パンク修理

 実はかなり前にSR600がナイトライド中にパンクして、SL-01にずっと乗ってた。ところが、生来のめんどくさがりで、1.5㍑のボトルケーヂを交換するのを億劫に思い、SL-01になってからナイトライドはおあずけという状態。
 パンクしたときは、もうなにか尖ったものを踏んだとか、段差を経過したとかそんなことは全然なく、舗装道路を走行中いきなり「ブシュー」という大きな音を立てゝ空気が抜けた。え?と思ったのだが、そこで原因を追求しても詮無いことなので、ゆっくり帰宅。そしてしばらく放置してた。
 で、そろそろパンクを治そうかとチューブを取り出してみると、これまたよくわからん。てっきりチューブの寿命とかタイヤがもともとパンクに弱かったのかと思い、パンクしたチューブをそのまゝ治すのではなく、Wiggleでこの前買ったチューブを使うことに。
 で、チューブを交換しようと思ったのだが、もう偶然、ふと、リムの様子を見てみるかと調査してみたらビックリ。



 もうリムテープがボロボロなのだ。穴の形に変形しているのはともかくとして、亀裂が入ってリムホールの角が立ってる。これではパンクするのも当たり前。というかよくこの状態で今まで乗れていたよな…。



 で、リムテープの交換なんだが、新しく購入しようとして密林を見てみるとこれまたビックリ。かなり値段が高い。安いのを探してもいわゆる輪っかになったのは2本580円だとかする。昔はミシュランのプラテープが一本100円で売っていたものだが、ミシュランリムテープはどこ見てもない。だいたいシュヴァルベのやつが多い感じ。


 ちょっとやってられないので、安いリムテープをネットサーフィンで探してみた。いや、もうホント安いものがない。で、散々探した上でこれがおそらくコストパフォーマンス最良だというのを見つけた。


 

 grungeのリムテープ。22㍉巾の45㍍のやつ2484円。密林で送料も無料。説明には約10台分とあるが、タイヤ周長2200㍉ぐらいで、実際にリムだと内径が短くなるのでその分少なくなり、後に述べる重ね部分を考慮しても、確かに大体ホイール20本分、即ち10台分になる。




 いちおう東京サンエスのサイトでカタログをチェックすると高圧対応と書いてあるが、よほど心配なら二重に巻くとよいだろう。ちなみにこの22㍉巾のとは別に緑色の17㍉のもある。SR600のホイールは、マヴィックのCXP21リムが使われているのでどう考えても昔の細リム。17㍉ので十分なのだが、ギリギリの巾だとリムホールを覆いきれなくてホールの角が見えてしまうこともあるので、最新の太リム対応のこれを買った。
 手触りはザラザラしていて、輪っかタイプのなめらかなものとは質感がぜんぜん違う。薄く糊があり、貼り付ける形になる。




 これを貼り付けていく。いちおうバルブホールで二重になるように余分に貼り付けておく。で、後からバルブホールを覆っているところに孔を開けるのだが、合成繊維だからはんだごてを使って融かしながら開ければ良いかと思ってそうしたのだが、どうもうまく開かなかった。コットンだとはんだごてが通用しないので、それほど力を加えなくても穴が空いたことからさすがに木綿素材ということはないだろうが、何使ってるんだろ?。いちおう穴は空いたので特に穴の平滑処理もせずそのまゝ使ったが、いちおう今日乗りにいったところ問題は起きなかったからそれなりに機能している模様。


 というわけで、これだったらホイール一本分120円ぐらいだから、現状市販品では最安だといってよいかと思う。Aksiumでやったとおり、Veloplugを使う手もあるんだけど、このホイールは鉄下駄でいつか交換したいとは思っているからそんなに手を加えたくもないんだよな。
 まぁ、コストパフォーマンスが良いといっても実金で2000円以上の現生がとぶから少なくともあと4台分ぐらいの交換をしないと本当に安くなったとは言えないわけだが。