キスダム解釈捜索中。

 キーワードを含む日記めぐりという攻略本を読んでみた。・「キスダム」26話:始暁(終) - initialsrのメモ帳さんとこの、

やはり玲=四人目(ヴァリレイ)がラスボスというオチ。
主任(由乃)はヴァリレイの仕えた最初の主と関係があったらしく、
あの場に由乃がいたのもそういう理由だったかららしい。
主との死別に"絶望"して、それがトラウマになっていて、
生死の境界を打ち破る強い伝承者を探していた…とのこと。
つ〜ことは主任が全ての元凶だった…ということではた迷惑な話。

 ホントこれでいいんスか?。いや、脚本家たるべきもの、台詞のすべてに有機的なつながりだの、意味だのが込められていると思っていたんですが。七回生き返るという台詞にもネタじゃなくて、深い意味があるんかな?と思っていたわけで。
 ネクロワールドは和訳すると黄泉の国みたいな感じですかね?。シュウが由乃の死を精神的に受け入れるというのはわかってはいたんだけど、そのまゝ自分も死の世界に旅立ったのか、それとも厄介モノのハーディアンもろとも死とは違う別世界に封印したとかそんなのかとか思ってたんですがね。
 由乃の死を受け入れたくない人間は他にもいたんだけど、敢えてシュウが由乃の死を認めてしまうことで他のものも同じように認めてしまわざるを得なかった…とかいう世界の危機とかまるで関係のない個人的精神領域のお話という卑小なものでもないんだよな?。
 戦いを通じて淘汰を繰り返し、より強い伝承者を進化させっつーのもわかるんだが、なんでそれが生と死の狭間を乗り越えられるのかどうかも不明だった。上記のような解釈は、似たようなものが他のサイトさんでも述べられているんだけど、仮にそうであっても矛盾が多くて信じる気にならないというか、もしかすると、深いものが隠されているという私の思いはたんなる買い被りなのかも?という疑問もあってなかなか決断が出来ない。
 最后の乃亜のこだわりも、シュウが死んだことを受け入れられなくてひたすらネクロワールドを捜し求めているという、シュウの由乃由乃病と重ねているんですかね?。私もキスダムがつまらない話であると受け入れられなくて、すごい解釈が隠されているに違いないという病気に罹っているのかも。