もやしもん リターンズ 第2話

 なんか自分までも風呂に入りたくなってしまう。
 シャワーだけだと落ち着かないってこともあるのは時々感じる。しかし、この学術的なネタをテーマとするアニメでも裸で煽るってことをするんだな。
 正直、物語の進行は淡々としていてちょっと退屈なんだけど、たいしたこともない出来事にオーヴァーリアクションをされても困るわけで、これはちょっと難しい。単調にならないようにどんな工夫をしているのかと気にして視聴していると、たしかに派手にならない程度に演出で抑揚をつけているのがわかる。及川が見つけた地下の入り口の正体はまぁそりゃ大学に関係したものであって世界を揺るがす大事件になりうるものでもないだろうし、そうだとしたらそれはそれでおかしいわけで、盛り上げにも苦労はするわな。が、なんだろ?、それほど大げさじゃなくてもちょっと出し惜しみするぐらいで充分なものではあるし、基本原作漫画だって自分のペースで読み進むスタイルが一番適しているように思う。
 なんのかんのいって他のアニメの物語仕立てがメリハリをつけているだけに、本作を見て戸惑っているだけなんだろうと思う。たらたら進むことで少々退屈とは思いながらもストレスを感じるわけじゃないので、慣れるのを待つしかってとこか。原作と比べてアニメはアニメでなんかやわらかくなっているような雰囲気を感じはするので、アニメ化の意味はそれなりにあるとは思う。が、自分は食に関心があるからそれなりに楽しんで見ているけど、興味がない人にはしんどいかもしんない。