ヨルムンガンド 第18話

 ストイックだねぇ。
 なんでSR班がキャスパーやコヽを相手にしたかったのか、トージョを相手にしたかったからってのは考えにくいので、今一。が、日野木のあり方にちょっとばかし共感。手段が目的化するのって、まさに先の大戦がそうなので、なるほどそういう構造が見えてくれば面白い。最后海岸でコヽと日野木が対面しても殺意がないのはおそらく組織の長として分かり合えるところがあったんだろう。で、トージョはまだそこまで考えが至らないという描写。
 日本企業にもかなりあてはまりそうな構図なんだが、部門が突っ走るより、今は管理職というか経営層の保身や利権漁りが酷いからなぁ。というか日本の成長で成功したは部門の勢いを経営層がサポートしてきた例が多いわけで。ニュースですら中韓反日感情が激化とか言ってるんだが、振り返るに日本の嫌中・嫌韓の連中が酷かったりする。そしてそういうのが安倍政権を支持しているのを見ると、こちらはなるほど日野木のやるせない気持ちがわかるんだよな。かといって連中が好き勝手やることによって被る被害を考えると、嫌中・嫌韓の連中に好き放題させて自滅するのを待つってのは悪手なわけで。
 なんか日野木が単純な悪でなかったせいか、わりとしっとりと視聴してしまった。で、第2期折り返し地点か〜。