天晴#2#3

 2話目からは全然悪くなかった。こう、理念だとか筋だとかそういう堅苦しいんじゃなくて、どちらかというと自分が納得できるようにとことん突き詰めるその心意気とかそんなのかな?。キャラの見かけの破天荒さに比べてそこそこセリフが大人っぽいというか、そこかしこに含意があるのを見つけるとおおっとは思うが、その行間の部分がどういう展開になるのか楽しみではある。
 が、こう澄ました感じの天晴、よくよく考えてみると金持ちのボンボンなんだよね。彼が既に得てるものは銀の匙を咥えて生まれてきたからこそのものであって、庶民がああはなれないってのがあって、それが玉に瑕というか。まぁむしろ貧乏人が達観視したり類まれなる才能を持っているという話ならそっちのほうがお花畑なのではあるが。