ゲキドル#2
劇団の維持費のためにインディーズにてドサ周りをやる話。うーん、一昔前の場末の劇団モノといった感じでなんとも泥臭いというか、ただ個人的にはそういうシナリオは好みというか、アイドルものだからといって始終キラキラしてるとか、スポ根まがいの爽やかな努力モノとかはもう見飽きてるというか。まぁよくわからんのだが、今回はくっさいお芝居みたいな雰囲気で、一歩間違えたら苦笑モノというか、ただ、おそらくこれは狙ってそうやってるんだろうなという気はする。視聴中はヘッドフォンで聞いてるせいか、注意したら割と声優の声あても表情豊かに聞き取れるんで、今ドキの声優の演技からすると素人くさいのもおそらく狙ってやってるんだろうなという気がする。
不思議なもんなんだけど、アキバでのライブ開始時に、演出にそれほど頼らずにふっと空気が変わる様子とか、停電して主人公が演技を始める瞬間にもそういう空気感が表現されてるのはちょっと感心した。アニメとはいえやはり演技志向だからそのへんにこだわりがあるんだろうという感じがひしひしと。