たくのみ。 第12話

 ラベルを上にするのはマナーだったっけ?。
 化学の試薬瓶だと、液垂れしてラベルに付着し、後々ラベルが読み取れなくなるからNGってのは見たけどな。目上の人が口をつけてから飲み始めるってことは言われたような気が。真はすぐにゴクゴク飲んでたけどな。
 スーパードライがなんでこんなに席巻したのかと言われると、逆説的だが個性がないことなのかなと思う。これが大流行した直後でも自分の友人は薄っぺらい味だとか、他のビールのほうが味わいがあるとか言ってたんだけど、食事のときにはそれが邪魔するんだよね。まぁビール程度の味だったらどれ飲んでもそんなに変わるものかという気もするが、雑味が少なければ少ないほど、ゞんな料理にも合う。料理との食い合わせを考えるのだったらもうめんどくさいわけだし、料理屋の方としても酒との相性まで考えて味付けを考えねばならないというのもね。飲み屋についたとき、料理はこれにするからそれに合うビールは…とか、ビールに合う料理はどうすべきかというより、スーパードライがすべての料理に合うならば、「とりあえず生」にはピッタリなのだ。味にうるさい人でも、どうせジョッキ一杯飲む間にビールの味の差を感じるほどの感覚は失われるのだから、慣れてしまえば問題はない。アサヒの開発陣がそこまでの波及効果まで考えて味を決定したわけでもないだろうが、単なる運だけでもないだろう。刺し身の話はかなり前に開発陣のインタヴュー記事かなんかを読んだことがあるのだが、ちょっと記憶にない。本当にそうか?ぐらいには思うが、そのへんの真偽を問うたところでなんの意味もないからそこは〆。
 なんか続編があってもおかしくない終わり方。見終わってみればちょっと宣伝臭いかなと思わないでもないが、もともとが商標込みで飲み方を提示するレモンハートスタイルなのでそれがいやなら初期の段階で見限ってる。個人的には個別銘柄をプッシュされることこそ期待していたことなのでこれでオッケーだ。入手できるかどうかわかんないが水曜日のネコはちょっと期待してる。
 しかしアヴァンの登場人物は全員20歳以上のアナウンス、アダルトヴィデオっぽくていつもドキドキしてた。