ていぼう#2#3

 うーん、やっぱり面白いと感じてしまう。物語としての起伏はないんだけど、描写の意図が伝わりやすくて視聴者のハートを掴んでくる感じ。そのへん自分が釣りに関してはズブの素人でも、かといってガチ勢でもない中途半端な知識しかないというのもあるかも。トリビア的要素が皆目わからないわけじゃなくて、うんうんそうそうと頷けたり、かといってそんなこと当たり前だよという立場でもないし。
 あと、先輩たちが完全に主人公たちに対して親目線なのがほっこりする。この作品、実親も出てくるのだが、その両方とも親の役割をしてる。ただ、オモロイのは実親の方は核家族時代になってからの親の像で、先輩たちはそれよりもっと古い価値観の親の像になってること。まぁ物語上は一緒にいる(描写されてる)時間が長いのが先輩たちのほうなので、そのへん時代がひっくり返るのは当然のことなんだけど、いざ気付いてみるとクスリとさせられるというか。で、視聴者が先輩目線に立てば親の気持ちになれるし、主人公目線に立てば子供の気持ちで初心者として釣り知識を教わることになるので、これ、なんかうまくできてるなと。

球詠#5

 うーん、コレも楽しめてしまう。しかしなんだな、これ毎回言ってるけどやはり女子野球ではなく高校野球のキャラを女子にしただけみたいな感じだねぇ。まぁよく考えてみたら野球なんて競技人口もファンの数ももう日本の国技と言ってよいほどのものなので、それこそプレイ技術は日本の得意芸であるところのガラパゴス化が極まっていて、野球の本場のアメリカの大味なプレイに比べて、プレイ技術が細部に渡って掘り尽くされてる感じで、コーチング技術も極まってる。なので、女子野球はプロ野球の後追いするだけで精一杯で、女子スポーツであることの強みが見いだせてる段階ではないのだろう。そんなことを追求してたらプロ野球高校野球に比べて技術が見劣りしてどうしてもプレイ鑑賞しても物足りなくなる。パワーで男にかなわないとなれば、女であることの特質を活かした体操だとかフィギュアなどのエキシビションスポーツになるし、体力差がルール上制限されやすいネットスポーツになる。アメリカなんかでは女子サッカーの人気がそこそこあるようだが、だがあちらはサッカーよりアメフトや野球に人気があって、運動神経のよい男はそっちに流れるから相対的に男子サッカーの地位が低いってだけの話のようにも思え、そういやサッカーの強豪国ではあんまり女子サッカー人気あるとは思えんよねといったところ。珍しいところではバレーボールがあって、これ、男子の方は相も変わらずパワー勝負になってるのだが、女子の方ではパワーが男より劣るかわりにスピードやフォーメーションで独自の発展を遂げてた。が、最近は女子でもパワー勝負になってきて途端に人気が一時落ちたわけだが、ショースポーツとしては自滅*1に近いわな。
 ただ、日本の狭い国土で多数の人数が競争の末、その特異な環境で独自の発展を遂げた野球には、やはり過去からの人数に裏打ちされた膨大なデータベースがあるのであって、そこから引っ張ってくるのがネタも豊富だし手っ取り早い。現実には確立されてない女子スポーツの魅力なんてウソ臭いし、それより高校野球のネタのほうが身近だしリアリティもある。そりゃプレイ場面は高校野球の男子を女子に置き換えて、人間ドラマの部分を女にすればちゃんと形は整うわな。
 しかしなんだな、自分はスポ根モノ見慣れてるから総花的展開でも十分楽しめているんだが、冷静に考えるとこの作品、極めて視聴者にストレスを与えないようにその成分を取り除いているし、成長要素も浪花節的要素も効率的に配置されていて、なんというか、「泥臭さ」がイマイチ感じられないんだよな。こう、ビタミンを野菜や果物じゃなくて、サプリメントで摂取してる感じ。それがいけないってことではないんだけど、なんのかんのいって今でもレファレンスとしてハチナイを思い出してしまうのは、あちらは泥臭いというかドンくさい部分があって、だからこそ時間の経った今でも頭に残ってるんだろうなと思ったりする。

