ロウきゅーぶ! 第1話

 小学生女子がワンハンドシュート。
 マンガが原作かと思ったら、どうもラノベらしい。幼いときの作文で脅すって軽妙さがいかにもそれっぽい。ん〜、そふてにっの後釜にスポーツものを入れてみたけど、スラップスティックなノリが似ていてなんとも複雑な気分。まぁスラップスティックなのは同じなんだけど、まりほりあらいぶと迷った末の選択。でも今週・来週あたりで作品が切り替わるんだけど、なにを感想対象にしようか迷ってはいる。
 さて、第1話を見て、なんかこっ恥ずかしい感じだな。準スポ根ってことで、コーチがよくある学校の教師でなく、高校生ってのが結構目新しいなと思っていたのだ。選手がなんか純粋というか、ゆとり教育の広まった現在では結構親子共々すれっからしなケースを耳にする事が多いので、このすがりつきようはなんともリアリティが感じられない。まぁそこらへん、どうも一般から隔離されたような、良家の子女が通うようなカネ持ち私立で、しかも寮生活ってのでなんとか持たせているのだろう。そりゃコーチ第一日目から本人たちにやる気の無い学級崩壊状態というよりクラブ崩壊だと話にすらならんわな。
 いや、なんつーか、ロリ描写とかお宝映像とかはどうでもいゝんで、もうちょっとフツーの描写の積み重ねをお願いしたいところだが、ターゲット層を考えるとそこには目を瞑らないといけないのかな。たゞ、話の展開としてはわりと手順を踏んでいるようでそこらへんは心配しなくてよさそう。なぜかコーチを頼まれる→しかし、チームは初心者ばかりのようだ→ときて、視聴者としてなぜ少女達が自分たちの実力も省みずバスケで勝とうとするのかという動機について疑問を感じるという構成になっている。そしてその理由が次のお楽しみってことになってゝ、フックとして働いている。そりゃ1クール続くのがわかっているので、昴が3日でコーチのお役御免ってことにはならないのはわかっているんだけど、その辺の流れは楽しみではあるワナ。