咲-Saki- 第20話

 なぜにテコ入れ回?。
 かと思ったら、章間の承けとしてはいい出来だった。それぞれのチームカラーの繰り返し描写による強化なんだけど、こういうのいいねぇ。普通絶望的状況に赴く主人公の心構えや日常を描くのに使われるんだけど、麻雀というものが相手を蹴落とすための勝負ではなくって、牌を媒介としたコミュニケーションってのが示されているから悲壮感がない。
 それぞれのチームの個人戦前の過ごし方もなるほどと思わせるもので、それを意識させずに関係性をしっぽり描くのも嬉しい作り。
 で、個人戦なのね。ということは残り話数からすると全国大会はないってことか。咲のねーちゃんが顔出ししてたが、対局する場面はないってことか。第2期の噂も聞かないけど、全国大会の長野メムバーが決まって終わりってのも、キリはいいけどちょっと肩透かしを食らったような気分。
 咲って競泳水着を着ていながら泳げないとはなんの冗談か。いや、競泳水着風の何かなのか。衣もそれ胸見えてるだろ、描いてないだけでって確かに視聴者サーヴィスにはなっていたのかな。