宇宙よりも遠い場所 第3話

 犬猿雉がそろった模様。
 南極にいける展開が強引過ぎるのだが、現実に南極に行く手段が極少数である以上それをいうのは野暮というもの。実は数年前になにかのきっかけで南極旅行のことをネットで調べたことがあるんだけど、日本からのツアーだと200〜300万、南米のとあるところに滞在して現地のツアー開催を待つ方法だと100万以内だが確実ではないとか。基本南極大陸に上陸して云々というよりは周辺を船で航行して、時折拠点に上陸してペンギンと戯れたりするってことぐらい。南極観測隊と同じ生活環境に身を置くってのはこの作品の冒頭で述べられていた通り資格要件が必要で、行きたいからいけるって物ではないだろう。今まで視聴してきてこの作品の女子高生描写がリアルかどうかは判断できないけど少なくとも現実味を付加してはいると思うのでそういう意味での日常性と、まったくリアリティのない南極行きの非日常性をミックスさせることの意味がちょっとわかりかねるってところかな。そのへん実現性は特に変わりは無いんだけどまだロケガのほうが国の後押しがあった分(今もあるのだろうか)なんか夢がありそうなところ。で、ロケガの反証としての宇宙よりも遠い場所なんだろうか。