ようやくVeloplugが到着

 遅いよ、なにやってんの?って感じだ。
 トラッキングナンバーを貰っていたのだが、First-Class Mail International だとトラッキング不可らしい。これで配送料38.85USDなのだ。これ、海外通販を10年ほど前にやってたときは1USD≒120JPYぐらいで、5000JPYぐらいしたということだ。今は1USD≒80JPYだから3200JPYぐらい。XXcycleの送料が半分ぐらいなので、やはり合衆国の通販は送料が高いという印象が強い。ましてやApr19thに注文して27thに発送、で到着がMay9thだ。遅すぎる。ちなみに他にもnokonのライナーだとかグリス注入シリンジなどを購入していた。VueltaUSAのチェーンリング30T(94PCD)のを購入してたのだが、このチェーンリング、40gだか50gだかあって茫然。確かにがっしりしたつくりだけどなぁ。
 さて、MTB用のクロスライドはクロスマックスの登場でいきなり控えになったため、Veloplugを嵌める必要性は今はなくなった。また、LOOK KXの投入でMTBの使用も控えめになりそう。で、KXに嵌っているホイールの軽量化のためにVeloplugを使用することにした。
 KXに履かせているホイールは、フランスのリムメーカーRigida社が昔作っていた完組CONSTRICTOR SLだ。たしか、Rigidaは手早く完組の商売から手を引いてしまうので、こんなホイールがあったと知らない人も多いだろう。メーカー値だと、前830g、後950gとあるので、SLと銘打っていても今となっては鉄下駄ホイールの部類だ。
 
 
 実測だと前833gで、これは公称値とほゞ同じだが、後ろがEE、つまり1000g以上ある。これはミシュランリムテープ
 
 14gを除いた値だ。これをVeloplugに換える。
 
 はい、これVeloplug1000個入りパッケージ。で、後は28Hなのだが、
 
 28個で5gを指す。ちなみに、前は24Hなので24個計ったら4gになった。だいたい4.5 gなのだろう。リムテープからこれに換えて10gの軽量化。はっきり言って効果は感じられないだろうと思う。
 
 こうやって嵌めていく。ちょっと浮いているような感じだが、
 
 これ、手前は嵌めてない。後は嵌ってはいるけどやはり浮いている。
 
 上の画像の手前を嵌めた画像。Veloplugの円筒部分の外側にリブが入っていて、そこで穴に引っかけるのだが、どうも幾分緩いせいかちょっと戻ってしまう。いちおう落ちる事はないのでそのまゝにしているが、ちょっと不安ではある。
 
 ちなみに、バルブホールの反対側にリムの溶接痕があり、そこに小さな穴が空いていた。こゝでチューブが傷ついてもいけないので、
 
 バーテープの末端を固定するのにも使っている、アセテート絶縁テープを貼り付けておいた。あとはタイヤ&チューブをはめ込んでオシマイ。タイヤはVittoriaのオープンコルサCXだかなんかだった。たしかヴィットリアはタイヤの嵌めやすいメーカーだと聞いていたのだが、使い古しのでもあり、嵌める時は楽にできた。
 しかし、こうやってチューンしても、前述のとおり、いくら外周部とはいえ10gの軽量化では意味がないように思う。SL-01に使っていたフルクラムレーシング1だと、確かリムテープはおろか、Veloplugすら要らなくて、しかも前後あわせて1400g台の軽量ホイールだ。これに履き替えたほうがよっぽどいゝに決まっている。
 そうそう、KXを通勤に使ったが、やっぱりMTBに比べてパワーロスがほとんどないように感じる。振動もカーボンのおかげで体感できる。通勤経路のみだとフルサスMTBはいかにも無駄な感じがした。
 ギアだが、近場の激坂は降りなきゃならないから論外としても、舗装路でいちばん勾配の大きいところであっても前29T後28Tで事足りた。一番大きいギア32Tは使わないことはないのだけども、どうしてもなきゃならないもんでもなかった。となると、前44-29だと、後はカンパのロードカセットで十分って事かな。まぁ通勤じゃなくて、休みにでも峠に行って十分かどうかを確かめてみるのがいゝんだろうけど…。
 で、インナー×トップの組み合わせで、アウターにチェーンが擦る問題はやはり残ってた。いちおう平地だと前はアウターだけでもなんとかなる。アウター×ローだとインナーにチェーンがこすれる事は絶対無いので、気をつけていれば問題はないんだよな。が、トップギアに11Tや12Tがあるので、インナーだけでも事足りるといえばたりるのだ。うーん、いっそのこと前は32〜39Tのシングルギアでも構わないってことなんかねぇ?。そうなるとFDも要らなくなるし。