ヴェルメイユ#3
高慢ちきな先輩に喧嘩を売る話。なんかこれでええんか?みたいな不安が。主人公はあの魔力の大きさからすると、おそらく器だとか度量が広いみたいな記号だろうし、前に喧嘩を吹っかけられても筋を通されて、彼がやられたことを聞いてその仕返しだとかまぁ理念はあるけど、それまでの経緯からすると主人公は実力が伴ってないということだろうから、もう典型的なジュブナイルなのであって、さぁ、ここから負ける展開なんてあるの?みたいな。昔だったらここで主人公は想いだけは強くても実力が伴ってないから、最初は思い込みだけで突っ走って、先輩もそういう未熟さを分かって手加減するとかして、最初っから主人公が華麗に返り討ち…なんて展開にせず、すこしずつ成長させたりしてたもんだけど、なんだろうな?。そういうのたのたした展開だと映画でもアニメでも倍速であらすじだけ追っかける最近の若者には見向きもされないってことなんだろうか。なので、なるはやで主人公に成果を上げさせるためにチート級の使い魔をあたえてるわけで、しかし今回なにやらその使い魔も苦戦してるような描写なんだよな。こちらとしては「おいおい、本当は実力差は格上なのになんで弱いフリしてんの?」としか思わないんだけども、どうしたものか。今回の高慢ちきな先輩も同じ学園の生徒なんだから、どうせ物語の進行とともにかけがえのない仲間になるんだろうし…としか思わないし、その先輩もあれだけ大見栄切って主人公に負けたとしたら、もう恥ずかしくて学園にいられないほどプライドをへし折られると思うんだが、まさかバランスを取ってお互いがお互いを認め合う展開にして、勝負は主人公の辛勝だとかそういう結末にでもするのかな。これだけお色気要素をふんだんに盛り込んで、エンタメ作品なのは明らかであって、世の中の不条理や理不尽さなどを織り込んだ文学性の高いものではないから、あんまりツッコんでもなとはおもうんだけど、どう考えても主人公が負けて底辺を這いずる展開になるとも思えんし、かといっていくらスカッとするからといって単純に主人公に力押しで勝たせるのだとするとそれはあまりにもな話であって、まぁさすがに原作者もツマラン展開だとわかってそうするとも思えないんで、何らかのサプライズはあるんだと思いたいが、なんか不安の方が大きいという。
ただ、次回1クールの#4だと思うので、前中後編の前編が終わるタイミング。なんらかのケリはつく一つの区切りではあって、この作品がアニメ化されるほど支持される特色が示されると信じたいというか。でもそういうことだとちょっとミスリードの仕方がなんとも悪戯っぽく感じるわな。
そういやEDが処刑少女のEDと似てたのでチェックしたら、アーティストほぼ同じだったという。OPはOPでピアノの使い方がカッコウのEDに似てるなとは思ったんだけど、vo.も違うしあんま類似性を確かめてもなーみたいな。この「どっかで聞いたような感覚」、自分にとってちょっとしたフックになってるなぁ。
姫ちゃん仲良しシナリオ読了。
え、なんなの?という感じ。もちろんそういうシナリオだから卑猥な単語がこれでもかって出てくるんだけど、それが実用方面でほとんど威力を発揮しなくて、かといってテキスト自体は面白く感じてしまうとか、世の中こんな表現もあるんだなというチョットした驚き。いやまぁ読んだ全員が面白いと感じるとも思わないし、これで興奮する人もいるんだろうけど、不思議なこともあるもんだという。
HDD逝くか?
なんか夕方PC再起動かけたらアニメのストレージに使ってるWD60EZRZがS.M.A.R.T吐いてまともに動かなくなった。とりあえず外して新しいHDDを買うまで保留状態。
うーん、このHDD、自分が持ってるHDDのなかでは一番直近に買った奴。6TBと高容量…ということは高密度になってるから昔のHDより繊細なんだろうけど、一番新しい機器が真っ先に不具合なのは納得いかん。
というわけで、しばらくの間アニメ感想は変則的になりますので…。#1とか#2とかを保存したまま視聴してない作品結構あるからちょっと痛い。こういうつまづきがあると、なんのかんの興味がフェードアウトしかねないんだよね。
