蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 第10話

 コンゴウ、中間管理職の悲哀を体験するの巻。
 こうなるとアドミラリティ・コードが何者なのか気になるな。コンゴウが監視対象ってのも、霧の艦隊からの離脱艦が多いということからも当然の措置ではあるんだが、規則に従えが本分の霧の艦隊であるのであれば、恫喝で部下を支配しようとするコンゴウにそれほど落ち度があったわけでもないとは思うんだけどね。それが成果を挙げる方法かといえばまぁね。
 イオナが群像を切り捨てたほうがよいのに助けた…というのは、命令を下すのが群像だからわかりにくいんだけど、まぁ言わばイオナは会社のオーナーみたいなもんで、言わば群像の上司にでも当たる存在であると考えると、バブル崩壊後に方々で見られた従業員の切り捨てという名のリストラ…とは全く正反対の行動をとっているんだよな。むしろ会社資産を売って社員を助けた会社オーナー?って立場。そりゃ胸にクるわな。
 水上艦が潜行可能ってのは、OP映像でスペック表にて海上での速度と水中での速度が併記されてたんでいつかそういう場面があるかもとは思ってたんだが、違和感ないもんだな。まぁ特に近代化改装された戦艦なんて艦橋は水密区画にすることが困難なんで、ファンタジーでしかないんだけど。