ドラゴンクライシス! 第10話

 冒頭、泣き顔のアイをてっきり英理子だと勘違い。
 ローズは少女に、英理子は母になるの巻。チッ、せっかく英理子と竜司のいけない関係でニヤニヤ楽しもうと思ってたのに*1な。とはいえ、英理子は元々竜司にとってのオラクル、つまりは助言者という立場は一貫して変わらないので、特に大きな変化があるというわけでもないんだよな。
 しかし、いや、なんつーか、ローズをネタに思春期の変化をこうまで劇的にクローズアップしてきますかね。普通の青春モノ(小説)だと、いつのまにか大人びた身近な異性の変化にドキッって感じのが多いと思うんだが。もうそんなまどろっこしいことなんてやらないで、直球勝負でローズの変化を見せてくるあたり、ミもフタもねぇなぁと思わなくもないんだが、あまりのローズの素直さに年甲斐もなくキュンときちゃったよ。
 っつーか、サフィーって、本当に成龍の儀式を済ませてんの?。変化前のローズにツンデレを足したら、そのまゝサフィーになると思うんだが。むしろサフィーのあの力の使えなさと、ローズの力の使い方をみると、変身前のローズのほうが大人だったんじゃないかと思うんだが。
 しかし、サフィーとローズの台詞って初体験を競い合う(というか見栄を張りあう)少女達の危ない会話を髣髴とさせて、これまた興奮してしまったのだが。

*1:これで実咲を除く3人のヒロインが竜司をセックスの対象として意識しているという構図になるのだが、今度は竜司は4人のヒロインの中、唯一ローズをセックスの対象として意識するという構図になってしまっている。