戦闘員#2

 部下二人をつけてもらい、敵の補給部隊を襲いに行く話。こなれてない感がちょっとあるが、ドタバタコメディとして楽しめる上に、前回述べたようなチャップリンを彷彿とさせるような心への染み方が心地よい。今回の話の出来が格段よかったわけでもないのだが、方向性的には「オレこんなに大笑いしてるのに、なんで目から涙が零れてるんだろ?」系統のお話のように思える。何度も見返すのではなく、雑誌でいえば読み捨てるぐらいの立ち位置だとは思うんだが、個人的には今のところ評価が高い感じ。

ビーツスパ

 

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 昨日、やはりお目当ての山菜が入荷してるか探しに行ったがなかったので、店頭にあったビーツを買ってみた。前からビーツは買ってみたかったんだが、なんかそういう気分にならないことが多くて今回めでたく購入と相成ったという。
 ビーツ、高校の時は社会科でサトウダイコンとしてよく耳にしていたのだが、この年に至るまで口にしてなかったという。砂糖を取る用途のビートはもっとデカいらしいが、今回購入したのはそうではないやつ。でもこれ一袋四株入って70円かそんな安さ。
 で、レシピをネットで検索してみると、たいていが根の部分をペーストにしてスパゲティに絡めるというもの。自分がやろうとしてる葉を入れたり、根の部分はペーストにせず薄切り程度での調理はあまり見かけないが、それでもやってるレシピはあった。自分は根は四等分していちょう切りの薄切り、葉は3~5㌢ほどのざく切りにする。まぁいつも通りのペペロンチーノベース。
 どのくらい火を通せばよいのか今一不明なのだが、前にカブのスパゲティを作ったのでそこそこ火を通せば甘みも出るだろうという程度のいい加減さで調理。肉出汁はソーセージ。
 ビーツの根を切ると手が赤くなりはするが、すぐ落ちる。で、調理後はこの赤さ。ネットで調理例としてよく上がってるペーストを使ったものはもっと赤いから、この程度の赤さはむしろオシャレなのでは?と思ってしまった。根そのものは臙脂というかワインレッドというか、とにかく深い赤。
 味は…、ちょっと混乱してるというか、ビーツがそもそもからしてサトウダイコンなので、甘みが強い。そこにソーセージの旨味成分と、唐辛子の辛さが混然一体…とはならず、もうこれはいかにもちぐはぐな味わい。マズいわけではないのだが、どうもこの3つの特徴的な味が別々に主張して、調和というところからは程遠い感じ。まぁ確かにネットで目にしたレシピでは、ペペロンチーノベースのやつは少ししかなかったから、割と自分のような味の感想を抱いて調和するような味付けにしてるんだろう。和野菜とかべつにしょう油やツナなどのいかにも和食テイストなレシピが多いようなものでも、別にペペロンチーノベースで調理しても違和感はないから、ちょっと今回はビックリ。一株使ってまだ三株残っているから、次回は葉だけとか根だけのものをためしてみたいがどうなるか。
 四枚目の画像は、ワラビとイタドリをつかった炊き込みご飯。タンパク質はイトヨリにした。㌘単価が変わらないので一番型の大きいのを買ってきたという。