即死チート#6

 剣聖選抜がめんどくさくて先を急ぐ話。なんか微妙というか絶妙というか、もうそろそろ折り返し地点なんだが、おそらく賢者になるかならないかあたりが最終ミッションなので、ここいらからエンジンがかかりそう。即死チートの使い方が結構うまくて、ホント要らない戦闘シーンをスキップしてくれるのでありがたい。主人公たちの障害になった邪魔もの達も、あいつはあいつで盗人にも三分の理みたいな要素を入れられても困るから、彼らがいかにムカつく存在で排除されるべきかを端的に示して退場させてくれるからサクサク話が進む…その割には決戦の地まで行くのにモタモタしてはいるんだけど。物語の大半が時間稼ぎだったヘルクと比べると対極の位置にあるって印象。