いせれべ#11

 異世界の王都に赴く話。あーなるほど、姫様が暗殺者を護衛にしたというのも理由があったんかい…という。原作者、なんのかんのこういう物語を書くの手慣れてる感じはする。全体的な構造が単純なのは前にも言った通りだし、現在進行中の主人公を芸能界に引きずり込もうとしてるという展開も自分にはドンくさいとしかおもえないんだが、まぁそれもおそらく狙ってそうしてる感じで、単調な物語の細部を工夫してそこそこ飽きさせないような作りにはしてるんだろーなーという感じ。
 今回は演技の妙かな。@てらそままさきと@大塚明夫の、オッサンたちが若者風のかけあいをする所や、襲撃を受けたときの演技の切り替えとか、そういう部分で目が覚めるような思いをしたというか。
 あーあと、メインヒロイン?に異世界の存在を知らしめることに。今のところは二人だけの秘密の共有になってるけど、これがどこまで拡大されるかとか、現実世界のキャラと一緒に異世界でパーティーを組んだりするのか興味は尽きないんだが、残念なことに残り話数はわずかなんだよなー。

絆のアリル#11

 ついにマスコットキャラの新しいアバターお披露目の巻。…といってもアレ、紅茶先輩が中の人なんだよな…。主人公を含む他の4キャラがおそらく中の人も女であって、一人だけ男が混じってキャッキャウフフしてる姿は、まぁ微笑ましくもあるんだけど、個人的にはグロテスクなものを感じてしまうし、紅茶先輩が思ったより女々しくて、そのへんジェンダー関連のテーマが込められていると思うんだけど、今のところはそのへんこのイシューで何が言いたいのか自分にはつかめてないので判断は保留段階。
 コンテストそっちのけでフェスみたいなものに出場というのも本筋と離れているようでもやもやするんだが、まぁ繋がるというテーマはネットで人気を獲得するのと不可分な条件でもないしそこは構わないかな。
 っつーか、やっぱりキャラ達が目指してるのは正確にいうとやはり動画配信者というのではなくアーティストという方向性なのではという感は強くなった。いやまぁ昔は人気歌手でも作詞家作曲家は別にいて分業体制で流行歌が作られていたのが、そのうちシンガーソングライターがでてきて一括製作のようになってきたので、自分の芸を専門家の分業体制でなく、下手すればプロデュースの段階から全部自分で組み立てるのが動画配信者の役割とすれば、それも一つの形なんかなと思わなくもないんだけど、そのへん自分も時代の変化を掴み切れてるわけでもないので…。

久しぶりにStarshipに乗ってみた。

 いつもはパルシウムばっか乗ってるので、復活させたSR600もSL-01も乗らずにいるのだけども、体力も落ちてるようだし物置から引っ張り出してスターシップに乗ってみた。
 出した当初は埃まみれだったので洗車。ペダルがついてないのでパルシウムのペダルをつけなおそうかと迷ったんだけども、めんどくさいので外しておいたクリップペダルをつけてみた。
 乗ってみたところ、軽いのなんの。余計なものをつけてないせいもあるが、カンパレコードをつけてるのでやはり全体的に軽いのだと思う。まぁ今となってはカンパレコードなんてまかり間違っても買えるような経済状況ではないのだけども。あと走りも軽い。平地オンリーではあるが、10キロほどを買い物も兼ねて走ってみたが、結局フロントアウター(52T)のみで走り切ってしまった。パルシウムはフロントインナー(34T)しか使わないので、久しぶりに乗って高揚してたのかもしれんが、なんとも不思議な感じ。
 洗車しても、あまりきれいにならなかった。スターシップは塗装が特別で、マットブラックでも表面の手触りがゴムのような触れ込みだったと思う。これが経年変化でべとつくというのはネットで見たような気がするが、さらに時間が経つとどうなるのかちょっと興味深かった。物置から引っ張り出したのは夕方で、実際に乗ったのは夜中なのでアレだが、日の出てる時に画像を撮ってみたい。
 もう20年も前のフレームなんだよな…。