俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 第9話

 類は友を呼ぶ。
 冬海とえーくんの過去が明らかになるの巻。いやいや、冬海がどんどん魅力的になる過程がオモロイねぇ。一つはノートでのえーくんの振舞い、もう一つは花火大会で幼稚園の時のことを思い出すという段階で、どんどん冬海が安定化するんだよな。彼女にとっては昔の絆を取り戻したということなんだろうけどね。
 冷静に考えると、幼稚園の頃からずっと好きでいてくれているとかありえんだろってなもんだが、まぁそういうのもフォーマットの一つだしな。結局のところ主人公が魅力的な女性達にモテまくるハーレムものでしかなく、そのへん凡百の作品の一つのハズなんだが、なんだろ?、黒歴史とハーレムをうまく処理しているというのか、視聴していて心地よいんだよな。別に主人公が手当たり次第アタックしまくってっていう構図でないっていうのも、よくあるパターンの一つではあるが、やはりそのへんモテないクンに好印象なんだろうね。
 しかし、これだけ周囲の少女達に好意を示されて、さすがにえーくんも気づかないわけにはいかないと思うんだが、以後女性関係の処理を描くって筋書きなんだろうか?。話としてはようやく役者が揃ってこれから本番ってとこなんだけど、残りはあと三分の一、つまり終盤なんだよな。オレたちの戦いはまだまだこれからだEndになるにせよ、結局のところあとは主人公が誰を選ぶかという展開だと、そりゃまぁそれほど話数が必要でないのかもしれないな。視聴者としてはこちらが恥ずかしくなるような展開があったとしても、こゝまで充分心地良くしてもらったんで、あとは好きにやってもらってこちらは単に推移を眺めるだけでもよくはある。