さんかれあ 第9話

 なぜかいまさら萌路担当回。
 で、2つ怪談と思わせてずっこけ話を萌路の友人にさせたと思ったら、なんと…という構成。その友人の話が怖がらせておいて実はそれほど面白くもない話だったし、ラーメンに関しては読めてしまうというもので、こんな捨て話しちゃってよいの?とか、いや千紘がさらわれた話の続きはどーすんの?と思っていたのだが、母の話でちょっと引き締められた。
 母が今までずっと言及すらされてこなかったのだが、今更のようにお亡くなりになっていることをことさらとりあげてどーしたんだろ?とは思っていた。友人にうっかり言わせなくても視聴者には察しがつくことなので、どうしてもたもたするのか?とぼんやり眺めていると、萌路の記憶にある母は包帯を巻き、体温が冷たいという。まぁどうかんがえても母はゾンビだったでしょとほのめかしているわけで、コレは面白い。爺ちゃんが時々見せるボケ話からしてもそうなんだが、降谷家ってもしかして全員ゾンビに関係があるっぽい。そもそも父に理解があるってのもやけに物分りが良すぎね?と思わなくもなかった*1が、それもこれも父が嫁をゾンビとして一時期蘇らせていたのだとすると納得もする。というわけで、たゞのインターミッション的余所話ではなくって、関連はありましたということで。
 それにしても、一恵といゝ、ゾンビ好きが多くね?。

*1:自分なんかはてっきりそれを父の懐が大きいと思っていたわけなんだが