結果を先に言ってしまうと、無理でした。キャノンデールSR600だけでなく、BMCSL01も嵌りません。以降だらだらと奮闘記。
注文していたのは25Cから32Cまで使えるもの。
重量は140超。23C用の汎用チューブが100を超えるぐらいだから、やはり重い。
タイヤのつけかえのまえに確認。ブレーキとのクリアランスも十分。
シートチューブとの干渉もおそらくない。
ところがチェーンステーにあたって嵌らない。
だいぶ押し付けられてます。
そこで趣向を変えてSL01にインストールしてみる。これはちゃんとエンドに嵌る。
シートチューブとのクリアランスもオッケー。
ブレーキとのクリアランスもオッケー。なのに、なにかちょっとヘン。
なんと、チェーンステーのブリッヂ部に当ってる。
ちょっと工夫してなんとかSR600にホイールを嵌めてみる。さっきはうまくエンドまで嵌らなかったが、なにがどうなったのかうまく嵌った。シートチューブとの干渉もない。
ブレーキとのクリアランスもある。
が、やっぱりシートステーのブリッヂ部に当ってる。ブレーキの取り付け台座の部分を補強するためにちょっと膨らんでいて、それに盛大に当ってる。
画像からはわかりにくいが、タイヤがブリッヂ部にあたってるので、正確にはエンドにホイール軸はぴったり嵌っておらず、ちょっと浮いている。こういう状態だとタイヤの空気を抜いて対応なんてのも絶対無理という感じ。
うーん、なんか盛大に無駄なことをしてたみたい。結局SL01に嵌めているZefirというタキザワの昔のセールで1000円ほどで買った処分品が25Cで、それが一本余っているのでつけてみたのだが、見掛けからして23Cとほとんど変わらない。
しかし、ロードレーサーはバックを詰める傾向があるので(つまり、チェーンステー長が短い)、太いタイヤだとシートチューブと干渉すると思っていたのだが、まさかシートステーのブレーキ取り付け部と干渉するとは思わなかった。ロード用のブレーキも、太いタイヤを使うときはロングリーチ(アームが長い)を使うぐらいなので、大抵のショートリーチのブレーキとも干渉するかもという予感もあったのだが、ブレーキ本体とも干渉せず、まさにブレーキ取り付け穴の位置の問題だという。これ、どうしたらよいものか。太いタイヤを使うためにフレーム新調というのも本末転倒だし、もともとSR600にはフロントサスがあるから、前の振動吸収性とバランスを取るために後ろの振動吸収性を高めるのが目的だったので、太いタイヤをほかのフレームに取り付けるというのは範疇外。
なんか脱力。現段階では後ろに26Cだとか微妙な太さのタイヤでも探して嵌めてみるしかないかなと思っている。海外ブランドは大抵23C→25C→28C→32Cという刻みなのだが、パナかなんかに26Cというのがあったような気がする。が、ロード用じゃないかも。