式姫の庭サ終告知。

 うーん、寂しさ半端ない。結構動揺してる。今やってるブラゲの中では割と優先順位が高いのでショックがでかい。

 思えば人気投票周年記念姫に芙蓉が来て(ちなみに手持ちの金チケ全部122枚使っても出なかった。虹チケで無事確保)、その後に本当の周年記念時にこうめがユニット化したから、なんかヘンだとは思ってた。サ終は想定の範囲内ではあるのだが、さすがにこんなに早くとは予想していなかった。

 

 

 式姫の庭をやり始めた頃は式姫草子という別サービスもあって、かくりよやひねもすに比べると庭のほうは割と古参のサービスという認識だ。おそらく庭のほうはメインサービスのキャラを流用してそれほどコストもかけずに運用できるサービスだったんじゃないかと思うのだが、最近はデータベースが圧縮されるほどプログラムが複雑化していたようなので、それなりにコストがかかっていたのだと思う。それでいてそんなに商売っ気がないサービスだから収益もそれほど上がっていなくて、それがフラッシュ終了に伴い、移行コストをかけられなかったんだと思う。

 

 

 このサービスが長期化していつのまにか式姫projectなる名称を与えられてシリーズ物がいくつか出てきた。最初はこの庭と前述の草子、あとひとつRPGがあったような気もするのだがアピリッツ公式に行っても見当たらなかった。庭の次にかくりよに手を付けてみたのだけども、これがもうめんどくさい。自分わグルま!をやろうと思っていて、しかし気がついたら速攻でサ終してたので、こう追い立てられない、箱庭ゲームである式姫の庭は当時そういうものを探してた自分にとってうってつけの作品だったのだ。いつやめてもその気になればいつでも復帰できるし、とはいえ、サービスとしてはのんびりしてる本作から離れがたく、常時起動するゲームになっていた。

 なんつーか、式姫転遊記がサービス1年もしないうちにサ終してるし、草子以外にもサ終になった式姫作品もある。でアピ公式を見てみると、庭はこのまったりした作品が中国語版にも英語版にもなり、最近では家庭用ゲーム機にも移植されていて、割と商売的には攻めていた作品だったらしい。が、庭が終わると、式姫project作品はスマホオンリーのひねもすと、ブラウザ版のかくりよの2つに絞られることになる。これは個人的な観察に過ぎないが、いくら収益をかくりよが上げているからといって、式姫project作品の裾野を広げているのは庭なんだから、庭を終わらせたらいずれシリーズ全部が縮小していくような気がしてならない。

 

 

 個人的にはChromeがフラッシュを切り捨てても、他のブラウザでフラッシュが使える状態なのであれば、別にフラッシュのままでも、キャンペーンがそんなに目新しくなくても細々と続けてくれるのがありがたいのだが、今や人間すら45歳以上は切り捨ての時代なので、コストカットの波には逆らえないのだろう。サービス続行の可能性を祈りながら、残りの期間をできるだけ楽しんでいきたいと思う。