要するに、戦隊モノなのね。
せっかくだから萌えだけじゃなくて、燃えも追求しようと、とまぁそういうわけですか。いや、確かに熱かったよ。今回は感動の再会なわけで、それに水を差すようなことはあんまり思いつかないなぁ。各キャラの登場場面は見栄切りなわけで、これは様式美に徹するのが正しいわな。ただちょっと難を言えば、この作品はわりと空を飛ぶ爽快さをテーマにしているっぽいので、動きが激しすぎてついていけない描写はちょっともったいない。まぁそんなわけで、無難な出来だったかな。
イタリア海軍が出てきてちょっと興奮した。WWⅡ時のイタリア海軍は、確か大型艦ほど臆病で、戦う場面で戦わずに逃げ回り、挙句の果てに無益に沈められるってことが多かった。反面小型艦は勇敢なエピソードが多い。今回は戦艦の艦長がやたらやる気で、なんともワクワクしたよ。