君に届け 第22話

 Google画像検索で、羽幌をザッピングしてるんだけど、あんまりこの作品の舞台って感じはしないなぁ。
 今回風景画像に橋が出てきたから、これまたググると北海道三大名橋ってあるのな。札幌の豊平橋、旭川の旭橋、釧路の幣舞橋。でもどれとも違う。捜し始めるとけっこう面白いもんだな。手掛かりが大変だけど。やっぱ羽幌なのかね。
 爽子父は典型的な小市民で、なんかもどかしい。もうちょっと気が利いても…とは思うんだけど、娘を猫かわいがりだな。が、最後の最後で充電済みの携帯電話を渡しており、電話の内容も予測していたようにも見えるんだが、娘を手放したくない思いで家のクリスマスに無理矢理付き合わせていたんだろうか?。爽子の心理状態も、いやこの作品は最初っからそうではあるのだが、まるで小学生の葛藤みたいで、もどかしいやら微笑ましいやら。結果的に風早という恋人のいる爽子は、最初っからクリスマスパーティーに参加する資格が無かったとでもいいたげな展開。
 う゛〜、なんというか、職場の飲み会を優先させるのか、それとも家族団欒を優先させるのかって悩む社会人にも通じるものがあるなぁ。爽子にとってはクラスメイトが家族で、家庭が職場って感じがするが。友人を獲得してうれしい気持ちや板ばさみになるってのはわかるんだが、おっさんにとっては少し退屈な気はした。いや、ワンクッション置くのにこの展開がダメっていうつもりは毛頭ないんだけど。