ヨルムンガンド 第17話

 早くも人死に。
 なんつーか、悲願とかありがちなのかね。そもそも防衛庁から防衛省ってのも悲願だったし、侵略できる軍隊を持つことも悲願。なにより日本を取り戻すといっている戦犯岸信介の孫が、庶民の手から特権階級の手に日本を取り戻すってのも悲願なんだろ。こういう連中に裁量を与えるのって危険以外の何者でもないわな。結局のところ利害関係すら冷静に計算せず、感情で判断してるんだから。
 コヽが情勢を整理することで視聴者に解説というかほのめかしをしてくれたことで格段にわかりやすく。トージョの説明も寝るほどじゃないとは思うんだが、というより、彼の台詞回しがちょっと軽すぎて意外だった。口調でその人となりがすべてあらわれるわけじゃないんだけど、これじゃぁやられ役ってイメージで困る。あんま死にそうに無いような気はするんだが。