ライザ#1
人気ゲームのアニメ化。なんかひさしぶりにストレスフルなアニメを見てしまったという感じ。目視できる範囲のところの情報が一切わからないということになってたり、社会的な仕組みや経済的なものがもうツッコみだらけで、どこをどう理解してよいのやらよくわからん。錬金術というのも史実のそれはギリシャローマ時代の知識を元ネタに、そりゃ思い込みの激しいところはあったにせよ先人たちの試行錯誤も取り入れてそれなりに学術的な蓄積あってのことなんで、そういうの一切無視して素質といわれましても…。
ただ、これ錬金術という単語に惑わされてるだけで、史実の錬金術とは一切関係のない、ゲームでしか通用しないものの類だろうし、中世ヨーロッパとも何の関係もなく、むしろメインキャラは何者にかになりたい現代の若者の記号で、彼らの住んでいるのは湖に浮かぶ島…ということは、これ未だに閉鎖的な現代日本のことを言ってるというそういう仮託のされ方なんだと思うと、固定観念を一切廃して視聴しなければならない作品なのかもしれんな…と思った次第。
小さい先輩#1
SUGOI DEKAI先輩との職場ラブコメ…らしい。なんか微妙。褒める怒るの部分はなにこの会社ベタベタし過ぎで気持ち悪いと思ってしまうし。こういうのが会社の会話のデフォルトだとするとどこの異世界?ぐらいの感覚。出勤途中でネコを呼ぶ先輩の姿は現実に遭遇すると「危ない人?」ぐらいの姿だと思うが、先輩が呼んでたのは実はネコではなく後輩なのだとしたらそれは成功したよね…という話なら伏線は回収されたということにはなる。
氷属性男子も大概ファンタジー企業だとは思ってたんだけど、あちらはまぁそういうこともあるかなぐらいのフィクション度だったけど、こっちは、いやぁないないみたいなお伽話でちょっと困ってしまった。まぁパワハラもキツい納期もなさそうでホワイトもホワイト企業で理想の職場なんだろうなとは思ってしまうんだけど。
別にリアリティを重視されても困るんだけども、まぁ社会人に向けてとことん甘やかし&癒し作品だと思えば、そのうち慣れるかも。