ガールズ&パンツァー 第11話

 マウスなんて逃げてれば済む話だろうに。
 っつーか、対戦前に相手の車輌に何がいるかわかってるだろう。何を驚くことがあるんだろうか?。という無粋はおいとくとして。みほが華麗に作戦を展開してると思ったらの巻。なんか見たら大洗女子のフラグ車はみほ達なんだな。
 ストーリーラインは今までの集大成といったところで、みほが脱落者を出さないあたりのクライマックスはさすがというべきか。涙で目が潤んで光る描写はなかなかのもの。脱落者を出さないことは作戦遂行上どーなの?というところもあるが、士気の向上は捨てがたいんだろうね。組織によっては足手まといということで、雰囲気が悪くなることもあるんだけど、大洗女子はそういう組織作りをしてないんで、素人が集まっているということもあってフツーにこういう展開になるんだろう。というより、どう考えても現代日本の経営者にあてつけてるんだろうよ。経営判断ミスで経営者がドンドン末端の従業員を切り捨て、それで特権階級の椅子に居座るだけでなく、役員報酬まで上乗せしてる時代だからね。部下が困っているときにこそ上層部の行動が光るってのはもうね。
 前回がエリカだったのだが、今回はパンツァーリート。映画「バルジ大作戦」あたりでも使われていて、ようつべあたりに落ちてるんだけど、大体この歌がかゝるときってのは縁起が悪いんだよね。映画では延々と1番だけが歌われてるんだけど、5番の歌詞が悲壮感漂う。
 しかし黒森峰、あれだけ動くだけで故障するという戦車、それもよりによって重戦車を揃えて、故障したのが1台の?号?型だけとは。燃費は数百メートルだし、昔の戦車をリファインして性能を向上させてるのかな。まぁマウスが動くってだけでトンデモだったりするし。
 まほの指示は的確なんだけど、なんかパッとしないねぇ。物量で押すというのは確かに王者の戦いかたなんだけど、なにをしたいのかよくわからんというか、エリカが結構突出するので全体を扱いかねているのか?。いやそういう風にも見えないんだけどね。