かくしごと スペシャル対談ムービー

 なんか艦これまとめサイトのアンテナで見つけたので視聴してみた
TVアニメ『かくしごと』久米田康治×神谷浩史・スペシャル対談ムービー#01「これまでのこと」
TVアニメ『かくしごと』久米田康治×神谷浩史・スペシャル対談ムービー#02「今と未来について」
TVアニメ『かくしごと』久米田康治×神谷浩史・スペシャル対談ムービー#03『「かくしごと」について』
 なんかこれ聴いてると、雑誌連載とアニメ同時に終了させるみたい。なので姫が過去を振り返るというシーンが挿入されてるのか。あと神谷浩史絶望先生と同じように思われるのが嫌だとか言っていて、確かに声質を変えようもないし演技も一緒だと思われるのは演者として癪というのもわかりはするんだけど、個人的にはしかたがないというか、こう、糸色望と後藤可久士のキャラデザが、それはもうほとんど一緒なんで、むしろ神谷じゃないと視聴者の大半が違和感を持つと思うから選択肢がそもそも無かったんだと思うわ。絶望先生の方はオーディションなしで、かくしごとのほうはオーディションやったと言ってるが、監督にしてみたら最初は確かにできれば絶望先生との被りを避けるために他の声優も呼んだんだろうけど、いざ実際に演技をさせてみたら神谷以外のほうが違和感があったんじゃないかな。なんというか、ジャッキーチェンはどんな役でも声優は石丸博也シュワちゃん玄田哲章みたいな。
 しかし、この対談動画小学館の根回しらしいが、かくしごとって講談社だったのでは?。まぁ絶望先生の話も多いんで、小学館としても宣伝になるというか宣伝してくれってことだと思うんだが。動画三本あって、どうでもよいこともかなりあるんだけど、結構得るものが多いんでアニメ視聴している人や久米田に興味がある人は視聴して損はないと思う。

ルフレふむふむちょっと辛い。

 今、朝なんだが、Lv70ぐらい。昨日進んでおこうと思っていたんだけどやっぱり寝オチ。さすがに今日は本腰入れるつもりなんでコーヒー飲んで対策したのだが、それにしても通信環境が悪化してる感じでふむふむ辛い。昨日あたりから帯域制限が5分おきではなく2~3分になってる感じ。10分のゾーン時間に、前だったら帯域制限が2回だったのが、今だと3回になってる。自然復帰するとはいえ、ゲームというかブラウザがフリーズするのでもどかしい。
 実は、

f:id:corydalis:20200430092540p:plainf:id:corydalis:20200430091627p:plain
 今まで一回もふむふむでは作らなかったSPを今回は作ってみた。珠里椏プレボに結構溜まってたので。実は繭子もあるし由佳もあるのだが、今、枠が残り少ないんで取り出すときつくなるので自制してる。
f:id:corydalis:20200430092557j:plainf:id:corydalis:20200430092614j:plain
 しかし珠里椏、ヤンキー設定なんだがキャラ造形が従順な後輩ワンコなんで結構愛着が湧くんだよな。しかもバニーコス。おそらく強化しても戦力にはならんとは思うんだが、ptアップ効果がハンター報酬より良いのでそこそこ助けになってるはず。
 なんかエントリー上げて油売ってないでさっさとふむふむに集中せねばとは思うが、単調作業で退屈するんだよ。

