で、Brooks Team Proの使用感なぞを

 どちらかというとサドル交換のほうがメインのはずだったのだが、自分の中ではカセットのコグ組み換えのほうに急に興味が湧いたもんだからなんかグダグダになってしまった。こんなに一気にエントリーしなくとも毎日画像をアップロードしたほうが早く勲章も銀になるんだが。

 交換前のサドルRomin155mmWhite。いやぁなんでローミン、マイナーチェンジしちゃったんだろ。旧モデルのローミンも新モデルのローミンコンプも乗り心地変わんないし、新モデルになって値段がUPしたのが惜しまれる。まぁそりゃ値段を上げるためのマイナーチェンジってのはわかっているけどサ。

 っと、コレをチームプロに換える。サドルのレールと座面の距離が違うので、シートポストの長さも変える。2cmほど下げた。
 で、この状態で乗り出して困ったのが、漕いでいると腰がドンドン前に移動してくるのだ。サイクルボトムは化繊だし、ましてやサドルは蝋を塗っているので滑りやすいことこの上ないのは当たり前っちゃぁ当たり前。で、100m乗るか乗らないうちに下りて1ノッチ分前を上げることにする。で、実はその状態が通勤に使っているSwiftと同じ取り付け角度になる。
 で、しばらく乗っていたのだが、これまた腰が前に移動してくるのだ。いやサドル前部は前上がりになっているが…と思ったが、数十メートル走るごとに後ろに座り直すのはストレスが溜まる。で、もう1ノッチ分前を上げる。

 画像は帰宅直後に撮った画像だが、これで前に滑ってくることは無くなった。というかすわり心地がこの1ノッチで激変した。もっと腰は後ろに滑らせることが出来るのだが、前には全然移動しない。かといって圧迫されるという感じは少なくて(ちょっとはある)、あまりの激変ぶりにこれでいゝのか戸惑う始末だ。自分的にはもうちょっと腰を移動しやすいほうが良いので、この最終状態と1ノッチ前の状態の中間で調節できればよいのだが、シートポストがギザを切って噛ます構造なので細かな調節は不可能なのだ。某巨大掲示板で革サドルは前上がり気味にセットするものであるというのを散々目にしてきたのだが、さすがに自分で経験してしまうと頷かざるを得ない。
 で、24〜25kmほど走ってみた。今日は割と自転車に走らされるといった感じは無くって、別に遅くったっていゝやという気分だったので、無理はしていないと思う。で、特に心配していたようなサドルの硬さは感じなかった。革サドルは一般に「乗っているうちにサドルの形が変化して馴染む」と言われているが、某巨大掲示板でちょこちょこ書き込みがある通り、一旦革サドルに慣れてしまうと、別の新品サドルに乗ってもそうそう硬く感じるものでもないというのを実感したような気がする。Team ProはBrooksの中でもかたくて評判だった筈なので、ちょっと面食らってしまった。Swiftあたりは割と早く馴染むらしいが…。
 まぁまた100kmとか長距離を乗ると違ってくるんだろうけど、今のところそんなに長く乗る機会は無さそうなんだよな。