回復術士#2

 主人公が虜囚の身から解放できて本格的にやり直しをする話。うーん、#2で一番の復讐がなったの結構びっくりした。フツーに考えたら物語のクライマックスに持ってくるはずで、以降の話をするのだとしても中盤の盛り上がりに持ってくるのがセオリー。とはいえ前世からの因縁で復讐を遂げる相手はまだ残っているようだし、謎解きも用意されてるので、カタルシスをこんな早期に持ってきてもそれなりにネタはあるらしい。
 今回の話を視聴してる最中、個人的にはこんなにうまく話が進むはずない、終盤でどんでん返しがあって主人公また雌伏を強いられるとかの可能性を強く持ってたからホント意外だった。
 視聴後あれこれ考えていたのだが、これおそらくメインターゲットは氷河期世代だよね?ということ。気になってggってみたら、なろう連載で開始が2016年とあった。アベが再チャレンジを掲げて政権に復帰して数年、その実再チャレンジとはアベ本人だけに適用されるものであって、それまで見捨てられるままであった氷河期世代は捨て置かれるだけだった。アベといえばポスト団塊で、ポスト団塊は当時企業の中堅として氷河期世代を容赦なく切り捨て、社内政治でのし上がってきた連中。それが自分にだけ都合よく再チャレンジとかいって、その実オトモダチだけに絞って利益誘導するだけで、却って搾取の度は強まったから特にアベが政権に復帰して三本の矢がなしの礫に終わって結局彼の目論見が既得権益層の利益のためだけで国民全体をだましたことが明らかになり、彼の見極めがついたときの庶民の怒りはほぼ確信に変わったといってよい。団塊の世代は割とバカにされがちではあるが、それと比べてもポスト団塊は社会をよくするという概念自体がなく、パワハラ、追い出し部屋など、自分が既得権益を維持するためには容赦なく社会を食いつぶす所業を年代が下の連中はよく見てたわけで、そういう庶民の鬱屈が原作の支持をこれ以上なく高めたというのも容易に想像できる。
 ホントなろうあたりを原作にしてるアニメ化作品、結構よく目にしてきてるわけだが、その主張がもう容赦なく市民革命や既得権益層の断罪に振られてるの、なかなか社会が煮詰まってる感じ。願わくばこれが単なるガス抜きに終わらず、抑圧を受けてきた層への救済につながればと切に思うが、まぁよくできているとはいえ三文芝居がそう社会を動かす原動力になるってことも今までは可能性としてはほぼなかったから、まぁそのへんしみじみとした感慨を抱いてしまうとかそんなの。


ルフレハンター終わる。

 おそらく7000位以内には入ってぷち三枚取りできたと思う。今月は不思議な推移で、初日二日目勝ち点とれたのだけども、自狩りの夜激はMVPが取れなかった。それで金星が稼げないかと思いきや三日目以降で金星は二周目全部開けても余裕ができるほど確保できたし、ランキングぷちのためptが稼げないと思ってたら、やはり三日目以降で徐々に確保できたという。
 思い起こせば、ハンターは、最初は夜激を一匹も狩れない状態だったのが、かなり無理をしてLv40前半のが狩れるようになった時代があった。あの頃はLv42で月石が功労賞+1だったから、Lv41とLv42のわずかな差を祈っていたように思う。それが最近ではランキングぷち確保のためptを稼がなくてはならないから、Lv47やLv48を願うようになってる。逆にLv42とかLv43を呼んでしまうと、当日炭酸が使い切れずに余ってしまう可能性すらあるという。手持ちのデッキが充実するのはうれしい限りなんだけど、成長とともに目標が上がっていくのもちょっと追い立てられる感じでわびしい思いがする。