脚本辻真先でスッキリ。
清水は放逐されたわけではないんだな。しかし本郷が中心になって部を組み立てるようになって、なんか安心して眺められるようにはなった。でもなんだかなぁ、本郷の意図をかなり説明してしまっているんだが、この作品の開始当時に比べると、親切すぎてうざったい。たぶん当時の視聴者からクレームが来て、方針を変えたんだろうと予想されるが、どうにもな。本郷の意図が視聴者にギリギリまで隠されているからこそ面白いわけなんだけどな。みどりの本郷擁護は長い付き合いだからこそ、当然あのような発言はあっても然るべきだし、みどりの性格設定からも自然ではあるのだが、気の抜けたサイダーみたいで、こっちとしてはちょっとわだかまるものがある。
前回の話運びも今回も、本郷がいみじくも言っていた通り、他力本願を批判されていたわな。最後も一乃瀬が見ていなかったら、ダッシュ練習も挫けていたのか?と思うとやるせない。なんかこずえも扱いにくくなっていないか?。いや、あの年頃の女の子なんてそんなもんだと思うんで、ある意味正しいとは思うんだが。周囲に配慮するのはむしろ大沼だったりみどりだったりするんで、組織の雰囲気のバランスとしてはよく取れているなと感心するのではありますが。