というわけで、今回のふむふむのお供はつぐもも

 過去に撮り溜めしててそのうち視聴しようと思っていたら第2期が始まってしまったのだが、視聴の機会を窺っていたというより忘れてたというのが正直なところ。新番チェックのときに付喪神がモチーフというのは把握していた記憶があるから、視聴意欲がなかったというわけではないし、そのへんなんで放置状態にしていたのか自分でもわからん。
 今回序盤視聴して、何がいいたいんだろこの作品とかもどかしく思っていた。空から女の子が落ちてくるボーイミーツガール(実際に空から落ちるのは男のほうだが)で、成長モノだというのは目星がついたし、それは結局第1クール終了までその通りだったと思うわけだが、不思議なことにほとんど社会批判要素がない。そのことに違和感を持ちながら視聴していたわけだが、途中で気付いたのは、あ、これ、社会情勢が変化したんだということ。要するに、最近のアニメのほとんどが、なにがしかの社会批判要素を含んでいて、自分がそれに慣れてしまったために、その社会批判要素抜きの純粋な成長モノを目の当たりにして面食らってるらしい。「あまそぎ」なる災厄も、人間の欲望が原因であるのだが、こう人であったら誰しもがもっていてもおかしくない一般的なもので、今ドキの作品にありがちな、貧困など窮地に陥って暗黒面に落ちたというものではない。その貧困も補助線引いたら上部構造による搾取が原因だとわかるようなものが多いわけで、なんのかんのいって社会批判、もしくは政権批判がたいてい仕込まれてる。
 で、気になって調べてみたらこの第1クール、2017年4月に初回放送があって、その時期といえばモリカケ問題が始まった頃。この作品のアニメ化が決まったのはおそらく2017年より前のことだから、まだまだアベが私腹を肥やしてるということが明らかになっていない時期であり、アベノミクスが好景気をもたらしたというウソがまだ信じられていた頃。なので、こういうサブカルものが扱う題材は平和そのものだった。自分もこの1年で政権批判要素の多い作品急に増えたなぁという実感はあるのだが、こうやってモリカケ以前の作品を実際視聴してみると、改めてテキスト内容の変化に驚かされる。というか、2017年7月の東京都議選の応援演説でアベが「こんな人たちに負けるわけにはいかない」という国民に対する宣戦布告が行われているんで、あーあの時から日本は実質内戦状態に陥っていたんだなと、今振り返ってみて初めて実感するという。本当ならというか、それまでの日本だったらアベは即刻辞めているはずで、それが公文書を改竄し死人を出してまで権力にしがみついたために日本がそれまで、たとえ建前でしかなくても法治国家であったことから、全く別の国に変化したというのがわかる。
 なので、この作品、人間の一般的な愚かさに対するトラブルシュートを行いながら少年の成長を描いているというものが、今となっては少々物足りなく感じてしまうのはなんかちょっと不幸な感じがする。こう、お説教的な堅苦しいテーマだけでなく、容赦ないパンツ描写で顕著なように、性的な成長にも意欲的でへぇ~積極的に攻めてるじゃんと思うのだが、モリカケ要素を除外したとしてもこの三年で大企業でも40代がリストラ、消費税再増税で景気の冷え込みが昨年末には決定的になっていたわけで、社会批判要素極めて薄いこの作品、ドラマとしてそんなに悪くないんだけど今となっては何を脳天気な…と感じてしまった。しかもコロナ禍で労働環境の悪化や貧困がより露わになってしまっているわけで、世の中どうなるかわからんもんやなとしみじみ思わされるというか。
 あーあと、この作品のみどころ、作画が整ってるので石鹸シーンが美麗だし、皇すなおちゃん個人的に好みなんだが、刀の振り方がちゃんと引き切りしてて見どころあった。刀の重量感がアニメにはありがちに感じられないのだが、そこはスピード感重視なんでわざとだとわかるし、そのへんのバランスは絶妙。テキストもバランス取れてはいるんだが、構造的に一昔前の萌えアニメと同じなんで、新しい視点とかに期待しても得るものはないかも。原作は掲載誌がコロコロ変わってるんで、ターゲット層を見失いがちなんだろうねぇ。成長モノだと思うから、当初としては青少年というより、ちょっと下品寄りに踏み込んだ少年向けだったんだろうと思うけど、今掲載誌がアクションらしいからどうなんだろ?といった感じ。


