喀什行きの便は結構な感動が

 飛行機に乗るのがあたりまえになってきたのだけども、今日のフライトはびっくりした。夕べのフライトは夜中だったので、あたりがわからなかったのだけれど、喀什行きの便は15:05発で、しかもディレイなしだったので、様子がよくわかった。もう離陸して高度を上げていく最中に、街の風景ががらっと変わるんですよ。禿山って感じですか。今まではどの飛行機に乗っても、海以外は人家や木が見られたのだけども、そういうものがまったく無い。タクラマカン砂漠の北辺を飛行するんだけども、高い山は氷河地形だし、そうでないところもほとんど植物がはえてないんです。そうしているうちに、平地の「文字通りの」砂漠があらわれてきて、あぁ、これが川が枯れていくところかとか、オアシスってこんなかんじなのかとか、地図でしか見たことの無い風景が見えて、2時間弱のフライトがぜんぜん退屈じゃなかった。なんかやっぱ未体験ってものは結構新鮮ですねぇ。旅に意義をそんなに見出しにくゝなってきてたところなので、これは嬉しかったですよ。
 うだうだ書いてきましたが、そろそろこの辺で。