スキロー#9

 主人公、帰省す…の巻。孫が帰ってきたら赤飯を炊くとか、両親がご馳走を用意するとか、母親が仕事を休んで娘と一緒にいる環境を堪能するとか、おそらく自分が仮に20年前にこういう作品を目にしても( ´_ゝ`)フーンとしか思ってなかったシーンで滂沱の涙を流してしまうという。形は現代的だけど、ウサギ追いしの『ふるさと』の世界なんだよなー。
 あと、精神的な折から助け出すのが王子様でなく、お姫様になってるのも現代的。都市部の、ああいう芯学校に行くような生徒がたむろしてる世界は実質貴族化してるってことなんだろうね、主人公が田舎者で庶民の代弁者とまでは思ってなかったけど、まぁそういうことのように見えてしまう。

久保さん#7~9

 なんかクラス替えを引き延ばして予想通りの予定調和。ついに、ついに主人公がヒロイン以外のクラスメートとお話を…という。しかし解せんな。花壇の花を枯れさせるとか、あの形式だと水のやりすぎによる根腐れはないだろうし、主人公をみて世話のやり方のアドバイスを…っていってるぐらいだから、水やりを忘れてたというのも考えにくいし。とはいえ、主人公が霧吹きを使ってるのに驚愕。あれが肥料の葉面散布だとしても病虫害避けの農薬散布だとしても、あそこまで丁寧に世話をやってキレイに咲かないはずがないというか、オマエ何者だよ…。委員会でやるレベルの世話じゃないデショ。