 さて、ネットの接続状態も朝に比べてなんか徐々に悪化しつつあるように思うが、それでもアニメ視聴のおかげでふむふむLv100にも到達できたしランキングもそこそこ上がった。まだまだ走るのをやめるわけにはいかないんで、引き続き第2期も視聴してみようと思う。

ルフレふむふむ、2000位以内に入ることができた。

 よっしゃってなもんで。午前中もそこそこ時間を使っていた上に、午後はほとんどつぐもも視聴しながらガルフレに時間を使っていたのでなんとか上位SR二枚取り下位SRフルマカぷち★2達成。
f:id:corydalis:20200430200246p:plain
 まえに2000位以内に入っていたときは、Lv110以上だったような気がするが、今回はLv109。やはりSP応援カード入れたのが効いていたのだろう。ラブラブ差し入れTIMEとスーパー大接近の組み合わせで、SPなしだと4700ptぐらいなのが、SPのおかげで+1000ptぐらいだから、この2割が大きいと思う。これがただの差し入れと、接近および急接近の組み合わせだと、獲得ptの総量はなるほど小さいのではあるが、SPのおかげで加算が五割増しになるからなかなか馬鹿にならない。しかもつながりガールも一番相性が良いと思われる病弱さんLv15と、手持ちでは一番加算が大きいのも運が良かった。
 下位SRの鈴河凜乃は、守援寄りではあるのだが、4Maxフルマカにすると攻援+守援の総合力がおそらく手持ちのカードで一番になりそう。反面上位SRのミコト先生、こちらは攻援寄りなんだが二枚確保の+一枚はバッジで補充して3Maxにしてもそんなにステータスは飛び抜けてないのが悩ましい。せっかくの上位だから最終進展してやりたいのだがフルマカ鈴河凜乃より総合力が下だとどうにも気が進まないというか。自分の手持ちのCOOL属性だと、もちろん十分戦力なんだが、前のふむふむ2000位以内のときよりイマイチというか。
 城姫クエストもイベントが新しく始まったし、艦これなんかは月末〆でEOのやりくりが大変だった。まぁなんとか今月はやらないと決めていた5-5以外は昨日のうちに全部終わらせていたからよかったものの、新規追加任務やネジ獲得用の北方任務や東方ツリーはまだ手を付けてない段階。遠征も帰還出撃の切り替え作業にストレスが発生してしまうんで、艦隊演習以外の資材獲得演習はストップしてたぐらい。その甲斐あってのランキング報酬なんでなんとかなってよかったとしか。

つぐもも2 ~#4

 第1クールに続いて視聴したせいか、話も手堅くまとまってるように見えた。今になって思えば、自分の欲望に負けて闇落ちしたのに、トラブルシュート後は誰も彼もが自分の責任だからとやけに物分りが良いのが気にかかるぐらい。そりゃまぁ物語だから〆は大団円というのは間違ってないんだけど、現実は自分の過ちを認められないのがたくさんいるのでそのへんなんとも。まぁ説教臭さはコメディとお色気で十分中和されて、落とし所も間違ってるわけではないんで、エンタメとしては問題なく楽しめるといったところか。


 というか、第1クールですなおがお気に入りになってしまったので、#2はもうごほうびでしかなかった。
f:id:corydalis:20200430203646j:plain
 強気の女の子がデレて、自分から求めてくるのって最高じゃね?ということで。事後の確認を母親がやってるシーン、あれ、中世のヨーロッパの貴族の結婚初夜では親とまではいわないまでも親族がやってたわけで、なんか細かいなぁと妙に感心してたり。いちおうすなおとは未遂ということだが、主人公やることはやってる*2んで、絵面ほど問題シーンでもなかったり。

*1:プロ野球でも過去巨人が各チームの大砲を札びらで頬を叩いて買い漁って飼い殺しにし、人気が一瞬でJリーグに抜かれてたし。

*2:桐葉とは本番を、それ以外でもゴニョゴニョは示唆されてる