艦これ、5-5EOクリア。

 やはり沼った。もうゲージを割ってしまっているのでもう今月4-5に行くことはしないが、5-5は手付かずだったので長門改二任務も兼ねてみた。任務名でggって2〜3漁ってみると、コメ欄に潜水3ルートが楽という書き込みがあったので、半信半疑でやってみることにした。結論を言えばこれがよくなかった。潜水3編成は戦艦3を加えて、制空無視、しかし支援はフルに出して割と楽らしいということは聞いていた。弾着観測射撃ができないから、戦艦の装備は主砲2のほかは、道中レ級の雷撃に耐えるために大型バルジがよく見るスタイル。長門改二任務でもらえるのが新型バルジということで、これはもしかすると運営による潜水艦3ルートの推奨か?と思ったぐらい。但し長門改二任務はボスS勝利が必須なので、戦艦3のうち、一つは対潜艦を用意しなければならない。道中二戦目は全艦黄色の対潜艦が待ち受けているので道中支援は欠かせないし、ボス戦でも弾着観測射撃ができないから昼のうちに全艦撃沈は物理的に不可能だから決戦支援も必要。自分は決戦支援は旗艦のみキラづけするのが大半だが、これは難易度大きめなのでシコシコ全艦がフルキラになるまで作業の繰り返しをした。


 編成は長門陸奥(この順は指定)伊131458五十鈴とし、潜水艦は魚2(水戦)にてとりあえず道中制空喪失は避けるようにした。
 最初は長門に水戦を積み、陸奥は被害担当艦としてバルジ2で出撃。いきなり陸奥が敵の開幕空襲で大破。目が点になった。どないせえちゅうんじゃといった感じで、
 二出撃目からは陸奥にも水戦を積んで制空補助をさせた。が、結局潜水艦や五十鈴がやられる。最初フルキラ状態で出撃させていたが、陸奥が大破したからこりゃ意味無いなと判断して以後攻略部隊へのキラのつけたしはしなかった。cond.40台を維持して極度の疲労状態でなければフルキラ状態となんら変わりはなかったから、これは正解だった。戦艦の装備は最終的にはヾルジ2に落ち着いたが、これはよくわからん。主砲は命中重視で試製41を積んでいたが、ボス戦では火力不足になるので一本51に変更。が、これでも無駄な努力のような気がする。ボスは四戦目なのでペナルティが酷く、夜戦でもほとんど与ダメが出ない。
 しんどいのは錬度が60台と小さかったせいか、伊1314の大破率が大きかったこと。Wikiなどを見ると、レ級の攻撃を潜水艦が吸ってくれるので雷撃のみが脅威などゝ書いてあるが、単縦のレ級が普通に中破大破させてくる。Lv99の58も同じような結果だったから、正直どうにかなるようにはとても思えなかった。
 結果は11出撃して4ボスマス到達、ボスマスに到着しても旗艦撃沈すらできなかったから、S勝利は無理と判断して軽空母ルートの模索に移行した。今になって考えると、潜水3ルートはそういや初期の頃からレヴェルキャップ外しをすること前提とかいうことが言われていたような気がする。それを早く思い出していれば無駄なことをしなくて済んだのだろう。支援には大和型を入れていたので消費が物凄い。



 さて、軽空母編成だが、これは自分がいつもやっている置き物隼鷹を旗艦に据えて戦3空2とするもの。しかし任務で旗艦から長門陸奥の順番は指定されているし、制空を維持するためには空母は減らせず戦艦を一つ対潜艦にしなくてはならない。攻撃の手数がいつもより減るから、隼鷹にも攻撃をさせることにした。そこで長門陸奥には水戦を積んで制空補助、空母に噴式を積んで2ユニット分の攻撃機を積む余裕ができるから、それを隼鷹に配置してラストに置く。これがうまくいって、ルート変更をして二出撃目にてS勝利クリア。もちろん道中・決戦とも支援はアリで。


