ウマ娘 プリティーダービー 第1話

 ステーヂってなんだよ。
 五十音順に拾ってみたら、そう、これこれといった感じで感想対象に。まえに友人から、この作品のレースは現実にあった競馬の名勝負が元ネタで、結構忠実で評判だったというのを耳にしていた。
 原作はゲームのようで、そのへんあんまりこねくり回して考えても仕方がないのだが、単純に競走馬を擬人化したという割にはキャラクターと、馬や人間との距離が今一掴みにくい。馬に寄せているのか人間に寄せているのかはちょっとわかりにくいというか、混濁気味が激しい感じ。舞台に賭けが絡んでくるのは競女と似ているのだが、そのへん比較する意味があるのかどうか。
 どうせストーリーはおざなりでしょと思っていたのだが、この第1話を視聴した限り、萌えフォーマットからの脱却は果たせてないが、なかなか健闘していると感じた。で、なんでだろ?と思ったら制作はP.A.Worksなのね。
 陸上競技短距離走の要素が入っているのかなとも思ったんだけど、その要素が皆無ではないにしろ、基本テクニカルな技術にはこだわってないような気がする。競争シーンには時間をかけなきゃドラマにならんだろうし、ならば陸上の短距離の100や200じゃせいぜい20〜30秒なのでとてもつめきれないんだろうし、かといって400以上の中長距離に描写をあわせたら疾走感が失われるので、まぁこれは正しい判断。
 でもまぁリアルの競馬にほとんど興味が無いから、正直次回以降どういう期待感をもって視聴したら良いのか困ってしまうという。