加藤との関係修復を他のキャラを排除してじっくり描く回。
他のキャラをテンプレどおりに騒がせているから、その分加藤のあり方は目立たないはずなんだけど、今回加藤を爆発させて一気に他のキャラと対等どころか一段上に占位させてきたという。まぁ物語上の話法に従ってるだけなんだろうけど、加藤が会話をコントロールしている様子が小気味よくテンポ感がある。加藤が告白するかもと期待させる展開も面白くて、しかし加藤が安芸を独占したら物語の構成上安芸は有能なスタッフを得られなくなってしまうので当然加藤がそれを理解していないはずはなく、正妻の貫禄十分といったところ。
しかしこれからどうするんだろ?。いちおうタイトルの由来を示したからこれで閉じてもという形は作ったわけだが、視聴者としては新企画の展開を見たくなってしまうわけで、これで寸止めはないよねといった形を作ってる。
あと澤村はスランプになってるってことだが、まさか加藤の気持ちを見抜いてそれで苦しんでるとかそういうのかね?。霞ヶ丘とはライヴァルって関係だけど、加藤とは友達関係だし、かつ澤村の気持ちを加藤は知っていてそれで気を遣われてるのはわかってるから、いざそういうのを理解すると…っつー展開とか。まぁそのへん確信は無いんだけど、それにしてもこの直接言わないでほのめかしを重ねるってのがつくづくうまいというか。
