急展開のハズなんだけど、テンポがいつも通りなんで特に緊迫した感じはなかったな。
うーん、雑なように見えて結構いろんなものを放り込んでいるだけで、割と基本は押えてるって感じだな。秋葉を牛耳ろうとする組織を本格登場させて、じゃぁそういう組織ってこの物語上の架空の存在かと思わせて、秋葉を支配するってレイヤーを取り除いたら全然そうじゃないという。もともと自民盗は表現規制にご執心だし、そのへんアニメ業界としては日常感じる危機として受け取ってるんだろうなというのが透けてみえるのがまたね。
こう、なんていうか、萌えフォーマットだとか、ファンタジー要素などの視聴者に媚びるための記号をできるだけ取り去ってあとに残るものを探ってみると、この作品の見かけのもつバカバカしさとは裏腹に結構訴えかけるものはあるんじゃねーの?というのが素直な感想。