。梱包作業も、商品を詰め込んでガムテでダンボールの上蓋を閉じるだけですぐに準備完了。まぁ返品なしの返金はまずないだろうなと思って、あらかじめ下調べしてたんだけども、Open disputeしてすぐに裁定が下って、自分の側ではあとは配送業者が取りに来るだけという状況なのでなんか力が抜けてる状況。あるサイトでは郵便局に持っていくのに、ラベルの作業をして…とあったり、バーコードを印刷して佐川が取りに来るのを待つとか見てたんだけど、今ではもっと簡素になっていて、取りに来る業者に番号を伝えるだけでいいことになってる。
 さて、注文当初は、オプション選択で、色は黒赤の黒、ハブはQR、六穴、CLのCL、リムサイズは26、27.5、29、700Cの700C、フリーボディはHG、MS、XDのHGを選択。

 一番心配だったフロントハブが100×12であることなんだが、これはオプションで700Cを選ぶことで限定が可能だから、注文だけで後はほっとくだけでいいのだけども、まかり間違って100×15を送られると困るんで、注文後にセラーにフロントは100×12、リアは142×12を送れ、間違えるなと注意喚起してたし、直後にOKの返事も来てた。まぁ顧客からするとこんなにもセラーを甘やかすような確認作業を行ったわけだから、さすがに間違いはないだろう…と思っていたのだが…。
 届いたのは悪夢の100×15www。もうホントね、ナメてんのかと思ったよ。でメッセージセンターでやり取りすることになるんだけども、ノギスで15㎜ある画像を送っても、読み取り位置の目盛りをワザとか知らんが読み間違って12㎜だと主張するし、いやノギスは小ゲージの0㎜のところで読むんだと送り返して、新しく100㎜×12㎜のホイールを送れと返信したらアダプタで何とかするとか言い出す始末。こっちとしてはハブの取り付け外径が太くなるのでそれはやめてくれと言えば、ならカネを振り込んだら送るとか、詳細を伝えずに言い出すので、まぁフロントホイール丸得になるのも申し訳ないかな…と思って500円程度課金したら、アダプターを送るという返信が来てビックリ。しかもアダプターはせいぜい親指の先ほどの金属パーツで100円とか200円ぐらいの代物なのに、送料込みで500円とか、しかもセラーの過失なのに、その過失の尻拭いをバイヤーが負うとかふざけた態度だったから、これはメッセージセンターでのやり取りを続けても押し切られるだけだな…と判断してOpenDispute。
 間違った品物を送ってその尻拭いをさせるセラーは昨年にも遭遇してるんだけども、配送前に間違えんなと注意喚起までしてるのに平気で違う商品を送ってくるこんなにもひどいセラーはちょっと初めてだったから、ちょっと興奮冷めやらぬ状況が続いてるという始末。
 実は昨年だったか、別のセラーだけどもグラベルディスクロード用に27.5のホイールを買ったことがあって、そちらはサイトに100×15の仕様だったのだけども、注文直後にセラーに連絡して、100×12に変えてもらって、無事その通り届いた経験があった。なので、サイトにもバンバンフロント100×12の画像が載っており、オプションでも間違いようのない選択をし、しかもこちらから念押しの連絡までしてるのに、まさか違う商品を送ってくるとは思わんやろ…。しかもアダプタを送るときには画像を撮ってこちらに送ってくることができたのだから、最初にホイールの確認をすることはできたはずで、ちょっと憤懣やるかたない状況。
 レビューでも高評価(ただ、3つだけだったので都合の悪いレビューはセラーが削除してるかも)だったし、そのレビューが全員700Cを注文してる(700Cを注文して100×15を送られたら当然高評価のレビューになるはずがない)のだから、よっぽどドツボにハマってるんだなと思う。なんか最初っからこちらを騙そうとしてるんじゃねと思うし、最近も日本のネットプロバイダで悪質な騙しに遭っているので、日中関係なくダメな売り手はトコトン信用しちゃならんわという思いを強くした次第。