2015年度の夏のボーナス、厚生省の調査だと3万以上の事業所を対象に調べたら前年比2.8%減、経団連関連企業のみの140社だと2.8%増らしい。3万と140では、比べる数が違うけど、仮にカネ持ち一人と貧乏人一人しかいないということであれば、前年を100とすると、カネ持ちは102.8もらってるが、貧乏人は91.6しかもらっておらず、その平均が97.2ということになる。実際にはカネ持ちの数のほうが圧倒的に少ないので、実質やはりカネ持ちは102.8貰っていて、貧乏人は97.2に近い（なにせ貧乏人が経団連関連企業より220倍多いため）のだとは思う*1が、どう考えても貧乏人から奪って経団連関連企業に配ってるのがアベノミクスの正体であり、なんかアベ政権の支持率が上がったらしいが、経団連関連企業でもなければ、アベ政権を支持するのはとことんバカなんじゃね？。まぁベースアップは恒久的な負担になるだけなんで、企業は業績が良くなったらボーナスなどの変動要素をいじるだけではあるんだが、そのボーナスが全体的に減ってるんだからいかに今の景気が徐々に悪くなってるかだよな。
あと、国会が開かれてないので委員会答弁らしいが、自民党が推し進めたTPPについて、地方の農民が｢また自民盗に騙された｣といってるらしい。うーん、もう自民盗は子鼠政権の頃から地方は露骨に切り捨てゝ都市型政党になってしまっているんだが、10年そういう状況が続いていても目が覚めてないんだなとあきれるばかり。そりゃオレオレ詐欺が流行るはずだわ。前にオレオレ詐欺の元締めから賄賂を貰ってオレオレ詐欺に対する警察の取締りをゆるくしているのがアベ政権だろうと言及したが、
農民は自民盗の搾取対象としてカモと見られているのにそろそろ気付いてくれないかなぁと思う次第。まぁTPPにしたって、その分補助金を農民にばら撒いて、そのコストは漏れなく国民への税負担、もしくは輸入食材に対する税以外の負担が上乗せされて消費者が食料品･食材を高い値段で買わされるハメに、結局のところなるだけだとは思うが。
