大正野球娘。 第3話

 セーラー服や着物で試合をするんだ。そりゃ元々運動する服ではあるんだがな。
 あぁ、まだ3話なんだが、結構面白いな。主人公たちが女の子ではあるんだが、そういや萌えの要素がほとんど見当たらない。よくよく考えてみると、話運びがどうやらあの時代の少女向けストーリーに似せてあるように思う。で、それよりリアリティが感じられると。歳をとったせいもあると思うんだけど、もうね、全編泣きそうになりながら視聴しちゃうんですよ。登場人物たちに腹芸がほとんど見られないところとか。いや、もちろん大正当時そんな人間ばっかりだけでは無かったと思うんだけど、そういう部分は気付かれないよう、できれば表沙汰になるような事態にならないよう気を遣ってたのかね。
 で、小梅も晶子も男との対面で揺さぶられてさらなる展開を見せることに。元々野球をやるハメになったのは晶子の許婚に対する対抗心だったわけで、圧倒的な力の差を見せ付けられて、そりゃ忸怩たるものがあるだろう。で、予告によると次ヒキコモルらしいが、まぁそうだよな。
 初心者が野球に馴れる描写がそれっぽくてなかなか。で、それがまた微笑ましいんだわ。