 またしんどいのが、残ったボス旗艦四撃沈分のためにさらに16出撃しなければならなかったこと。なんとか全艦中破で耐えてもE風で二回逸れたのだが、なんといってもボスマス前での大破撤退が多かった。航海日誌のログを漁ってみると、潜水3ルートを含む全29出撃のうち、ボス前の敵の陣形は単縦25、複縦4だったから、ものすごい偏りがあることがわかる。しかも複縦4のうち、1つは開幕雷撃でのワンパン大破があったから、複縦といえども開幕雷撃は脅威だったりするのでそのへんなんとも。敵の陣形の出現割合はランダムなんだろうけど、自分が5-5の攻略を始めた頃は複縦のほうが多かったぐらいだから、大体半々の確率と見るべきで、それが一割ぐらいしか複縦が出ないということは運営が数字を弄っているとみるしかない。最新のメンテの最中だったか直前だかに、わざわざ新海域の追加はありませんというアナウンスをしていたから、5-5の難易度をこのような形で上げたのだろう。しかも同航が多かったから、このような形で突破率を下げたと見るしかない。自分も16出撃もさせられたから、このような運営の操作がわかったのだが、これが最初っからわかっていたら長門任務以降は、高速統一空母マシマシ編成で開幕空襲でエリレもろとも撃沈させるという手段をとっていたかも。エリレを撃沈できなくても中破大破に追い込んでおけば開幕雷撃の威力も落ちるだろうから、突破率は大きくすることができそう。


 消費資材は燃料弾薬鋼材とも三万五千ぐらい、ボーキサイトは五千ほど。正直この消費はイヴェ相当。この前のイヴェでもマップ単体でこれほど使ったことはない。今月はランカーをめざすつもりもなかったから無理に攻略を続けなくてもよかったのではあるが、勲章はネジ4つ分ではあり、しかも無課金だと入手方法は限られているから取りに行かざるを得ない。随分高いものについた。



 しかしなんだな。直近のイヴェが、理不尽さについて配慮されたものだったから、この通常海域のクソさが目立つ。索敵装備が少ないからボス到達率が小さくなるというのであれば、それは索敵装備を軽視して火力なりを重視したプレーヤーの欲深さが原因ということになり納得もできるが、ウィークリー任務である3-3や4-2などのボス到達率の小さゝなど、嫌がらせとしか思えないのにはどうにも呆れてしまう。この5-5でも、ボス前でエリレが門番であることはわかるにしても、突破したときにさらに羅針盤による逸れが待っているというのはちょっとプレーヤーを馬鹿にしすぎ。2-5ではボス到達率のコントロールに索敵をちゃんと導入しているのだから、やってやれないはずはない。直近のイヴェは、高評価とはいったが、それは今までのこのサーヴィスのあり方としては相対的にそうであるというだけの話で、絶対的にみたらそれはゲームとして満たさなければならない最低限のレヴェルにようやく達したというだけの話だから、なんつーか、イヴェが最低許容レヴェルになったら通常海域がいかに酷いかということを改めて認識させられるというか。実際の戦争をテーマにしているんだからさ、困難な戦略目標の達成にいくら失敗して資材をバカ食いしようが人が大量に死のうが成功するまで繰り返せばよいという考え方でその実際の戦争が運営されているはずはないんだから、難易度が高ければ勝利条件は低くするべきなんだよねぇ。少なくともこのゲームは無茶なプレイだとキャラクターがロストするって仕様にしてるんだからサ。ゲームルールを運営が公開していない以上、試行錯誤は必須で、ある程度の繰り返しは仕方がないんだけど、最善の準備をしても勝利条件の達成は大きな触れ幅のある博打ってのは、それこそバンザイ突撃などの、運営が忌み嫌う先の大戦での日本軍の稚拙な作戦指導なんじゃネェの?、とは思う。