グラベルキング試乗。

 買い物に行く用事で3㌔ほど。いちおう路面はマイルドに感じられた。わりとするする進む感じなので、もしかして転がり抵抗が少なくなっているのかもと思わなくもないが、ちょっとそれはわかんない。
 クッション性はあまり感じられなかったが、これは7barにしてたせいだと思う。公式サイトではMax7.4barとあるだけで推奨空気圧がいくらなのか不明だったが、おそらく空気圧をおとせばもっと乗り心地はよくなるだろうから自分的初期の目標はクリアしているとは思う。
 パンクについては運によるところも大きいが、他所のサイトでは問題ないらしい。そもそもグラベルと銘打っているところから砂利道を想定しているわけで、ロードであれば乗り手が気をつけていればそうそうパンクすることもないだろう。しかしタイヤは減りやすいらしいので、そのへんは承知の上で乗るべきかも。
 トレッドパターンのやすり目を気にしている人がいるらしいが、そもそもタイヤメーカーのコンチですらあれは飾りで何の意味もないと言ってるぐらいなので気にすることもないだろう。メーカーだからおそらくいろんなトレッドパターンを試して実測データがあるんだろうね。そもそもロードタイヤなんて接地面が小さく、へんに凹凸をつけるよりのっぺりと地面との接地面を上げるほうがよいのかも。

 いちおうクリアランス。やはりこの分だと28Cは入りそうなんだよな。が23Cが主流の頃のフレームだし、25Cが入ればオッケーという認識だったのだろう。但しこれはSaecoチームにもパリ・ルーべレース用に供給されていたらしくて、荒れた路面にサスはトラクションを上げるためにも有効とかのたまっていたらしいので、個人的にはなぜ後ろもそれなりに対応できるように作っておかなかったのか惜しいと思うばかり。とはいえ長時間荒れた路面を走り振動による選手の疲労を抑えるためという理由ではないので、単に太いタイヤを嵌めるだけではトラクションに何の寄与もしないだろうというのは確かに正しい判断ではある。
 なんか、おそらくこれで満足しとくべきなんだろうが、このフレームに嵌るギリギリ太いタイヤを試したくて仕方がない。つくづくアホだと自分でも思う。