刀使ノ巫女 第15話

 なんとも気の抜けた温泉回。
 前回の舞衣担当回を思い出すと、こうインターミッション的なのが続いており、若干話も進めているものゝ、基本キャラの幅を広げることをやってるっぽい。今回示された仕事のやり方というのも新鮮味はないが、ターゲット層が中高生ならこんなもんだろうといった感じ。とはいえ、今回のメインを張ってる益子薫も、こういう描写だとそれなりに経験があって、力の入れどころ抜きどころを習得している手練れ感は出ているので、無理やり若輩者に語らせてますって感じの不自然さはない。
 そう強い主張も見当たらず、テキストもヌルめではあるが、だからダメというんじゃなくて、肩肘張らずにのんびり視聴するにはよかったという印象。