そふてにっ 第10話

 まさかの三吉先生回かと、前話の次号予告で思ってたんだけど。
 今さら新入部員だの、ミッシーのいとこであるOGの登場だの、なにを考えているのやら。が、別に新キャラ投入は、この作品ではそれほど混乱要因でもない。あと2話になったんだが、別に大会で終わったとしても、彼女たちのストーリーは続くのだろう。が、なんかこのまゝ終わってしまうのも、もったいない気がしないでもない。
 いろいろパロディが使われていたようなんだが、別に知らなくても支障はないかな。交通事故に遭って死んだという新入部員の姉も、もしかすると交通事故には遭ったがピンピンしているといったギャグかもと思ってしまった。が、キャラを殺してギャグにしてしまうんだな。まぁ霊として乗り移るってパターンはよくあることだから別になんとも思わないんだが、ちょっと肩透かしを喰った感じ。ミッシーが教師でなくても独身男性の部屋でうら若き乙女が徹夜で勉強会ってのもなんか違和感あるなぁ。いや、海外だとそこらへん気にしないところが多いんだろうか?。
 しかし、なんか気になる点はあるんだけど、ギャグ自体は自分的に安定感があるように思った。ギャグを披露する前に仕込みをしておくっていうのは日本的な感覚なのだろうか?。この作品だと、そういう部分がないわけでもないが、ギャグの唐突性をむしろ売りにしているように感じてしまう。ギャグがなければゆるアニメになってしまうので、スパイスをふんだんに使うのは正しい方向なんだろう。直感的な感想としては、微妙な笑いをめざしているような気がしないでもないんだが。