夜桜#11

 スパイ認定試験の巻。話は相変わらず(以下ry…だけど、まぁ受験者一人一人に担当官をつけて身内にしてよいかどうか見極めるというのはなるほど。なので、やっぱり権力側はどうやって権力を維持してるかなんかの構造、システムあたりの話としてはやっぱり妥当という判断。このまま1クールで終わるなら話としてどーなの?って感じだけど、連続2クールなのでドラマ部分はこっからなんだろうね…。

ヴァンパイア男子#11

 主人公が始祖なるキャラに助けられて一時避難する話。ライバル竿の「忘れさせてやる」は肉体関係の事かと思い、そういやヒロインは生物学的に男になったんだよな…と思ったら、マジで忘れるだけというwww。男の方も煮え切らないけど、前回からも性懲りなく主人公も素直になってないので自業自得でしかないのだけど、それでも男が頭を下げてくる展開は、読者層がそういうシチュエーションを好むからこうしてるんだろうというのがわかってなるほどではある。

死神坊ちゃん#35

 主人公達が解呪されてクライマックス。後半の展開は、ヒロインがどういう選択をして主人公がそれに対してどう行動するのかはバレバレだったから意外性はないけど、でもまぁすごいカタルシスは得られる。もうこれで最終回でええやん、以後各キャラがどうなるかなんてどうでもいいし…とか思ったけど、ただ、今回すごい盛り上がりを見せたとしてもそれは物語上よくあるフォーマットなので、むしろこの作品の独自性が示されるのかも。ただ、読者の期待を裏切らないのが最近のトレンドなので、ここから二人が別れる展開はちょっと考えにくいし、跡継ぎ問題も、まぁ主人公がすんなり継ぐということになるんだったら、次男はキャラとして用意される必要もないと思うんで、やっぱり益々どうでもいいという予測。

じいさんばあさん#12

 孫に思いを託してEND。主人公の家族がオールキャストで登場して幸せの集大成を示すのはらしいといえばらしい。シナリオというか演出も最終回ということで間も十分とられて気合十分だったから見ごたえもあった。
 しかしなんだねぇ、こういう作品がもっと早く出てた方がよかったとは今でも思うんだけど、自分がもっと若い時にこの作品を見てたら感情として理解できない部分も多かったとは思うんで、個人的には今の自分にとってはタイミング的にちょうど良かったな…。

鑑定スキル#11

 飲んだくれ軍師の見せ場始まるの巻。うーん、大体英雄とか豪傑とか、配下の信頼を勝ち得てからのし上がるというのが世の常なんで、あんだけ不信感を持つ兵をなんとかするというのはちょっと話についていけん感じ。ただ、戦いの開始前になんらかの信頼を得る行動をとったのかもしれず、そこは敢えて今描いてないだけかもしれんので何とも。
 しかし次回で最終回らしいのだけども、才能あるキャラが発掘されて実力を発揮していくその様が百花繚乱なところは見ごたえがあるけど、それ以外はさっぱりやな…。主人公が差異を見抜く能力を持っているという設定も、別にJRPGのようにステータス画面で数値を見ることができるという仕立てにする必要が無いし、才能あるキャラをまとめるために主人公がせめてマネジメント能力を持っているかといわれたら、そういう描写が皆無なのも気になる。今は子供だからいきなりマネジメント能力なんて言われても…なのはわかるが、だったらその部分で彼が成長を見せるとかなかったら、本当に彼は運が良かった…だけのお話になってしまうんだよな。

無職転生2#22

 母親を救出することには成功するが…の巻。まぁ助けに行くと後悔するなんて予め言われていたのだから、すべてにおいて成功しましたというわけにはいかないのは予告されていたようなもんだし、だったら後悔するようなことが待っているわけで、これがそうかという感じ。母親の様子を見る限り、別に救出を急ぐ必要はなくて、用意を万端にしていけば何の犠牲も払う必要はなかったということが明らかになったわけだけど、ただ、予知能力がなければそう判断する材料は一つも得られなかったのでなんとも。ここで主人公が言われた通りにしとけばよかったになるのか、それとも悲しい結果にはなったけど、自分の判断を信じて行動したことは一つの成長になったとなるのかが今後の見どころになるのかな。


ブルアカアニメ#11

 のじゃロリ救出のための交渉や準備。うーん、社会とは厳しいものであるとか言ってることはわからなくもないんだけど、シナリオとしてドンくさいというか、説明セリフでグダグダ言われてもな…という感じ。先生なるキャラに謎がありそうだけども、ゲームプレーヤーの分身でしかないし、そこに意味があるとも思えないかな。
 面白く感じた要素がないわけではないけど、基本ゲーム原作であることの悪弊を取り除けてないかなという印象やね。

ヨルクラ#11

 成果発表会に向けていろいろドラマが繰り広げられるの巻。うーん、結局誰もかれもが承認欲求オバケという感じで、個人的にはグロテスクに感じた。ただ、外面的には今の若者の不満をうまく織り込んで、鬱屈した思いを受け止める?とか、どうせ次回でそれなりに発散するんでしょってなもんで、若者に対して鼻につくようなつくりにはなってないんだけど、大人からすれば社会は若者の承認欲求を満たすために存在してるんじゃないと思うし、そのために他人を巻き込むこと自体子供なんだよ…って感じなのだけども、若者の一定層はそういった承認欲求オバケの表現行動に喝采を送ったりしてるので、それも時代なのかもなと思ってみたり。

龍族#14

 強敵である龍王を撃退するが…の巻。うーん、犠牲が出たという話なんだけど、OP映像でもメインを張ってる主役級のキャラなんで、なんか唐突に感じた。このへん何のかんの行っても全員を生き残らせようとするジャパニメーションが多い中、物語性を高めるためにバンバン切り捨てる姿勢は評価してるんだけどね…。いや、もしかして助かるって展開なのか?。
 ちょっと判断に迷うというか、この作品が湿っぽい関係性をかなり排除してる作りだし、そこは叙情的ではなく叙事的な方向性に沿った形で間違ってないのだけども、では何が言いたいのといわれたら、その辺が見えてこないから全体的に見たキャラ達の動機も見えてこないので不思議といえば不思議。

ファブル#11

 ついに主人公が行動開始。なだけでなく、主人公の親分格も出張ってきてたという。キャラにはセリフで否定させてたけど、展開がまんまヤクザ映画wwwなので、やきもきさせられるけど、なるほどこれが読者にそこそこのストレスを感じさせながらも、後にまってるカタルシスとのバランス含め、効果的な手法なんだろうなという感じ。かといって古臭さはあんまり感じないんだよな…。

となりの妖怪#11

 時空の歪みが現れるの巻。うーん、ホントよくわからん。妖怪と人間の関係性なのか、それとも妖怪はある種の人間のメタファーで、そういった意味での人間同士の関係性の物語なのかと思いきや、天変地異まで持ってきたのはどういう了見なのか。ヒキの異常事態がなんらかの人為的なものでないのだったら、なんかデウスエクスマキナ的ななにかで、そこまでして描きたいものがあるのかどうかみたいな感じ。予定調和にならないのは確かだけど、だからってどうなるのか。まぁ何らかの理屈付けがされるのだろうし、そのへんは次回の答え合わせ待ちかなぁ。