リスナーズ#2#3

 放浪記に入るという。正直良くわからんといったところ。なんかハートを強く持てみたいなメッセージっぽいが、そのハートって、日本がこれだけ凋落して法治国家の建前すら放棄してる現状、夢だとかそんなので超越できんの?みたいな諦観が自分にはあって、若者に筋を通せとか主張しても鼻で笑われるだけなんじゃネーノと思うわけで。
 なんかこれから各地の実力者を訪問って流れで、これおそらくガリバー旅行記っぽくなるのだろうが、そういう方向性自体には期待が持てるからちょっと楽しみ。


 さて、今回ギターアンプ割と細かな描写だったので。
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 セリフにあったからアレだが、前と比べて整流管が増えてる。気になって前のと見比べてみたんだけど、前は整流管を取り外していた…というわけでもなくて、どうも今回描写することで新たに付け加えられたみたいな感じ。しかしそうなると前回トランス云々いってたのを修正せざるを得ない。向かって一番左が電源トランス、で、回路的にはそこから整流管につないで、整流管から電源トランスの右側にあるチョークトランスに入力して整流後のリップルを取り除くという流れになる。で、回路的には一番右側にある出力トランスにつないで、そこから整流管の右側に四本ならんでる出力管につながるという流れ。ただ、これだと、チョークトランスから出力トランス、出力トランスから出力管という配線が寄り道していて、ノイズを拾う可能性を考えるとあまりよろしくない。のだが、電源トランスとチョークトランスをアンプの左側に集中して配置してるために、あえて出力トランスを右側に置いて重量バランスをとったと考えるとそう間違いというわけでもない。オーディオアンプは据え置きだが、ギターアンプは持ち運び上等!なので、出力段の配線を極力短くするより優先するのは実用的。ノイズを拾って困るのは、むしろ初段増幅部なので、そのへんメタルシールドも被せてるし、初段から出力段への配線も短いから、そのへんは合理的。まぁ自分ギターアンプの中身見たことないんで、これがあたりまえなのかも。