バカテス数冊読了。

 別に2期最終回の視聴が近かったからというわけでもない。読んでみると止まらない感じだな。ちなみに読了したのは4冊かな。
 バカとテストと召喚獣3.5 (ファミ通文庫)
 バカとテストと召喚獣4 (ファミ通文庫)
 バカとテストと召喚獣5 (ファミ通文庫)
 バカとテストと召喚獣 6 (ファミ通文庫)
 第6巻はちょうど今視聴しているお化け屋敷のエピソード。第12話でこの巻の前半というか3分の2ぐらいやってる。おそらく第13話で残りのすべてをやるんだろう。原作未読ってのは自分にはよくあるパターンなんだが、ようやく原作既読でアニメ未視聴というはこびとなりました。
 文字を読むのに慣れたせいか、あんまりアニメのほうが良いとか原作のほうがよいとか気にならなくなってしまった。が、第13話をみちゃうとまた変わってしまうかもしれない。姫路瑞希の会話部分が自分の頭の中で@原田ひとみの声で再生されてしまうようになったよ。原作を読み始めた頃はむしろ島田美波@水橋かおりの声のほうがより頭で鳴っていたような気がするんだが。こういうのも悪くないな。
 さて、どうも第2期は美波がメインヒロインか?と思っていたんだけど、最終話は瑞希が追い上げることになっていた。ネタバレをしてしまっているので驚きはなくなってしまうのだが、しょうがない。
 さて、原作者は第4巻ぐらいから恋愛方面に話を振っているらしい(と第5巻のあとがきに書いてあった)。人間学力がすべてゞはないというメッセージもあるのだが、それを吹っ飛ばすほど恋愛方面に振っている。実は原作を読み始めてから主人公の明久は心の中では美波や瑞希に興味があるって描写があることが気になって仕方が無かった。明久の朴念仁ぶりはおそらく照れ隠しでしかないと読めちゃうのだ。実際に口に出す部分じゃなくて、いわゆるモノローグもしくは語りの部分で恋愛を避ける表現とヒロインに焦がれる様子が並存してるので違和感ありまくり。いわゆる思春期特有の混乱状況をよく表していて、それがまた微笑ましかったりするのだが、なんか奇妙な感じだ。
 陰マモあたりだともっと女の子の気持ちに気付かない主人公って体裁をとっているんだが、こういうのが流行りなのか?。まぁこの作品も結局のところ恋愛要素が無ければ話の転がしようが無いと思うし、実際恋愛部分を楽しんでいるのだが、なんかそういう自分を冷静に判断すると気味が悪いというか。